岸本斉史のレビュー一覧
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購入済み
カカシ先生に憧れたすべての人へ
強く美しくかっこいいカカシが描かれています。カカシがどういった人物なのか、この作品を通して少しだけ知ることができた気がします。カカシ先生が好きな人は必読です!
このような素晴らしいノベライズを出版して下さったことに感謝します。 -
大団円!
72巻という長い旅路の末、熱血・友情・勝利な結末が待っています。サスケさんはいろいろこじらせていたので、どう落とし前つけるのか、この風呂敷は畳まれるのか!?など興味津々でしたが、複雑なパズルが嵌まった感じのすっきり読了感あります。推しキャラによってはもちろん色々異論はあるのでしょうが、作者の創造力の限りを尽くして、NARUTOの世界はキレイにまとまったと思います。多くの作品が失速したり、グダグダしたり、作者が居なくなったりで残念なことになることも多いなか、とても良い体験をさせて頂きました(^-^)/
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Posted by ブクログ
完結。700、ナルトで完結はキリもゴロもよくて大団円。
カグヤ封印して、世界が元通りでめでたしめでたしとなるはずが、ナルトとサスケの戦いが始まります。本当の最終決戦。場所はやはり終末の谷。
絆の重さ。それを紡いてきたから知るナルトと、断ち切られたから知るサスケ。光と影を象徴する二人。求めるもの、掲げるものは同じなのに、そこへの道程が違うために、すれ違いぶつかり合ってきた二人。
決着でつながる血流と石像の手。無限月読から解放するときの二人の結印。いろんなところに暗示がちりばめられていて、読み返すたびに震えてきます。
エピローグが第一話プロローグ下地にした語りであるのも、ナルトの光と影を暗示して -
Posted by ブクログ
ネタバレこの作品は似通っているようで決定的な違いを孕んだ二つの考えが衝突している。一つは、自分が誰からも必要とされていない感覚や孤独はこの世で最もつらく、他者とのつながりこそが人を強くするという考え、もうひとつが、つながりの喪失は孤独よりも辛いものでありつながりは人を弱くするという考えである。しかしそもそも忍者バトルと聞いて多くの人がこういったテーマを最初に思い浮かべたりはしない。このテーマは大きく作者の実体験に基づいているように思われる。
実家の近所の大学卒の作者というのもあり、作者の人生経験にまで思いを馳せたくなるような、誰にとっても身近でかつ壮大な興味深いストーリーだった。
てか単純に火遁豪火球