安西洋之のレビュー一覧

  • 「マルちゃん」はなぜメキシコの国民食になったのか? 世界で売れる商品の異文化対応力

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    海外市場でビジネスを成功させている企業の事例を紹介しながら、「ローカリゼーション」の必要性や活用のポイントを分かりやすく解説している。

    日常生活のロジックの違いを理解することがグローバルビジネスを展開していくうえでの出発点であり、「異文化対応力」が鍵になるという。

    「グローバルはローカルの集まりだ」

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    2011年12月09日
  • 「マルちゃん」はなぜメキシコの国民食になったのか? 世界で売れる商品の異文化対応力

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    "In-Out"。日本のビジネスを海外に持って行くことをよくそういうが、その時の問題は、やはり、グローバルな製品/サービスなのか、マルチナショナルなモノなのかをよく考えていた。この本は、グローバルに進出する際のローカライゼーションの度合いについて、事例の紹介とともに、マッピングによる分析をおこなっている。

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    2011年12月04日
  • デザインの次に来るもの

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    意味のイノベーションについての内容。イタリアのデザインに対する課題を問いつつ、近年のデザインの意味みたいなことを述べている。へーって感じで特に得るものは特になかった。
    意味のイノベーションの解説についてはほかに譲った方がいい。

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    2024年09月22日
  • 突破するデザイン あふれるビジョンから最高のヒットをつくる

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    勉強になる。
    前半は、「問題解決のイノベーション」と対比しながら、「意味のイノベーション」の概念、重要性を説明しています。「意味のイノベーション」が「価値の新たなものさし」を提示することであること、それがブルー・オーシャンの創出に有用であること、ユーザーが全て知っているわけではなく、「意味のイノベーション」は自分の中から出発すること、などを理解できました。
    後半では、「意味のイノベーション」の実践方法が説明されます。こちらは、私の理解力等の不足で、正直なところ腹落ちには至りませんでした。

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    2021年02月16日
  • 世界の伸びている中小・ベンチャー企業は何を考えているのか?

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    欧州を中心に、きらりと光る中小企業を取材し、その特徴を分析したもの。国際感覚=国境の活用、デザインを広く活用すること、ルールを作り活かすこと、など、小さな企業でも世界で戦うための心構えなどが学べる。中小企業各社へのインタビューが載っているのだが、分量が少なく欲を言えばもっと深掘りした内容が読みたい。

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    2020年12月20日
  • 日々の政治 ソーシャルイノベーションをもたらすデザイン文化

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    着想は大変興味深いが、読みにくい本であることは確か。巻末の訳者解説から読み始めて、4章から1章へ逆に読むととっつきやすいのかもしれません。

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    2020年11月28日
  • 世界の伸びている中小・ベンチャー企業は何を考えているのか?

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    1.中小企業が市場で生き残るためにどんな組織風土を作っているのか、財・サービスを提供するにあたってなにを意識してるのか。

    2.大企業と異なり、狭く高く売っていく必要がある。大企業よりも迅速に、積極的に市場に関わり、さまざまな情報を集めていかなければなりません。そこで必要なのは、良いチームを作ること、理念を持つこと、より良い財・サービスを提供することの3つです。本書のなかでインタビューを受けた人のほとんどが言ってました。しかし、それだけではなく、ブルネッロのような違う価値観を持った人もいるので、本書でしっかり学ぶのがいいです。

    3.良いチームを作り上げるのが一番だと思いました。私は、1人で解

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    2020年07月26日
  • 「メイド・イン・イタリー」はなぜ強いのか?

