双葉社ジュニア文庫 ノベライズ この世界の片隅に

双葉社ジュニア文庫 ノベライズ この世界の片隅に

616円 (税込)

3pt

3.9

すずは広島の江波で生まれた絵が得意な少女。昭和19年、18歳で呉に嫁いだすずは、戦争が世の中の空気を変えていく中、ひとりの主婦として前を向いて生きていく。だが、戦争は進み、呉はたびたび空襲に見舞われる。そして昭和20年の夏がやってきた――。数々の漫画賞を受賞した原作コミック、待望の劇場アニメ化。戦時下の広島・呉を生きるすずの日常と軌跡を描く珠玉の物語。ノベライズ・ジュニア文庫版。(C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会

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双葉社ジュニア文庫 ノベライズ この世界の片隅に のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年01月20日

    今、話題の映画「この世界の片隅に」と原作コミックをもとに小説化
    した本。出張のための往復新幹線の中で読み終えてしまいました。
    戦時下の広島・呉を生きる「すず」と夫である周作をはじめ家族や近隣の人たちとの人間模様、社会的な背景や当時の暮らしぶりなど、様々な光景が目の前に浮かんでくるようでした。日常生活...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年01月05日

    小学6年~中学生くらい向け。

    原作の漫画は読んだことない。

    勝手に、「それほど悲しくない話」と思い込んでいたので、割と切なくなった。
    戦時下でも、普通に生きている人たちの話ではあるのだけど、晴美さんが死んでからは、ずどんと暗くなる。

    各章のタイトルが日付なのも、「あぁ、8月が来てしまう・・・」...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年09月09日

    少しゆっくりだけど,あまりにも優しいすず.生きにくいだろうこの世界,特に戦争の真っ只中でけなげに懸命にただ生きて行く姿が,一種神々しい感じがした.丁寧に日々の出来事を綴っていくその端々に,戦争の悲惨さが溢れ出ていて,たくさんの人に読んでもらいたいと思った.こうのさんの原作も読みたいです.

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    Posted by ブクログ 2017年03月27日

    ほんわかした文体で、でもやっぱり戦時中の話なんよね。

    広島だから、尚更・・・なんで戦争なんかあったんだろう。

    晴美を失った悲しみがさらに苦しい。

    すずと周作がいい。

    0

    Posted by ブクログ 2016年12月18日

    【公開中映画の感想】
    消化不良、感想が上手く言えない。
    生まれて初めての経験。
    理由がわからないのに、泣いた。

    でもひとつ確かなのは、戦争映画ではないんだということ。
    このお話は、8/6と聞けば、日本人なら誰でも悲痛なその日を思い出してしまうそれに向かって進んでいくのに、それはあくまでもすずたちの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年03月28日

    戦争と毎日の生活は同時にあるんだということを改めて感じた。
    すずざんの住んでいた江波に子供の頃住んでいた。大潮の日に草津まで海から行けることはしらなかった。
    原爆の話はたくさん知ってる。小学校の先生にはケロイドのあるひともいた。
    戦争はいやだ。どんな理由があってもいやだ。
    普通の暮らしが大切だ思う。

    0

    Posted by ブクログ 2017年02月27日

    戦争が題材の話であるにもかかわらず、全体をとおして悲壮感があまりなく、主人公すずのおっとりとした、間抜けな性格のせいか、ほんわかとした空気でお話が進んでいきます。童話を読んでいるような感じです。不思議なことに笑いの描写が多いのです。哲の「お前だけは最後までこの世界で普通でまともでおってくれ…」この言...続きを読む

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