梅原大吾のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ勝ち続けるには他人を排斥し自分で徹底的に考える
継続的に勝ち続けるには?
・人よりも圧倒的な思考をすることで自信をもってステージに立つ
ーセンスや運だけで勝負すると性根が定まらないので動きが軽く見える
ー分析が甘いのでゆらいでしまう
・目の前の困難は回避せずに、解決しに行く
ー困難を要領よく回避したとしてもいずれ同じ壁にぶつかる仕組みになっている
・毎日の細かな変化に意識を向け、大きな変化があった際に躊躇なく覚悟を決める
努力を継続するには?
・人の目を気にせず、自分のことだけに集中する
ー集中力とは他人の目を排斥すること
型にはまらないためには?
・自分が判断したものはよ -
Posted by ブクログ
プロゲーマー「ウメハラダイゴ」の哲学をまとめた1冊。個人的に配信や切り抜きを見ていたので、ファン目線で読むことができた。自己啓発はたくさん読んできているが、自分がよく知っている、身近な人の言葉は入ってくる情報量が違う。「ベストセラー」「これだけは読んでおけ!」という本よりも、自分が興味のある人物の本を読めば、まずはそれで充分なのかなと感じた。
<メモ>
・諦めずにやっても効果が出るとは限らない。
・安易な道、裏技は使わない(効率的な考え、方法はたかが知れている)
・限界を超えた期間限定の頑張りは、背伸びにすぎない。自分を痛めつけていると努力している気になる。
・勝つことよりも成長し続けること -
Posted by ブクログ
すごく良い本だった。梅原さんとは同世代で、私もゲームが好き。スト2が流行った時は同じようにゲーセンに通った(お金がないので見る専だったけど)。
この本は10年以上前に書かれた本で、今の世の中と少し違う。今でもゲームに対する偏見や風当たりの強さはあるが当時のそれは今とは全然違ったと思う。
別の本で「ウメハラはゲームに選ばれた男」という表現があった。若い頃の梅原さんはそれを悩んで苦しんでいたが、今はそれを受け入れてかつどうされている。とてもかっこいい。
ゲームを離れて介護の仕事をされたのも、彼の成長に繋がっている。これもある意味運命だと思う。
これからも彼を応援します。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ読書メモから抜粋。
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ちきりんさん
*学校で教わったことって何だったのか。それはその後の人生に役立っているのか。役立っていないとしたら、そもそも学校へ行く意味ってあるんだろうか。
*彼はあの場で何ひとつ考える必要はなかったと思います。何年も前から頭の中に蓄積してきた「思考の結果」を取り出して見せてくれてただけです。
梅原大吾さん
*難しいキャラは使ってる人も少ないから対策もされにくい。一見効率は悪いけど、長期的には圧倒的に勝ちやすくなる。
*勝負は必ずビリの人も生み出す。それでも誠実に人間的に信頼される生き方や戦い方をする方が最終的には良い結果につなが -
Posted by ブクログ
プロゲーマーという職業を切り拓いた、梅原大吾さんの著作。今なお格闘ゲーム界の頂点として君臨している。配信者としても活動しており、今年は新作(ストリートファイター6)がリリースされたためか、コラボ配信などでも見かけることも多かった。
ちょっとした雑談から滲み出る知性や、確固たる勝負哲学に惹かれ、手に取った。
荒削りな文章ではあるが、背後に魂を感じた。どんな分野であれ、何かを突き詰めた人の言動は美しい。
「勝つ」ための思考と「勝ち続ける」ための思考は、似ているようで違う。そのことに気づかせてくれた一冊。
楽しむ心を忘れることなく、来年も頑張りたい。 -
Posted by ブクログ
今やってることはうまくいかなかったので、視点レベルで修正して場面に反映させるだったんだな
視点のレベルの考え方が同じでも、その具体的な表現方法がまったく同じにならないのは、もっと大局的に見れば、別の競技だったり分野のトップレベル同士の視点が本質的に近いとかそういうのもあるかもしれない。
元々人工物も自然現象という考え方はしていたが、他人の言動も自然現象という考え方ができなかった自分が不思議でならないくらいしっくりきた。
私も気難しい人を攻略するゲームを楽しんでたことがあるので不謹慎とは思わない。むしろゲーム感覚でできなかった時、私は苦しんで壊れてしまった
これを読んでて釈迦さんとおぼさ -
Posted by ブクログ
常に先頭を歩み続けている人の言葉だ
10代なのにすごいみたいな驚き方って失礼だなぁって思った、子どもだって考えているし相手を見ている
自分はこんな世界一に輝くような努力はしていないし実績もないが、それでも自分なりに考えて考えて考えて、ステップアップしてきたから共感できる部分があったし、これでいいのかもと思えた。自分の取り柄がわかりやすくこれという職業としてないのって悩ましくて、私からすれば1つ打ち込めるものがあるというのが羨ましくもあり、すでに職業がわかりやすく存在するのを妬ましく感じたり、なんで同じ情熱を持って取り組んでても音楽やメジャースポーツとこんなに差が生まれるのだろうとか思って生きて -
Posted by ブクログ
めっちゃくちゃよかった。
学校エリートとして成長してきたちきりんさんと、学校をドロップアウト?したプロゲーマーの梅原大吾さんの対談をまとめた一冊。
それぞれに「自分の頭で考える」ことをしてきた二人が話す、学校教育やお金やこれからのこと。
とても興味深く面白かった。
履歴書が真っ白な人と学歴エリートの人では、本当に見えている世界や経験できるものが違う。
それはどちらがいい悪いではなく、あくまでも経験の違い。
そこからその人が「自分の頭でどう考える」のか?
そこが問われる。
学校教育の全てが悪いわけではないが、流れに乗って生きていると気がついたら思いもよらない処にたどり着いてしまうことになる