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    気づきある部分もあるが、著者の仮説を証明するためにかき集められた事例がどれも具体性があと一歩欠け、引き込まれそうで引き込まれない内容になっていると感じた。

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    2020年05月28日
  • デザインの次に来るもの

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    意味のイノベーションの話。自分はずらし、やバイアス崩しのことを、いっているのだと理解。
    参考になるようなならないような。

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    2019年08月24日
  • 突破するデザイン あふれるビジョンから最高のヒットをつくる

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    ネタバレ

    #意味のイノベーション の本と言えばこれである。

    いくつかのヒット商品においてこれまでの常識が通用しないものの解釈として「意味」により説いている。実例と説明がリンクしているのでわかりやすい。

    また「意味のイノベーション」のために大切な「批判精神」「解釈者」という概念も取り上げており、単なるアイデア本ではなく実務に使える深みを与えている。

    イノベーションに関する他の本を読んでいる人ならすぐに読み終えられるし、その際に受ける視点変化による気づきも深い良書である。

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    2019年08月16日
  • 突破するデザイン あふれるビジョンから最高のヒットをつくる

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    ネタバレ

    「これは意味の探索についての本である」という冒頭の通り、イノベーションには2つあり「問題解決のイノベーション(問題解決)」と「意味のイノベーション(意味)」。

    【2つのイノベーション】
    問題解決はHOWを考える、意味はWHYから考えて問題の再定義をするとあったが、そもそもHOW議論するのは思考プロセスとしていけてないと思う。また、意味については内→外の発想だとあったけれど、もっと厳密に言うなれば外→内→外で、まずは現場の声(WHAT)があって、何が問題の根源かを考え(WHY)、施策を考える(HOW)だと考える。つまりは、問題解決の定義をし直しているだけかと。

    意味のイノベーションに大切な要

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    2019年01月24日
  • 突破するデザイン あふれるビジョンから最高のヒットをつくる

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     今、会社に一番足りないことが書いてあった。サービス開発に携わる人は、本書を絶対読むべきだ。なぜ、コンサルを使ってもいいサービスが生まれないのかを教えてくれる。楠木センセの「好き嫌いと経営」話に繋がる内容で、大変面白かった。

    1.現在のイノベーションの主流な方法では、アイデアに埋もれてしまう。どれだけたくさんのアイデアを持ったところで、ビジネスと顧客にとって取るに足らない価値を増やすだけである。多くのアイデアを区別できなくなり、モノゴトが曖昧になることで、価値を破壊してしまうことになる。
    2.モノゴトの価値は、どの方向性がより意味を持つかというというビジョンから生まれる。多くのアイデアは必要

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    2021年08月08日
  • 突破するデザイン あふれるビジョンから最高のヒットをつくる

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    ■新たなイノベーション
    ①問題解決のイノベーション
    既に市場で明らかになっている問題に対して"How"を考えることで立ち向かう。、

    ②意味のイノベーション
    取り組むべき問題自体を再定義する。"How"に加えて"Why"も追及する。
    →これまでのイノベーションの方法とは異なる。ブレストもユーザーヒアリングもしていない。
    ★なぜならユーザーはそのニーズに気付いていないから!

    ■イノベーション発生のプロセス
    ・問題解決のイノベーション
    ①方向性:「外から内へ」ユーザーがどのよに既存製品を使うかを観察して、解決策のアイデアを練る。
    ②考え

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    2018年05月28日
  • 世界の伸びている中小・ベンチャー企業は何を考えているのか?

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    抽出される要素は興味深い。自らの経験を軸にして深く考えると使えるか。

    ◯狭く、高く売る。

    ◯国境をどのように認識するか。
    基準が異なり、解釈を引き出すには時間がかかるが、効率的な方法もある。

    ◯国民イメージを逆手にとった対応で文化的障壁を超える。

    ◯スモールデザインとビッグデザイン
    ・教養を涵養し、ビッグデザインの背景を体感する。
    例)マザーハウスのアート助成制度 「視野を広げてほしい」というメッセージを言葉を重ねるよりもクリアに伝える。

    ◯文化の隔たり(アジアはヨーロッパ文化のほうが馴染みがある)

    ◯敬意、尊厳=ありがたし

    ・設計されたオープン化

    ◯コンテンツはローカルに任

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    2017年04月16日
  • 世界の伸びている中小・ベンチャー企業は何を考えているのか?

