長島良三のレビュー一覧
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集英社文庫の世界の名探偵コレクション2。アルセーヌ・ルパンの短編7作品を収録。ルパン三世のおじいさん?
「太陽の戯れ」「結婚指輪」「地獄の罠」「赤い絹のショール」「さまよう死神」「白鳥の首のエディス」「わら屑」を収録。
泥棒でありながら悪党ではない、義賊的な性格を持つ怪盗紳士。魅力ある熱血漢かつ...続きを読むPosted by ブクログ -
年を取ってから久しぶりに改めて読み返してみると、ルパンって割りと女々しい所もあるよなぁ、と。そこがモテる一因なのかもだが。Posted by ブクログ
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「813」モーリス・ルブラン、大友徳明訳、偕成社ルパン全集5。初出はフランスで1910。
もう多分20年以上前かに夢中になって読んだモノの再読。ルパン・シリーズ全部は読んでいませんが、読んだ中ではルパンの最高傑作だと思っています(水晶の栓も良かったけど…)。
ケッセルバッハという名前の実業家がパ...続きを読むPosted by ブクログ -
正直、ルパンものというのがはばかられるくらい、ほとんどルパンが出てこないけど、シリーズの中でも大好きな本。 歴史的背景もそうだし、謎のインパクトがすごくて、最後まで一気に読みとおしたくなる。 もう少し大人むけ訳で出て欲しい〜Posted by ブクログ
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813に続いて読む。あの訳がよかったのかと思いましたが、こちらも良かったのです。
ルパンと刑事との息のつまるようなやりとりがなんともいえません。
あとはソニアの美しい無垢さ加減と、意外と有能な召使いのシャロレが。Posted by ブクログ -
ルパンもの、以前1回読んだことあったかなぁ、という程度でしたが、のっけからもう引き込まれ。
あれ、この版子供向けですよね、と奥付を確認。かなーりよい訳と雰囲気なのですが。
そしてまぁ魅力的な変幻自在、いちいち洒脱だし。むしろ保呂草さんに近いです。
子供向けでこんなに良い雰囲気なら、大人向けはどれだけ...続きを読むPosted by ブクログ -
ルパンがしばしば警察側として登場する。
特捜班ビクトールも、ルパンの一人二役か?
まさかの「にせルパン」
そう簡単にいかないのがフランスものかも。Posted by ブクログ -
ルパンは登場しない。
フランスらしい、皮肉と悲壮な物語。
ジェリコとエランロック。
記憶を失う前にしたことは何。Posted by ブクログ -
ルパンが、バーネット探偵社をやっていた頃の話。
相談、調査が無料で、どうやって金儲けしているのか。
相談者(コンサルタント)の仕事の仕方の基本が分かる。
相手の弱みにつけ込むのではなく、
あくまでも問題を除去することによって稼ぐ。
うまい。
調査は無料なのに、なぜ商売が成り立つのか。
世の中の...続きを読むPosted by ブクログ -
訳、解説 長島良三。
トーマスナルスジャック 推理小説の美学、ハードボイルド小説論、ジョルジュシムノン論、贋作展覧会の紹介がある。
本編は、ガストンルルーの「黄色い部屋の秘密」と同じ傾向の推理小説とのこと。
ルパンは登場しない。欺し合い、窃盗、殺人。予期しない事態の展開。Posted by ブクログ -
何重にも仕掛けられた罠。
誰が、嘘をいい、誰が誰を騙そうとしているか。
推理小説の醍醐味。
ラウールがルパンであることは途中の記述で出てくる。
訳・解説 大友徳明。
オート・ノルマンディ地方の地図と紹介がある。Posted by ブクログ -
空想科学(science fiction)小説
金星からの光によって、現れる映像。
三つの眼は、金星からの光の商標のようなもの。
驚きの展開と毎秒18枚という、
人間の視覚を意識した仕様。
科学技術への興味をそそるものがたり。Posted by ブクログ -
主人公はルパンかと思うくらい、活動が機敏で、女性に優しい。
幸せな終わりで恋愛小説の要素がある。
ロシアからパリまでのヨーロッパを舞台にした冒険小説になっている。
殺人事件も出てきて、推理小説の要素もある。
大友徳明の翻訳、解説。解説でパリの亡命ロシア人の活躍の紹介がある。事件の背景を知るのによい...続きを読むPosted by ブクログ -
別巻は、直接ルパンが登場しないものらしい。
翻訳、解説は長島良三。解説で、
「カリオストロ伯爵夫人」の4つの謎の一つ、
インロボールフェルチュナを「ドロテ」が解決する。
カリオストロ伯爵夫人で 7本の枝の燭台を解決し、
奇巌城で フランス諸王の富
三十棺桶島で、 ボヘミア諸王の敷石
をそれぞれ解...続きを読むPosted by ブクログ