蒔田陽平のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
命懸け
重く,ずしんときた。
原爆の話は,決して他人事ではない。
語り継がなくてはいけない。
幸せな日常が,戦争という残酷な悪魔によって,どんどん奪い取られていく過程に胸が締め付けられた。
命懸けで時代と戦い,最後まで人間を愛し抜く。
彼女はなぜ,そんなにも強くいられるのだろう。 -
購入済み
独身男について
本作品は結婚できない(しない)男の話である。私も結婚は遅かったので自分と重ねてみてしまっています。
なんか、自分も調べられたんじゃないか とかw
話がそれました。ドラマと小説、両方見ました。
大筋がわかればいい。そういう人にはドラマか小説のどちらかを見るだけで十分です。
でも、小説はドラマでサラッと流したことまでも、文字になってるので、気づくこともあります。
逆に文字でサラッと書かれたことがドラマでは大げさな演出だったりします。
なので、ドラマを見てからこの小説を読むことをお勧めします。
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Posted by ブクログ
戦時中の人たちは本当に現代の私達とは比べものにならないくらい、タフだったと思う。
配給制の食料、竹槍の訓練、警報、防空壕、消火活動
それらが“日常”である日々は、どれだけのストレスを抱えて、神経を擦り減らして生活していかなければならないのだろう。
すずさんの、天然でぼんやりとした感じが大好きだったから、右手を失う事故があったあの日を境に、すずさんが変わってしまったのか悲しかった。
誰のせいでもないのに大切なものが失われて、奪われていく。明日は自分かもしれない。それでも今日を大切に大切に生きていこうとする人々の懸命な姿勢が丁寧に描かれた作品でした。
映画を先に見ましたが、細かな描写や聞 -
購入済み
最高です!
映画はまだみてませんが、シーズン1から3を観ているのでこの小説からキャストの声が聞こえてくる感覚で読めました
本当にコードブルー大好きです! -
Posted by ブクログ
映画を見て、あまりに圧倒され、心を動かされたのです。あのホワッとした絵の中に、今まで見たどんなドキュメンタリーよりも空襲を目のあたりにし、あの頃の日本で暮らした人々そのままを描いていました。
映画ではすずたちの心の動きの何もかもを明確に言葉で表現される訳ではないから、自分で読み取るものがすべてです。どうしても知りたくて原作を買い求めました。
そして、映画はどうしても端折りますからね。
読んでみて、この本の中にはわたしが映画で感じることが出来なかったもう一つ大事なテーマがありました。
それには気づけなかった。
そういえば、あの数秒のシーンにその情報を盛り込んだり、結果のシーンだけで中身を含めよ