大久保康雄のレビュー一覧
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夏の嵐の夜、ジェーンとロチェスターが心を通じ合わせるシーンを初めて読んだ時は鳥肌がたった。
ロチェスターのもとを去る時のジェーンの葛藤は痛々しいほど頑なだけどその強さと正義に心打たれた。
クライマックス、
ジェーンがロチェスターの呼ぶ声を聞くシーン、ちょっと出来過ぎだけどロマンチックに痺れる〜
ヒ...続きを読むPosted by ブクログ -
また読みたくなり、数十年ぶりか再読
カバーは映画の1シーン ジョーンフォンテーン
ハリウッドらしき映画、そうそうたるメンバーが登場する。
主人公の、頭をしっかりあげて生きている所がいいな
あの時代にね
女性の自立して生きようとする姿と、貴族の世界とそこから離脱する姿 両方を同時にえがこうとしている...続きを読むPosted by ブクログ -
カズオ・イシグロが影響を受けた作家、作品にブロンテの『ジェーン・エア』を挙げていたこと、先日読んだ『イノセント・デイズ』の主人公・田中幸乃が中学時代にこの本を読んでいたのがとても印象的で、どんな本なのか興味を持ち、読み始めた。
とても面白かった!
上下巻でぎっしり書き込まれているので一気読みという...続きを読むPosted by ブクログ -
前半はロマンス好きのわたしにはたまらなかった。
ネタバレで展開は知っていたので(というか裏のあらすじでガッツリネタバレ)、上巻からの伏線が回収されていく様が面白かった。
家族の居なかったジェーンに従兄妹たちがいるとわかったときの暖かさが良い。
ジェーンとロチェスターが美男美女でないと何度も強調される...続きを読むPosted by ブクログ -
『ボヘミア国王の醜聞』
『赤毛連盟』
『消えた花婿
『ボスコム渓谷の謎』
『五つのオレンジの種』
『唇のねじれた男』
『青いガーネット』
『まだらの紐』
『技師の親指』
『未婚の貴族』
『緑柱石の宝冠』
『椈の木荘』Posted by ブクログ -
何気なく手にして数ページ読むうちに引き込まれた。強く冷静なジェーンに憧れる。謎めいた出来事が後半への興味を強くさせる。面白い!Posted by ブクログ
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ドラキュラ、這う男など、オカルト色の強い作品が多く、推理ものとしてだけでなく楽しむことができた。個人的には「ソア橋」が正統派推理小説として読め、オススメだ。Posted by ブクログ
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高校時代に読んで以来、一番好きな本の一つです。大学の卒業旅行でブロンテ姉妹の故郷を訪ねるくらいに好きでした。
めちゃめちゃ久しぶりに読んだけれど、やっぱり好き。メロドラマチックで、これはどうかな?!ってところもいっぱいあるけれど、ジェーンの意志の強さに惹かれます。Posted by ブクログ -
ジェーンの気位の高さや、傲慢な感じにちょっと疑問を持ちつつも、あまりにきっぱりと言い切るために受け入れてしまいます。
一人称で語る、その語り口が好きなのかな。
ドラマチックな恋を夢見る高校生の時に読んだのが我ながら正解?!Posted by ブクログ -
推理小説読んだのは中学以来くらいかなー。シャーロック・ホームズは初めてでした。
なんというか、さすがの名作って感じでした。普通に面白くて、すごく引き込まれる感じ。なんというか、自分もワトソンの視点で入り込んじゃうような、そんな感じでした。
訳がきっとすごいんだろうなー、と思います。洋書だと多少の...続きを読むPosted by ブクログ -
ちょうど映画が公開になる前に、原作が気になったので購入しました。分厚い文庫2冊は重いので、電子書籍になってて良かったです。値段も文庫より安かったし。内容は回りくどい言い回しや例えが多いなど、古典的で退屈なシーンもありますが、面白かったです。映画よりはやはり原作が良い!
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ほんの奥付を見ると、初版が昭和29年。
私が購入したものが昭和60年56刷。上下共に400円。
ここに書き込む前に、ネット書店を見てみると、装丁は全く変わらず、値段が約2倍になっていた。
それだけの時が経ったのだなと少々感慨深いものがあった。
久しぶりの再読であったが、やはり、時代を超えて残ってい...続きを読むPosted by ブクログ -
昔読んだ時とはやはり印象が違います。主人公ジェーンの言動も昔はとても真面目で人間離れした宗教的なものを感じましたが、今読むと生真面目で、年齢に相応しい可愛らしさを感じます。セント・ジョンもこの年頃にいそうな自惚れが描写されているのに気付きました。そしてロチェスター卿の若さと純粋さも読み返して初めて気...続きを読むPosted by ブクログ
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高校生の頃に読んだのを、久しぶりに読み返してみたら記憶より面白かったです。前半と後半でリアリズムとロマンとの主義に分かれていると解説されていますが、前半のジェーンと親友との会話が物語全体の基調になっているのが、今になるとわかります。Posted by ブクログ
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孤児となり、教育施設ローウッドで育ったジェーン・エア。
貴族の家に家庭教師として雇われ、
当主のロチェスターと結婚することに。
式当日、当主には狂人の妻がいることが発覚して・・・
現代の昼ドラの原作にもなりそうな内容ではあるが、
本をまともに読み始めた頃から好きな作品。
(上下巻)Posted by ブクログ -
高校に入ってすぐのときに読んだ本。
最初は難しい本かなと思ったけれど読み進める内にどんどん物語に引き込まれました。
静かに強くたくましく生きるジェーンに感動します。
これからイギリス文学を読もうかなと考えている人にぜひお勧めします。Posted by ブクログ -
この年になるとシャーロックホームズをいまだに読んでいないということが恥ずかしくって、なんだか読みだせずにいたけれどついに意を決し読んでみたら、面白くってびっくりした
短編集ということもあり緋色の研究四つのサインでくどい、と思っていた犯罪者の回想を追っていく自白のシーンもなくって、読みやすく本当に二人...続きを読むPosted by ブクログ -
小学校3年の学級図書にあった文庫じゃなくて、紅色のボロボロの本でした。
当時10歳の私が読んで何を得たのかは覚えてないけれど、ジェーンみたいにはねっかえりだったから共感して読んでた記憶がおぼろげながらあります。Posted by ブクログ -
もう一度機会があれば読んでみたい。
10歳の頃の目線で読んだときの感想文とか書いててくれたら良かったのに私(笑)今の目線で読んだら全然違うんだろうな。Posted by ブクログ -
一番好きな本って聞かれたら…迷うけどブロンテのこの本が出てくるなぁ〜〜♪感想は書ききれないほど。想いが溢れてくる作品です。Posted by ブクログ