安西洋之のレビュー一覧
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ラグジュアリーという言葉、ちょうどホテルについて調べる時にいわゆる外資系ホテルブランドランクでもラグジュアリーという言葉もあり、タイトルだけで買ってしまった本。新がつくように、旧来の贅沢やハイブランド、優雅、上品といったイメージのラグジュアリーでなく、ダイバーシティ、サスティナブル、クラフトマンシップといった人々の心に寄り添うような理想的な概念として新たに位置づけられていると感じました。新たな価値、多様な価値、付加価値をつけた広義の意味で、新たにラグジュアリーをの考え方を提示している。
ラグジュアリーのイメージはファッションに繫がるところがあるものの、10の講義といっているので、歴史や海外、日本、学問として、ビジネスとして、文化やさらに広がりのあるような著書の思い等も書かれておりり、この分野について、自分の中で考えを深める点では、素敵な本に出会えたなと思った。 -
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ネタバレ人生をこんなんでなくチャンスと捉える人のための本。意味のイノベーション。人間は外せなく目的によって評価されていると信じる人のための本。生活のソリューションでなく贈り物である。意味の探索についての本。
意味のイノベーション、ジョブ理論とも言ってることは共通しているように感じる。
デザインとついているが、いわゆるデザインの本ではなく、企図するという意味のデザイン。
メモ
・意味のあるビジョンが一つあれば良い。
・批判精神と自分自身から始めることが重要
・問題解決のイノベーションと逆で内から外、批判精神からイノベーションを生み出すのが意味のイノベーション
・ヤンキーキャンドル。蝋燭はあかりから香りへ。温もりの提供に価値が感じられるように。
・人は理由に心を捕われている。方法以前に。
・新たな意味の発見が重要になっている理由
経済的な豊かさ、機会が多様にある世の中(選択肢が多すぎるが故に理由を求める)、変化の激しさ。
・新しい意味を描くべきタイミングを見極めるための問い
市場の動きに大きな変化はあったか
業界で重要な問題解決のイノベーションが起きているにもかかわらず、
製品に興味を失っている顧客の不満を感じたことはないか
市場で新しい動向を見せ始めている分野があるか
・メンバーに共通する特性
既存の状況に満足していないこと
変化を恐れず期待を持っていること
批判と熟考を楽しめること
・メンバーの組み合わせ
思慮深さと冒険的
経営トップと社員
多様な個人の組み合わせ
コアと周辺 -
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ネタバレ1.イタリア産の革製品やスーツを何着か買ったことがあるのですが、非常に使いやすく愛用させてもらっています。ファッション業界を見るとメイドインイタリーという表示をよく見るために、なぜ日本ではイタリアが人気なのだろうと思いました。
2.メイドインイタリーには「意味のイノベーション」「アルティジャナーレ(職人的な)」という言葉が土台となっています。これは、ただモノづくりをするだけでなく、自分が好き、美しい、美味しいと思わないものを作らないということです。つまり、審美性を重要視しています。それにより、画一的で無機質なものではなく、モノを持っていることで価値があると思わせてくれます。
ここまでイタリアの産業が発展した理由は3つあります。1つめは政府主導ではないことです。これは、民間企業が自ら努力していくことで強い経営が実現できます。2つめは、中小企業でも軸をもってビジネスをしていることです。日本では、大企業=良いという固定概念が植え付けられていますが、イタリアではこのようなことはなく、中小企業でも自分たちのスタイルを貫いて海外市場に展開しているということです。3つめは、テクノロジー主導ではないことです。日本やアメリカではいかに効率良くするかばかり念頭に置きますが、イタリアではテクノロジーに頼らなくてもビジネスを成功させるためにはどうすればよいかを考えています。
このような考えのもと、メイドインイタリーは世界で最も人気のブランドとなっています。
3.日本の中小企業ならマネできる部分があるのではないかと思います。いまだに、全員に好かれるためにはどうすればいいのか、100%の正解を出すことへの固定概念みたいなものを感じます。もちろん顧客を増やすことは重要なのですが、万人に好かれることはないと覚悟することも大切だと思います。そのため、中小企業では、自分たちがやりたいビジネスは?好きな商品は?と問いかけることで、大企業に負けない市場獲得ができるのではないかと思います。思い出してみれば広島?かどこかの椅子を作っている会社の社長が「自分の会社なのに、魅力的だと思えるものが一切ない」といって経営方針を一新したという話があります。このような負のスパイラルに陥らないためにも、自分たちの理念や審美性を見直していく必要があるのだろうと思いました。 -
