太田和彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今年2013年の読書テーマは「食と写真」でございます。
開高健「新しい天体」に続く食の本第二弾は太田和彦「居酒屋道楽」でございます。
食といったら酒でしょう
そうでございます。食について読んでいくとなれば、これはもう勤務後の一杯が美味いのと同じ、当然のごとく酒についても読んでいかねばなりません。それは火を見るよりも明らかであり、思わずお天道様が沈みきるまえに一献傾けてしまうほどでございます。
つまりは読んでいたら飲みに行きたくなったと。そういう塩梅でございますな。
正直、あまり好きな文章ではございません。煩いおっさんの、しかもどちらかというと独りよがりの文章でございます。
とはいえこの乾 -
Posted by ブクログ
ちょっと前まで帰宅すると、ちょうど著者の居酒屋やバーを紹介する番組をやっていて、缶ビールを片手に、もしくは歯を磨きながら、よく見ていた。もうひとつ、吉田類という俳人の番組も時間帯は違うが見るときもあって、酒飲んでリポートして、いい商売だなあと思ってみていた。(簡単じゃないのは想像つきますが) 特に吉田類の方は酒飲みのだらしなさがよく出ていて、共感できるところが多かった。
この本の著者の太田和彦はTVで見た感じだとあっさり系に見えたが、女性客を気にしたりと結構〝地〟が出ているように見える。
紹介されている店は東京中心で行ってみたい店ばかりだが、女編と男編にわけているせいか、なんか窮屈な印象。似た