朱戸アオのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2019年末~2022.6月現在も続いている新型コロナウィルス パンデミック禍。それを予見するような内容のマンガとして注目を集めている作品だそうで……
恥ずかしながら、人に薦めてもらうまで知りませんでした。
全3巻なのですが、1~3巻の感想をこちらのページにまとめて記載します。
まず、皆さん抱かれている感想だとは思いますが、本当にコロナ禍と酷似している描写に驚きました。
作中ではペストが流行という違いはあるものの、「濃厚接触者の隔離」「食料品の配給」「緊急事態宣言」「感染の多い地域からの移住者・移動してきた人への差別」「犯人捜し」「感染者への差別」などかなりの点で現実とリンクしてい -
購入済み
医療ミステリーもの
医療ミステリーものといえるであろうコミックである。特に最初の話はコロナ禍の今、実感を持って読める作品である。次の作品も 死んでも金メダルが欲しい と言われるオリンピック選手の歪んだ環境 気持ちをよく表している。絵柄は少しごちゃごちゃした感じがするが、丁寧には描かれている。
題名にもなっている義手はあまり効果的な使い方はされていない。
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Posted by ブクログ
「でも今度は違う。まだ間に合うかもしれない。ここが地獄のような場所になってしまうのを、止められるかもしれないんだ」
富士のふもとの街、横走市でペストがアウトブレイクする。
当初は抗生剤で抑え込めたように思えたそのペストは、多剤耐性を持った新型へと変化して市全体へと広がっていく。
主人公は横走中央病院の医師玉木涼穂。
そして疫研(国立感染症研究所かな?)の原西、自衛隊病院医師駒野、そして多数の医療関係者・市民。
全3巻の中にぎゅっと詰め込まれた緊張感。
横走市民への差別、緊急事態宣言でロックアウトされた横走市からの脱走。そして感染症との果てない負け戦。名作です。
アルベール・カミュの「ペ -
ネタバレ 購入済み
パンデミックもの
はじめてパンデミックを読むので、全3巻の気楽さから購入
2巻の途中あたりから、
うーん?と思うことが増えはじめ
最終的には、プロット組み直してやりなおしてほしいなぁ〜
になった。
と、思ったら
パンデミックもので、同じ作者が描いている漫画が出ているようだ
そちらを読むかはまだ決めていないけれども、
どちらも未読の方の参考になれば。
全体的にはとても参考になることが多く
コロナ禍で人々がどのように動くのか、動くと良いのか等、思ってもなかった面もあり、読んでよかったなぁと思いました。
くどいですが、全3巻なのでサクッと読める上、内容が薄過ぎることもないという印象で -
購入済み
テンポ
最初はドラマみたいで面白そうと期待したんですが、どんどんその気持ちは萎えていきました。とにかくテンポが悪すぎる。ある意味で日本のドラマの悪いところに似てる。