【感想・ネタバレ】中国、朝鮮、ベトナム、日本――極東アジアの地政学のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2021年12月26日

「地政学」に農業の視点を加えるというか、農業が地域の環境とは不可分の関係にあるのだから、農業は、地勢であり、それが積み重なって歴史となる。当然、政治体制にも強い影響を与える。言われてみれば確かにその通りだ。

そして、ベトナムという補助線を引くことによって、中国、朝鮮半島の特殊性がより鮮明に。

0

Posted by ブクログ 2023年08月10日

中国の概略史くらいは把握しているつもりだったが、中々どうして知らない事ばかりだった。
靖康の変、歴史で習った覚えはあるが、特別重要視して考えたことはなかった。
畑作農民と稲作農民の気質の違いなども面白い。
ただ、他国の歴史についてかなり強い言葉で批判しているので、読み手としては注意が必要か。元とか朝...続きを読む鮮史はボロクソ。ベトナムは、朝鮮に比較して褒められてる部分もあるが場合によってはかなり辛口。

「靖康の変は900年経っても中国人の心に根を張るトラウマ」「現代の中国外交にも秦檜の亡霊が憑いてまわる」
この辺は何度も言及されているが、この本だけで鵜呑みにしていいかわからないので、もっと調べてみたいと思った。

0

Posted by ブクログ 2022年04月28日

中国に関する考察(科挙制度、秦檜の亡霊など)は興味深かったが、朝鮮に対するヘイトがあまりに強すぎて少し読んでいて辛かった。(他の国と書き方が全然違う。親でも殺されたのか?)専門ではないにしても、学者ならもう少し公平な視点で論じてほしかった。

0

「社会・政治」ランキング