川島博之のレビュー一覧

  • 日本人の知らないベトナムの真実

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    ベトナムとビジネスで関わっているので読み始めましたが、この手の本にしては大変わかり易く、長く現地にいないとわからない情報がいっぱいでした。ベトナムビジネスに携わっている方にはお勧めします!

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    2024年10月09日
  • 日本人の知らないベトナムの真実

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    私の知っているいくつかのこと(噂が大切なこと、食、エネルギー、彼らの自国の歴史の認識、格差の感覚など)とすごくよく合っているので、たぶん他も信用してよいのだろうと思いながら読んだ。奇跡が終わったというのは私もそう感じる。

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    2024年09月25日
  • 歴史と人口から読み解く東南アジア

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    丁度仕事で関わるベトナム関係の仕事を探していた時に見つけて出会えて良かったと思う本でした。地政学、歴史など様々な背景が理解できて良かった。

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    2024年02月09日
  • 中国、朝鮮、ベトナム、日本――極東アジアの地政学

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    「地政学」に農業の視点を加えるというか、農業が地域の環境とは不可分の関係にあるのだから、農業は、地勢であり、それが積み重なって歴史となる。当然、政治体制にも強い影響を与える。言われてみれば確かにその通りだ。

    そして、ベトナムという補助線を引くことによって、中国、朝鮮半島の特殊性がより鮮明に。

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    2021年12月26日
  • 習近平のデジタル文化大革命 24時間を監視され全人生を支配される中国人の悲劇

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    毛沢東の時代が終わり、と小平が経済重視と共産党独裁の国家を両立させる政策を感が出した。その方向性に対して米と日本などが力を貸して世界第二位の経済力を実現させた。このとき、米も日本も極貧の国民が多数を占める国が経済が成長し人々が豊かさを手にしたときには共産主義は自ずと消滅し西欧的な民主主義の国に近付き独裁者は抹殺されると考えていた。しかし、実際は習近平が主席になり二期目を迎えた今、共産党独裁はより強固になり独裁国家ますます強化されていく気配である。この独裁を貫く基本がデジタル文化大革命であるといのが本書の趣旨。
    ウイグル自治区における弾圧政策が如何に大規模であり人権無視のものであるかが、次第に世

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    2018年11月19日
  • データで読み解く中国経済 やがて中国の失速がはじまる

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    中国を題材にして、データをこのように
    料理するセンスに すばらしいものを感じた。
    仮説、推論が うまい具合に炸裂している。
    データを分析するには センスなくしてできない。

    『敵を知り、己を知れば、百戦殆うからず』
    ということが、わかりすぎるほどわかっているが
    中国の実体を正確につかむと言うことの
    困難性があり、それに意欲的に取り組んだことは
    一番見るべき本書の特徴だろう。

    中国のデータは信用できないと思っていたが
    そりゃ。目標を達成する責任をもっている人が、
    統計の集計の責任者だから、出世ということを
    考えれば、ゴマカスだろうね。
    なんと言うニンゲン臭い、子供っぽい、レベルの低さを
    感じる

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    2016年07月31日
  • 「食料自給率」の罠

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    いちいちさ、罠を仕掛けないでほしいよね、いろんなところにさ。政府とかメディアとかその他もろもろ。引っかかっちゃうじゃんね。知らんし。事情とか。

    端的に言うと、食料自給率あげなくていいよーってはなし。あげることは現実的じゃないんだよーってはなし。あげなくても問題ないんだよ。

    戸別所得補償制度は自給率あげるのに役には立たないけれども、別のいいところあるよ、って話もある。

    面白いよ!!


    すごくわかりやすく、納得しやすい論調。だけど、だからって思考を停止させるのは良くないので、いろんな意見をきいてかないとね。難しいね。

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    2016年01月18日
  • 「食料自給率」の罠

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    地に足のついた好著。国土が狭く、人口密度の高い日本では穀物の生産量向上には限界があり、自給率向上は厳しい。それよりも、同じように狭い国土ながら農業輸出で279億円ももうけているオランダのように、野菜や畜産や花きなどの広い面積を必要としない品目で勝負すべきと熱弁。一方で「小家族制や日本文化に根付いたコメは保護すべき」とも語る。農業政策はこのぐらいの認識を土台にしないと話が進まない。

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    2011年04月03日
  • 中国、朝鮮、ベトナム、日本――極東アジアの地政学

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    中国とその周辺国の歴史について綴った一冊。

    これまで知らなかったベトナムの歴史について知ることができた。

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    2025年11月29日
  • 日本人の知らないベトナムの真実

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    ベトナムに旅行や出張で行くことになった時、
    予習として知っておいて損はない。
    情報もさほど古くなく341頁の割には読みやすい。
    ただ温暖化対策はEUの陰謀だ、とか気になる箇所が
    いくつもあるので★一つ減

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    2025年11月17日
  • 歴史と人口から読み解く東南アジア

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    東南アジアの歴史を綴った一冊。

    ひとくくりで東南アジアと言っても、各国で歴史・文化・経済発展度が違うことを知ることができた。

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    2025年11月15日
  • 日本人の知らないベトナムの真実

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    ベトナムの歴史を綴った一冊。

    これまで漠然と中華圏であることは知っていたが、嫌中親日であることも含め色々と知ることができた。

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    2025年11月15日
  • 日本人の知らないベトナムの真実

