吉田貴司のレビュー一覧
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強く推薦
佐藤漫画製作所が発行する電子コミック誌で、多彩な作家陣による22作品を収録したオルタナティブな一冊。
巻頭の塀内夏子「EVIL~光と影のタペストリー~」の続編「EVILⅡ~メビウスの扉~」は、緻密なサスペンス展開で読者を引き込み、80ページの大ボリュームで物語の核心に迫る。
佐藤秀峰「描クえもん」は漫画業界の裏側をユーモアと風刺で描き、業界ファンに刺さる。
吉田貴司「やれたかも委員会」は、日常の微妙な恋愛感情を独特の視点で切り取り、共感を呼ぶ。
内田春菊「LOVE FOR SALE ~俺様のお値段~」は、独特のユーモアで人間関係の複雑さを表現。
長尾謙一郎「クリームソーダシティ」は懐かしさと奇 -
Posted by ブクログ
作品紹介にあるような喜劇という印象ではなかった。
いつもの作風で淡々と描かれてはいるものの、似たような境遇にあった人や、今まさに体験している人には、すこし読むのが辛いかもしれない。
読後には、「よくぞ向き合って描き切ったなぁ」という、作者さんを労いたい気持ちでいっぱいになった。
公に事件にはならなくても、厄介な家族のことで悩まされ、世間一般の感覚との乖離に苦しんでいる人達が、この作者さんの感じたこと、考えたことを追体験することは、決して無駄じゃないと思う。
巻末の作者後書にもあるように、そういう人たちにこそ、読んでほしい。
私は葬式のシーンで少し安心した。
いつか家族を送る時が私にもやって -
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購入済み
男の未練
色恋において、男は未練たらしいもの。
男の読者にとって、青くさい若僧の時の経験がフラッシュバックするがゆえ、共感したり、おもしろいと感じるのか。
男性委員が軒並み「やれた」票を投じる中、満子委員が異を唱えるパターンがリアルだと思いました。
男が思うほど女はほだされていないし、色恋においてはシビア、これが真実だと思います。 -
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女々しい、でも好き
一生に一度あるかないかのワンナイトラブチャンスをたくさん描いています。
どの話を見ても自分が同じ場面に遭遇したときに、同じ行動するんだろうなと思いました。 -
Posted by ブクログ
あぁ、甘酸っぱい!少しゲスいけど甘酸っぱい!そこがリアル。青春ですね…(笑)
1話目が「いや、やれないでしょ」って話だったので、最後の月さんの言葉が無かったらその先読まなかったかも。危ない。
委員会は女性だけで構成した方が正確な結果が出そうだけど、まぁそれだと悲しくなっちゃうかも(笑)
女性ってサインを出しつつ、男性が正常な性欲があるか、積極的・適切に行動できる性格か、自分に忠誠心があるか、等々を、無意識にテストしてると思うんですよね。
男は数打てば子孫残せますが、女は妊娠・授乳に何年も自由を奪われますから、男の見極めは大事なのです。
結果を出せない男の子供に何年も取られるのはかなりの痛手 -
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21作品を収録した意欲作
21作品を収録した意欲作。
巻頭の「EVIL II ~メビウスの扉~」(塀内夏子)は、緊迫感溢れる最終回で物語を締めくくり、読者を圧倒。
「Stand by me 描クえもん」(佐藤秀峰)は、人気作終了の裏側を描き、ユーモアと深い人間ドラマで魅了する。
「軍と死~637日~」(莉ジャンヒュン)は、脱走兵を追う韓国軍の過酷な現実をリアルに描写し、強烈な印象を残す。
「[poor]~ゼラニウムの誘惑~」(郷田マモラ)は、心理の深淵に迫る展開で読者を引き込む。
「女王のトランク」(北森サイ)は、女子高生ハレカの奇妙な冒険が続き、独自の世界観が光る。
「やれたかも委員会」(吉田貴司)は、ドラマ化で話題 -
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充実の一冊
23作品を収録した充実の一冊。
巻頭の「やれたかも委員会」(吉田貴司)は、ドラマ化で話題沸騰、恋愛の微妙な機微を軽妙に描き、幅広い読者に支持される。
「Stand by me 描クえもん」(佐藤秀峰)は、ユーモアと人間ドラマの絶妙なバランスで物語を牽引。
「EVIL II ~メビウスの扉~」(塀内夏子)は、核心に迫るサスペンスが緊張感を高め、読者を引き込む。
「女王のトランク」(北森サイ)は、女子高生ハレカの奇妙な冒険が新鮮な魅力を放つ。
「LOVE FOR SALE ~俺様のお値段~」(内田春菊)は、ダメ男を巡る人間模様を鋭く描写し、共感を誘う。
「[poor]~ゼラニウムの誘惑~」(郷田マ -
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22作品を収録した意欲作
電子書籍世代向けのオルタナティブコミックとして、22作品を収録した意欲作。
巻頭の「Stand by me 描クえもん」(佐藤秀峰)は、単行本2巻発売に合わせ、ユーモアと人間ドラマで魅了。
新連載「女王のトランク」(北森サイ)は、女子高生ハレカと女王の出会いから始まる奇妙な物語が新鮮。
「[poor]~ゼラニウムの誘惑~」(郷田マモラ)は、衝撃の第2回で深い心理描写が光る。
「軍と市~637日~」(莉ジャンヒュン)は、韓国軍の過酷な現実をリアルに描き、読者を引き込む。
「やれたかも委員会」(吉田貴司)は、恋愛の微妙な機微を軽妙に表現し、ドラマ化の人気を裏付ける。
「LOVE FOR SALE」 -
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多様なジャンルで魅了
24作品を収録した意欲作。
表紙&巻頭の「Stand by me 描クえもん」(佐藤秀峰)は、ユーモアと人間ドラマの絶妙なバランスで読者を惹きつける。
新連載「OUT」(高橋コウ)は、孤独な少年と謎の少女の出会いから始まるサスペンスが鮮烈な印象。
「やれたかも委員会」(吉田貴司)は、恋愛の微妙な機微を軽妙に描き、ドラマ化の人気を裏付ける。
「LOVE FOR SALE ~俺様のお値段~」(内田春菊)は、ダメ男を巡る人間模様を鋭く切り取り、共感を呼ぶ。
「EVIL II ~メビウスの扉~」(塀内夏子)は、緊張感ある展開で物語が加速。
「クリームソーダシティ」や「THE 3名様~壊れかけの