くらもちふさこのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
陽大の雛への憎悪が明らかになったり…
まさか陽大とゴスロリちゃんが付き合ったり…
静かに淡々と語られるけれど、衝撃の展開と人物達の根の深い気持ちが露顕した第三巻。
登場人物が、なにを考えて・感じて・行動しているのか、まるで幾重にもヴェールがかかっているように読者にはハッキリ見えない。気持ちの端を掴んだかと思うとすり抜けてしまう。追いかけてやっと見せてくれた彼らの気持ちは、思いがけないほど純度が高くて、いつもかけがえがない。
くらもちふさこのマンガは、迷路であり文学。読んでいると、少女漫画というものが、少年漫画や青年漫画とは全く違う進化を遂げていることに気付きゾクリとする。
読む度に姿を変え -
Posted by ブクログ
また新たに、くらもちふさこの挑戦的な作品が登場した。
タイトルは「駅から5分」の舞台となっている「花染町」から来ていて、位置づけ的には「駅から5分」のアナザーストーリーという作品であるらしい。
普通は、こういうスピンオフ的な物語は、読み切りの外伝という形で発表をするんじゃないかと思うのだけれど、独立した別タイトルで、しかも本編と同時に連載をしてしまうという斬新さ。
「駅から5分」の世界だけでも、とても一度では把握し切れないだけの人間関係と時系列の複雑な相関があったというのに、そこに、さらに別のもうひとつの世界をぶつけてくるというのは、とんでもないことを思いつくものだと思う。
内容的にも、