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    キーワードとして、デザイン、ルールメイキング、オープン、ローカル
    自分の感覚を重視して前進している
    1.全体像を掴むことを目指す
    2.全体像とは、輪郭のはっきりしたものではなく、全体と思われる中に属す3つの部分の関係性が分かった時の確信である
    3.2つのことを同じとするか、違うとするかがテーマと常に思い返すこと

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    2016年07月03日
  • 世界の伸びている中小・ベンチャー企業は何を考えているのか?

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    本書では、注目される中小・ベンチャーの経営者へ、成長への3つのキーワードをインタビューしている。具体的な戦略よりも、「最適なチーム」「ビジョンの共有」「経営理念・哲学」「市場の捉え方」といったものが並ぶ。ビジネス目線からは、抽象化されすぎて、もどかしいかも。
    マザーハウスの、理念・失敗の仕方・未来志向は、納得感が高い。彼らの成長プロセスにある、小さい成功の積み重ねと、その先にある未来が描ければ、ほぼほぼ、いけるのではないか。

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    2016年01月25日
  • 世界の伸びている中小・ベンチャー企業は何を考えているのか?

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    中小企業なんだから、狭い範囲に高く売れるモノ・コトを商売にする。
    中小企業なんだから規模が異なる大企業の猿マネをしようとしてはいけない。

    この辺り、納得。
    なかなか下請け根性って抜けないものなんだよな、と実感。

    あと、イタリアは政府や大企業はイマイチだけど中小企業零細企業に勢いがある、というのははじめて知った。
    ついついその国の大企業や有名企業の有無や業績でその国の経済状況のイメージって作りがち…。

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    2015年11月28日
  • 世界の伸びている中小・ベンチャー企業は何を考えているのか?

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    ネタバレ

    世界の中小企業の事例集。
    様々なケースを扱っているため、一つ一つをそれほど深くは書かれていないが、海外に進出する際に、現地の知り方がイメージしやすくなっている。
    「人材」「ビジョン」「事業集中」以外で、何が必要かという問いに対して、経営者の視点を読めるのは面白い。

    〈時代を先取りする中小ベンチャー企業から得たヒント〉
    1、人のあたり前の姿や社会的に正しいことを意識する
    2、中小・ベンチャー企業は時代の先端を感じるセンサーである
    3、世の中に流布している声に押しつぶされない
    4、情報や記号を読み取るトレーニングをする
    5、異なる文化と付き合うことのコスト概算を取る
    6、さほどお金をかけないでも

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    2015年06月17日
  • 世界の伸びている中小・ベンチャー企業は何を考えているのか?

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    ネタバレ

    中小・ベンチャー企業の幹部へのインタビュー(成長のための3つの鍵、国際ビジネスでの国境の利用)を拠り所にしながら、筆者が考える、これからを生き抜く中小・ベンチャーのデザイン、市場ルールメイキング、オープン・プラットフォーム、ローカル対応といったコンセプトが語られる。
    企業経営を考える立場ではないので、自分との関係性は低いと感じたが、ビッグ・ローカルという地域感は新鮮だった。
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    2014年11月02日
  • 「マルちゃん」はなぜメキシコの国民食になったのか? 世界で売れる商品の異文化対応力

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    いかにして日本企業が海外進出して失敗・成功したか。
    海外進出する際にはその国に既存する文化、その国の言語体系に注目しなくてはならない。
    キッコーマン・東洋水産(マルちゃん)・パナソニック・TOTO・SONYなどの日系企業の挑戦。

    今までは文化のみに注目すればいいと思っていたけど、
    言語体系に注目することによってその国の人の価値観が分かるという見方にはナットク!
    全体的に読みやすく、図も用いられていてよかった。

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    2013年07月08日