堀井憲一郎のレビュー一覧

  • 落語論

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    落語は生で見るものだ(生でしか存在しない)
    という主張は、演劇に置き換えても理解できるけど
    夜中にYouTubeで落語を見ながら「映像だっていいじゃん」と思った。

    他の点についても、
    反論を想定して予めエクスキューズを書いてるような雰囲気が
    無駄だと感じた。

    ファンとして、もっと奔放に書けばいいんじゃないのかな。

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    2011年12月08日
  • いつだって大変な時代

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    「大変な時代だ」と嘆くのはやめよう。ホントに大変な時代に生きる人は「大変な時代だ」なんて弱音を吐かない。なぜならそんなこと言っている余裕がないのだから。

    著者のちょっとした視点の変え方が自分の視点をも広げてくれる。

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    2011年12月07日
  • ねじれの国、日本

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    言ってることは興味深かったり共感したりで面白いのだけど
    文章がなんだか冗長で、もともと短いコラム3本くらいを
    無理矢理新書の分量に増やしたのかな?と思ってしまった。

    日本人は別に国際化なんかしたくないんだけど
    体裁的に国際化するふりだけしてる

    という視点で身の回りを見てみると
    なるほどガッテンということは多い。

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    2011年12月03日
  • 若者殺しの時代

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    昔はクリスマス・バレンタイン、そんなものはなかったが、いつの間にかクリスマスは恋人同士が過ごす日、バレンタインの日はチョコをプレゼントする日となってしまった。
    若者たちは、あたかも大昔からその習慣が根付いているように感じているその世界で生かされているのが不幸、といった内容なのかな(ちょっと違うかも)
    こういったいつのまにか作られた固定概念って怖いなって感じた

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    2011年11月27日
  • いつだって大変な時代

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    常に、今が「大変な時代」だと思いたがっている(ように見える)世の中の空気について考える本。1つ言えるのは、死を意識しない人ほど、「生きるのは大変だ」と考えがち、ということ。いつも死と隣り合わせで生きている人は、決して「大変だ」などと意識しない。大変なのは当たり前だから。今の時代は、閉塞感こそ漂っているものの、客観的に見れば決して「大変な時代」とは言えない(それどころか、有史以来、もっとも「大変でない時代」ですらある)。もっとも、「大変だ」と考える人は、決して過去と比較しているわけではなく、漠然とした主観でそう思っているだけなのだけど。まあ、多くの人が「今は大変な時代だ(から頑張ろう)」思うこと

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    2011年09月04日
  • 落語論

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    [ 内容 ]
    寄席で見つけた落語の真髄!
    なぜ繰り返し聴いても飽きないのか?
    うまい噺家はどこがすごいのか?
    日夜、浴びるように落語を聴き続けてたどり着いた渾身の落語論。

    [ 目次 ]
    第1部 本質論(ライブとしてのみ存在する 意味の呪縛を解く 落語はペテンである ほか)
    第2部 技術論(落語は歌である 音の出し方のポイント 「間」が意味するところ ほか)
    第3部 観客論(好き嫌いからしか語れない 落語の多様性 嫉妬という名の原動力 ほか)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性

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    2010年11月24日
  • 若者殺しの時代

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    クリスマス・ファシズムの始まりは1988年。「若者はクリスマスを恋人同士で過ごさないといけない」という思想が日本の隅々まで行き渡ったとのこと。雑誌の特集により時代の流れを分析。
    ちなみに、出発点は1983年12月、アンアンの「クリスマス特集 今夜こそ彼のハートをつかまえる!」。1983歴史的宣言。この記事から、クリスマスの若者向け商品化がスタートしたとのこと。男性誌ポパイでの特集が1988年。
    バレンタインデーのブレイクは1977年。デパートで「バレンタインデー用の専用チョコ」が初めて売り出された。チョコレートと関係あるバレンタインデーは世界中どこにもなかった企画、1958年にメリーチョコがは

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    2018年10月31日
  • 若者殺しの時代

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    文化を切り口として、タイトルとなる「若者殺し」を語っている。

    非常に読みやすく、何気なく接していた文化の歴史などを
    知ることができたが、それが「若者殺し」になるというのは
    しっくりこなかった。
    自分を含め、現代の日本の若者には何かを生み出す、何かを変える
    力が欠けている気がする。自分はそれが若者を覆う暗い影の
    原因ではないのかと思う。
    つまり、殺されているのではなく、自滅であると。

    但し、最後に書かれていた伝統文化に逃げるというのは共感できた。
    自分も何かに取り組みたいと思う。

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    2010年10月19日
  • 若者殺しの時代

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    2010/05/18購入。時代が流れているのを見られたのがよかった。あまり昔のこと知る機会ないしなぁ。

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    2010年05月25日
  • 若者殺しの時代

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    R25に紹介されてたので読んでみた。「若者にお金を使わせれば儲かることに大人が気づいて以来、若者はゆっくり殺されている」と言う内容。おもしろかったよ。でも男性視点から書かれてるから不愉快に思う女性もいるかもしれない。

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    2009年10月04日
  • 『巨人の星』に必要なことはすべて人生から学んだ。あ。逆だ。

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    巨人の星にまつわる筆者の素朴な疑問を筆者自身が調査をしています。筆者の巨人の星への愛情がうかがえるでしょう。

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    2009年10月04日