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全国の店探訪歴三十年、「孤高の居酒屋評論家」が満を持して展開する「居酒屋論」。いや、決して堅苦しい講釈ではなく、いい店の見分け方や粋な注文法、一人でも心地よく過ごすためのコツに加え、全国の名店・名老舗の物語などなど持てる力をフルに発揮して大人の至福へ誘うという寸法。自身の酒呑み人生も交え、奥深い魅力を余すところなく披露。本書自体が酒の肴になること請け合い、今夜は居酒屋に行きたくなる!
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Posted by ブクログ
太田和彦さんの初の新書。冷酒のおいしい飲み方を披露した第1章、自伝的な第2章、名店の雰囲気を活写する第4章。など何れの章も面白いが、阪神淡路大震災後・東日本大震災後の居酒屋探訪を通じて、「居酒屋の社会的な価値」を描き出した第5章は、2020年の今、なおさら胸に迫る。
久米書店リターンズを視て読みたくなりました。 世の中を知った、道理をわきまえた本当の大人が読む本です。学生さんが読んでも、まだちょっとピンとこないかも知れません。でも、若いうちにこの本を読んで勉強すれば、将来が楽しみかも(笑)。 最近、地域活性化のミニトークイベントに参加しましたが、居酒屋こそ...続きを読む地域ごとの特徴が如実に表れる場所ではないかと思います。居酒屋と言えば日本酒というのも納得です。私は全くお酒を飲まないのですが、読んでて日本酒が飲みたくなりました。太田和彦氏でなければ書けない名著です。
月一くらいの頻度で居酒屋巡りをしていたのだが、最近途切れているなあと思いながら大阪へ職場が変わってしまったので、全く行かなくなってまった。土地鑑もなく友人もいないため、こちらでは余り行く気にならないのだ。 本書は「極める」という題からしても、かなり本格的な、力の入った飲み方やお店を紹介している。とい...続きを読むっても派手さや豪快さを極めるものでは勿論なく、粋の追求というべきか、大人の飲み方である。自分はわいわい騒ぐ楽しい酒も好きだが、本書にあるような静かで粋な飲み方をしてみたいものだと思う。
居酒屋と言えど、色々なスタイルがありますが、本書では「一人のみ」をテーマに、その醍醐味からマナーまで、どのように楽しむかを纏めた内容になっています。 若い時は、チェーン店でワイワイ騒ぐのが好きかもしれませんが、年齢を重ねる毎に一人シンミリ居酒屋で飲む。そんな、一人酒でも楽しいと言う事が実感できるの...続きを読むでは。
居酒屋の魅力がよくわかる本でした。旅行先で居酒屋に入りたくなります。レストランや食堂は胃袋を満たすところ、居酒屋は心を満たすところ。
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太田和彦
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