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ネタバレデザイナーとして働く中、このタイトルに目を奪われ手に取りました。内容は主にイタリアで行われている「デザインドリブンイノベーション」という思考方法を活用したデザイン政策に関してです。個人的に、デザイナーのスタイリングとしての役割に限界を感じており、にも関わらずソーシャルデザインといったスタイリング能力だけでは実現不可能な事柄を求められていることに違和感を感じていました。どうすればデザイナーとして社会に関われるのか。そういったことにヒントを得ることができる内容でした。イタリアデザインは人間を中心とした考え方が根底にあるにも関わらず小さなデザインの域を出ていけないのは経営をデザインが混ざっていけないことにあるとわかりました。現在日本でも「デザイン経営」といった政策が打ち出されて経営者がデザインを学んだ方が早いといった意見も出ていますが、私はそうは思いません。経営者がデザインを学び、デザイナーが経営を学ぶ。そうしてお互いに共通言語を見つけ出しながらイノベーションの可能性を探っていくことが理想かなと考えています。相反する印象を持つ二つの職業が混ざり合う時に他者が真似できないリソースが生まれるのではと感じました。デザイン思考によるマーケットプルだけではユーザーを超えるリソースが生まれにくい今、デザインディスコースにより生まれるテクノロジープッシュがイノベーションの後押しをしてくれるはずです、そしてそのためにデザイナーはデザインディスコースに関わる専門家たちを繋げる役割を果たすことができます。これからのデザイナーはより多くの事柄を繋げる役割として展開されていくだろうを思います。
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これからの顧客に対して新しい価値を提供するには、「問題解決のイノベーション」ではなく、「意味のイノベーション」が必要である。その為には、今までのイノベーションのプロセスではなく下記のプロセスを大切にするということ。
・内から外へのイノベーション(今までの外から内へのイノベーションではなく)
・批判精神(今までの批判してはいけないということからは間逆の考え)
これらを実現する為には、まず自分から始まり、スパーリングペアにより、自分自身の考えを深め、
ラディカルグループにより仮説を進化させる。その様な過程を経てから初めて多くの人にさらさないと多くの人かららの否定に耐えることが出来ない。
この様に今までは、アイデアを沢山だし、それをみんなで組み立てていく一般的と思われているイノベーションのプロセスとは違い
アップルのiPhoneが生み出されたプロセスが今後新しい市場を作っていくことになり、今までの考え方からの転換をする必要があるということを伝えている。 -
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「突破するデザイン」Roberto Verganti
できるだけ早く結婚して子供を持つ方がよいのだと、全員が信じて疑わない時代がかつてあった。唯一の選択は「誰と」であり、いつではなかったし、その後何をするでもなかった。
最近まで人々の人生における問題の多くは予め規定されていた。学校を卒業し、伴侶に出会い、仕事を見つけ、住居を構え、子供を持ち、キャリアを積んでいく、と言ったような。これらは文化によって決定づけられ、社会構造に根深く染み込み、人生に意味と方向性を与えていた。人々がそこに疑問を挟む余地はなかった。誰を伴侶にすべきか、子供を何人持つかといったことにはそれなりに頭を悩ませたが、注力していたのは、こういった問題への適切なソリューションを見出すことであった。
人間はニーズではなく、目的によって突き動かされている。
我々が朝目覚める理由は、問題を解決する為ではなく、世界にもっと意味のある物事を作り出す為。
人生における大問題は、「どのように」ではなく「なぜ」
これまでのイノベーション理論は、前世紀に定着した「ニーズ」に突き動かされた生活に基づいていた。
私は生まれてきた子供に「申し訳ないが、この世界に生まれた以上、君は解決すべき問題を持っている」とは言いたくない。人生とは贈り物であり、可能性が大きく開かれたチャンスである。問題やニーズよりも大切なものがある。
もしあなたが問題解決をしたいのでれば、愛について考える事は避けた方がよい。もしあなたが人々に愛されるモノゴトを創造したいのであれば、問題解決から離れて愛について考える事。愛は人生に意味をもたらす感情の一つであると同時に多大な苦労を伴うもの。問題解決と愛は両立しない。
意味の創造においては、あなたの価値観やあなたが信じているもの、世界に対するあなたのビジョンがとても重要な起点となる。例えるならそれは贈り物のようなもの。
現在の主流なイノベーションの方法では、アイデアに埋もれてしまう。どれだけたくさんのアイデアを持ったところでビジネスと顧客にとって取るに足らない価値を増やすだけ。モノゴトが曖昧になる事で価値を破壊する。
ものごとの価値は、どの方向性がより意味を持つかというビジョンから生まれる。多くのアイデアは必要とせず、意味のあるビジョンが一つあればよい。ものごとをいかに改善するかではなく、なぜ私たちがそれらを必要としているか。
よりよい何かではなく、より意味のある何か。
人々が意味を探し求めている世界でイノベーションを起こすことは、ソリューションを探し求めている世界での取り組みとは全く異なる。