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    まず非常にわかりやすい。少し繰り返しが多い部分もあるが、史実に基づき、ロジカルに話を進めているので、非常にスピード感を持って読み進めることができる。過去からの歴史とそれに基づく政治、経済、今後についてをわかりやすく述べられている。

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    2025年08月08日
  • 歴史と人口から読み解く東南アジア

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    豊かな自然に恵まれた東南アジアは歴史の中で外圧と内発を繰り返しながら発展してきた。川島博之氏はその変遷を人口動態と重ねて読み解く。若い労働力に支えられた成長、都市化の進展、農村との格差――数字の裏に人々の暮らしと選択が見える。だが少子化の波はこの地域にも忍び寄る。歴史は繰り返すのではなく響き合う。私たちは東南アジアの歩みに学びつつ自国の未来も見通す視座を持ちたい。日本は戦略を立て東南アジアの中で生きていかなければならない。

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    2025年05月30日
  • 日本人の知らないベトナムの真実

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    ネタバレ

    家族旅行に行く前に、Audibleで事前学習。旅行するなら「地球の歩き方」のような旅行ガイドも良いが、歴史や経済状況、国際情勢など、せっかくの機会なので深く知っておきたかった。特にエネルギー分野の解説が詳しくて興味深かった。

    日本から眺めると、米国とのベトナム戦争を連想しがちだが、実際に長く宗主国だったのはフランスであり、歴史上で何度も戦争を繰り返してきたのは隣国の中国だ。米国よりもむしろ、これら2つの国に対する国民感情の方が複雑である。

    最近は、サムスンを筆頭に韓国企業の進出が目覚ましい。韓国企業はもともと中国市場に食い込みたかったが、常に優位に立とうとしてくる中国人を嫌って、その先のベ

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    2024年11月28日
  • 日本人の知らないベトナムの真実

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    観光地をなぞるだけ旅行では国の深層は見えない。ベトナムの若者が日本で汗を流す理由は祖国の未来への希望と重なる。一方で一部の犯罪の背景には彼らを取り巻く厳しい現実が潜む。川島博之氏はアジアの現実を鋭く描き私たちに問いを投げかける。国際交流とは喜びだけでなく痛みも共有することではないかと。

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    2024年11月18日
  • 中国、朝鮮、ベトナム、日本――極東アジアの地政学

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    中国の概略史くらいは把握しているつもりだったが、中々どうして知らない事ばかりだった。
    靖康の変、歴史で習った覚えはあるが、特別重要視して考えたことはなかった。
    畑作農民と稲作農民の気質の違いなども面白い。
    ただ、他国の歴史についてかなり強い言葉で批判しているので、読み手としては注意が必要か。元とか朝鮮史はボロクソ。ベトナムは、朝鮮に比較して褒められてる部分もあるが場合によってはかなり辛口。

    「靖康の変は900年経っても中国人の心に根を張るトラウマ」「現代の中国外交にも秦檜の亡霊が憑いてまわる」
    この辺は何度も言及されているが、この本だけで鵜呑みにしていいかわからないので、もっと調べてみたいと

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    2023年08月10日
  • データで読み解く中国の未来―中国脅威論は本当か

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    中国のDATAで真実を解明する、この試みは成功している。Factの重要性☆
    経年変化を見ると「構造問題か否か」が判る。ex 対中の輸出・輸入→大きな変化
    1.輸出伸びない日本 アベノミクス・円安の期待外れ
     世界貿易は拡大 牽引は中国・米国・ドイツ 日本はシェアダウンの一途
     最後の勝負は「自動車」中国が虎視眈々と,狙っている
    2.必要なのは「輸出拡大戦略」
     コロナまでは輸出拡大=経済成長であった
     日本は中国に既存の輸出を奪われ、「新たな輸出」を作ることが出来なかった
     「観光拡大」で代替しようというのがアベノミクス
     しかし量の拡大は限界に当たり、コロナで頓挫して良かった
     長期的戦略を

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    2022年12月19日
  • 戸籍アパルトヘイト国家・中国の崩壊

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    すげ〜な中国、あからさまに国民の中に差別を設定してるのかよ。しかしこれは小麦文化のせい、科挙のせい、は根拠がわからんなあ鵜呑みにしづらい。人口ピラミッドの例みたいにちゃんと数字を見せて欲しい。数多くの根拠薄めの著者の意見が多くて、それぞれそれなりに説得力はあるんだけど、読者としては捉え方に困るかな。これ読んでたら中国株とか買う気失せたんだけど、2017年の本なのだけど全く中国のテック企業について触れてないのでそこもなんとなくアンバランスな気もした。警部補ダイマジン読んでたら中国の農村戸籍と都市戸籍の事が出てきたので全く知らなかったので読んだみた。

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    2022年02月20日
  • 習近平のデジタル文化大革命 24時間を監視され全人生を支配される中国人の悲劇

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    「24時間を監視され全人生を支配される中国人の悲劇」というサブタイトルがついている。




    世界中でワクチン外交、金のばらまき、そして自国の領海だと言い張り周辺国に対してやりたい放題の中華人民共和国だ。




    そんな中国の明日は、人工の多さと経済成長と技術革新で明るい未来が待っていると見る向きあるが、一党独裁国家だけにダークな面がどうしても目についてしまう。





    中国で街中の写真撮影は「超危険」と指摘している。至るところに監視カメラがあり、下手に写真を撮ると捕まる可能性がある。




    実際に2018年6月9日時事通信の記事に、中国企業の依頼で温泉の

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    2021年09月04日