梅原大吾のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「社会派ブロガーちきりん氏と、世界一のプロゲーマー梅原大吾氏の異色人生対談」という1冊。
足掛け4年、合計100時間に及ぶ対談、と聞くと少し構えてしまいますが、新書の200ページ弱のフォーマットの中に読みやすく凝縮されているので、エッセンスが上手に凝縮されているんでしょうか。
対談本というと、「師匠と弟子の対談という形で、師匠の主張をわかりやすく伝えるもの」「違う立場の人が特定のテーマを議論するもの」とありますが、本著は後者ですかね。お互いにバックグラウンドが違うので、相手の専門分野に触れる時は前者のニュアンスもちょっとありますが。
前者の対談本が存在する理由は、とっつきづらいような難しい内 -
Posted by ブクログ
9章建ての構成だが、1時間と少しで読み終えてしまった。もともと梅原大吾のPlay動画を見てファンになり、講演の動画を見て書籍にたどり着いた。対談形式ということで、これまでの梅原イズム的な書籍よりもライトで多面的な内容をねらったのかと感じた。対談相手の「ちきりん」氏は個々人の視点で、梅原大吾は個々人もディープに、一方で事象を俯瞰的に見る視点もあり、対談相手のバランスが取れていないように感じた。「ちきりん」氏発言に多少の不快を感じたのもそれが原因かと考えている。「遊びといわれていたものに真剣に取り組んで世界を創った人」と「仕事・社会をネタにして遊んでいる人」ではもとよりこうなることはわかっていたよ
-
Posted by ブクログ
世界屈指のe-Sportsプレーヤーの梅原大吾の勝負についての持論が述べられた一冊.
この本のキーワードは"成長できるか"である.成長ができるように日々研鑽することで長い目で見た勝負に勝てると語られている.そのため,本を読む前に考えるであろう瞬間瞬間の勝負について一喜一憂しない,それが成長の糧になるように気持ちを安定させ,練習を積むことが大事というスタンスであった.
第一線で活躍されているからこそ,成長し続けることが重要なのだと気づけた.そのために変化を拒まないということも意識してトライする価値があるなと思った.そして基礎を疎かにしない.研究する姿勢で取り組むことが大切 -
Posted by ブクログ
ネタバレ日本初のプロゲーマーが書く勝負論。
勝つということは何なのか。
勝つだけでなく勝ち続けなければ意味がない。
目先の勝負に勝つことが、勝つということではなく成長し続けるということ、それこそが勝ち続けるということなのだ。
勝つということにこだわりすぎると大切なことを見失う。
しかしながら、そこのバランスが大切なのだ。
不器用だからこそ分解して、できるところまで自分のできるところまでしっかりと分解して基礎を固める。
分解して基礎をしっかりと固めることで、応用がきくようになる。
そこが固まっていないと、決して応用はきかない。
そしてそれは自分が不器用だからこそできることで、はじめから出来ていた人間 -
Posted by ブクログ
梅原大吾さんという人をこの本で初めて知ったんだけど、世界的トップの人はすごいなぁと単純に感心してしまった。
勝つという結果だけ重視するのではない、というのは、私の好きな相撲やフィギュアにも通ずるところがあって、やはり、勝ち方や姿勢がよくないと、いくら強くても批判されるんだよね。
泥臭さとか愚直さが好きなのは日本人ならではなのかな?と思ってたけど、梅原さんは外国でも大人気らしいから、そういう美学は世界共通なのかも。
学校教育に関しての本なんだけど、ちきりんさんと梅原さんの言ってる事にいちいち納得。
自分で決める力、選ぶ力ってのは、私自身、それが出来ないから、その力の重要性はよくわかる。
自分で -
Posted by ブクログ
初めてAudibleで読んだ(聴いた)記念すべき1冊。
社会派ブロガーちきりん氏とプロゲーマー梅原大吾氏が学校教育をテーマに対談するという話。
全く背景の異なる2人だが、現在の学校教育が嫌いであることを共通点として幼少期から将来に向かってどんどん話が膨らんでいく。大テーマは学校教育であるが、そこから派生する様々なエピソードに惹きつけられた。
・第1章で梅原さんが述べた「そんなに尖っていない人は学校に行ったほうがいい」という話はもっとフォーカスされていいと思う。ただ梅原さん自身のトークもこの話が1章だけで終わりとなってしまい、消化不良に感じた。
・学歴がないことで受けた梅原さんの差別的な扱 -
Posted by ブクログ
努力はしているのに
なかなか成果がでない。
今のままではいけないのはわかっているけれど
どうすればいいのかわからない
と言うようなことはよくあります。
本日ご紹介する本は、
努力についてのコツを紹介した1冊。
ポイントは
「成長」
目の前の状況だけしか考えないと、
その状況で成果がでなかったり失敗することは、
それだけでいちいち”悪”だということになってしまいます。
何かに追われるように勝たないといけない人生は、
楽しくありません。
本当に楽しいのは、自分の成長が実感できること。
成長は義務ではなく、楽しく生きるためのツールです。
「行動力」
行動力がない人の共通点は