梅原大吾のレビュー一覧
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*勝つことはリスクでもある。勝ち続けている人が負けた時、ダメージはより大きくなる。
*勝ち負けは、表面的な結果のことではない。勿論勝ちにはこだわるが、成長し続けることが勝ち続けること
*子供のころ良い子だった人ほど迷いやすい。今までは道や目標を与えられてきたから
*好きなことに打ち込み続ければ、いずれ何かの形で一本の線になる。コネクティングドット
*セオリーや常識は常に疑い、自分自身で納得感を持つ。それによって強い基礎が出来上がる。
*元々才能を持っている人は自分自身の持っている才能の理由を考えたことが無いが、苦労して得た能力や考えは体験として染み付いているので、凄みがある。
*出来ない動きが -
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最近、人生ではじめてPvPゲームにハマったので読んでみた。
印象に残った部分をメモ的に残しておこうと思う。
・劣勢時はとにかく一度退く。その結果のことは考えない。
・局所的な戦い方をせず、大局的に戦う。
・90 vs 0のような圧勝は、敵の焦りなどの感情を生み、こちらの思いがけない行動を生みやすい。よって、60 vs 40のような勝ちをステディに行えるのがよい。
・場面ごとのパターンを記憶する。この記憶の量(≒経験値)は多いほどよい。
・奇をてらった行動は慎む。負ける時もいつも通りの行動の上で負ける。これは次の試合でもいつも通り戦うため。
・ずっと続けるなら、大きな目標は持たない。達成時に燃 -
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無常と平常心の何たるかに迫る一冊。著者はギネスに認定されている「世界で最も長く賞金を稼いでるプロ・ゲーマー」最も得意なのはストリート・ファイター。
ゲームセンターにあるゲームにつぎ込むのは生産的なことだろうか。では、雪でできたハーフパイプを滑走することは?区切られたマス目のうえで木片を前後することは?
いずれも勝つだけではなく、勝ち続けるには何が必要だろうか。ましてテレビゲームの世界にはルールや仕様の変更は茶飯に起きる。
着実に成長し続けることが勝ち続けることならば、それは、どの世界にも通用する方法論と言える。下期トップ3入りの面白さ。
議論は、成長する術として、どのように述べるかもも -
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あらゆる企業マン、あらゆるフリーランサーの言葉よりも、今の私の立場・意気込みに近い言葉が聴けた。同人音楽家として頑張る全ての人にも送れる言葉が沢山溢れていました。良書。
"負けて叩かれることに耐えられないなら最初から勝負の世界で生きることを選ばない方がいい、と僕が強調する理由は、別にそれがいいとか悪いとかいう話ではない。"
音楽では「負け」というのははっきりしない、が、一方的に「あいつは負けた」と言って叩きのめそうとする人が現れる。「人々を楽しませたい」と思って音楽を作っているだけなのに、何故、叩かれるのだろうと昔から思っていたけれど、叩かれるのだから仕方ない。理不尽で -
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社会派ブロガーちきりんさんと、プロゲーマー梅原大吾さんの対談。
強く心に残ったこと→格闘ゲームは、秘密裏に技を磨いたり、練習をしたりすると思っていたが、自分が発見した技とか有利な戦い方について、他のプレイヤーにもあまり隠さず教えてしまうことに驚いた。みんなで高めあってレベルを上げ、国全体のレベルを上げるなんて!それは昔の日本の業界がやっていた方法と一緒。オールジャパンでレベルを上げて、日本全体として世界に認められることの方が大切だった。生産管理とか、品質管理の手法みたいなある種の企業秘密まで隠さず、他者に教える。梅原さんもプロとして業界を盛り上げ、さらに強くなるには、何が必要か真摯に考えて、合 -
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プロゲーマー、ウメハラの「勝ち続ける」ということをテーマーにした自己啓発本。と言われるが、個人的にウメハラさんの半生を振り返ったエッセイだと思っている。
教え的なものは、今までウメハラさんの配信などで何度も聞いていたもので、新しい発見は個人的にはなかったが
・少しずつでも成長することを意識付けし
・すぐ勝てる方法に取り組むのではなく、成長できるように本質に腰を据えて取り組む
・上記を意識して取り組んでいけば、目先の結果に一喜一憂しなくても、いずれは結果に結びつく。
ウメハラだからこそ説得力のある、良い教えだと思う。
個人的には小中学生の思い・エピソードなどで知らないものがそれなりに多く