意味のあるモノコトを作り出すには、外部からアイデアを得るのではなく、自分自身から始めること。
人々が予想もしなかったが意味があると感じる新たな可能性を提供すること。
あなたが誰かを心底うろたえさえるのであれば、それはあなたが正しい道にいることを意味している。
意味のイノベーションでは、スパーリングパートナーが互いの仮説の弱さを責めるが、根幹では似たようなシナリオを信じているので恐怖はない。
外部者がもたらすべきことは、優れたアイデアではなく、優れた質問。
意味とは、何らかの特別な重要性、目的。自分の人生に価値があると感じさせてくれる目的意識。
今日、人は「方法」以前に「理由」に心を捕らわれている。
ぜいたくかどうかを問わず、人間は、ダンス、歌、愛、そして意味の探索を行う。
富裕かどうかを問わず、世界中でどんな人々も意味を探し求めている。
無限の選択肢は、私たちが逃した選択肢を惜しむ感情を引き起こし、そういった失敗に対する自責の念を生む一方、次への期待を喚起しやすい。無限の選択肢は解放よりも麻痺につながる。
バラエティの少ない世界では、より多くのソリューションが賞賛される。より多くの選択肢がある世界では、意味の重要性を見出す事が賞賛に値する。
問題解決のイノベーションは回答であり、人々にニーズがある事を前提としている。
問題解決のイノベーションが取り組んでいるいのは、ネガティブなこと。
問題解決のイノベーションが取り組んでいるのは「どのように」ということ。
問題解決のイノベーションの値打ちは、性能で測られる。
我々は、ユーザーではなく、人間と見なされる時に心を奪われる。永遠の愛こそが、私たちが新たな意味について語る理由。
意味のイノベーションは内から外に向かう。それは内から沸き起こるビジョン。
ユーザーはこれから愛するかもしれないものを伝える事は上手くない。
ラディカルサークルは招待制にすること。共通の違和感と変化、挑戦への意志、建設的な方法を共有すること。
ビジョンの創出はラディカルサークルの中でしか起こらない。役に立つ親密性という繊細な建設的な批判のプロセスを必要とするから。 -
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1/20-2/6
MBAや先進国の大企業の重役室で語られる内容や用語の数々が賞味期限に達している今、輝く中小企業が大切にしてるものは何か❓
1.他人への敬意
2.自らを肯定する尊厳
3.創造力
1.企業文化
2.内部コミュニケーション
3.ワールドクラスの人材
•デザイン スモールデザインとビックデザイン
•ルールメイキング
•オープン
•ローカル
•ビジョン
•イノベーション
•チーム
•パッション
1.どうあったら良いのか、と言う深い動機
2.潜在市場が大きいこと
3.タイミング
人の生き方に夢や希望を与える様なことを経営者が目指すことが、質の高い人材を確保する上で想像以上に大事
日本では規模を大きくすることを目標とする考えが強いが、ヨーロッパの会社には少数精鋭でもエッジの効いたことを手掛けようという企業文化がある
MBAや先進国の大企業の重役室で語られる内容や用語の数々が賞味期限に達している -
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ローカリゼーションマップのことを仕事でお知り合いになった某識者から教えていただいたので自分は大丈夫だったのですが、タイトルはセンセーショナルな感じで若干軽めに感じてしまいます。しかしながら、非常に深い観点で書かれています。作り手ではなく顧客の目線でビジネスを進めることの重要性を「地域文化と製品文化」という切り口で捉えた点が本書のユニークなところです。「風土→民俗→ライフスタイル」という地域文化のレイヤー構造、そして、リサーチャーの資質として「歴史への勘・地理・言語への興味・モノへのこだわり」としているところが自分にとって斬新な点でした。観点はユニークなのですが、体系化もう少し厚めに取り扱っていただけると星5つなんだけどなあという印象を持ち、星4つにしました。
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Posted by ブクログ
Googleで日本のキーワードで画像検索
京都、日本地図、日の丸、相撲、舞子、サクラ。。。
あれ、こんなんだっけ?日本って
※旦那さんが行っているメキシコのGoogleで調査
本の中でも
クールジャパンでイメージを限定しているが、本来は拡散が必要という指摘に納得
六本木ヒルズ、表参道、東京駅の再開発などスタイリッシュな都市もあるし京都だけでなく自然が楽しめる観光地
日本は海外から限られたイメージで見られているだろう。
別に日本のナショナリズムに浸るつもりは毛頭ないが、真の姿とはかけ離れているのがもったいないと思ってしまいます。
この本で提唱しているのは、海外で自分の商品を売る地図としてlmap(エルマップ)を作ること。
市場の理解と商品の理解を図る。
そのために、製品文化と地域文化
二つの切り口から理解するアプローチが紹介されていました。
作ってみたいと思いましたが、もっと具体的な事例があるとイメージしやすいと思いました。