有島武郎のレビュー一覧

  • 小僧の神様・一房の葡萄

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    小五が読んだ。
    知らない言葉の解説が同ページ内にあるので読みやすいとのこと。

    志賀直哉の文体は簡潔でわかりやすいらしい。拒否感なく読んでくれて親はホッ。
    私自身は読んだことがないので評価はなし。
    興味を持った時に渡す本としてはこのシリーズがいいんだろうなと思っています。

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    2025年09月27日
  • 小さき者へ・生れ出づる悩み

    購入済み

    とても素敵な小説です。穏やかな気持ちで読み進める中で、何回か涙が出ました。
    内容が複雑なのて、もう一度読み直します。

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    2023年01月17日
  • 一房の葡萄

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    遥か昔のうっすらと残る記憶だが、小学校3~4年の担任の先生が、国語の授業とは別に読み聞かせをしてくれたのが「一房の葡萄」だった。
    横浜の山の手が舞台であり、万国旗、西洋絵具など、異国の香り漂うのが、見知らぬ世界を覗いているような不思議な気分だった。

    子供ながらに「ぼく」のやってしまった事に罪悪感からドキドキしたし、同時に、藍色と洋紅色はとても美しい色なのだろうと想像した。
    そして先生が捥いでくれた西洋葡萄とはどんな葡萄なのだろうと想像した。
    自分が普段口にする葡萄とは違う、何か特別なフルーツに思えた。
    なにより「ぼく」に対して、いやな事をしてしまったと自分で分かっているのならそれでいいと、子

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    2022年09月02日
  • 一房の葡萄

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    有島武郎の童話集。
    文章がとにかく美しくやさしい。そしてそれぞれの主人公の置かれた状況による感情が生々しく伝わってくる描写力。
    重たいできごとは起こるが登場人物はおしなべてやさしい。
    非常に秀逸な童話集なので、もっと子どもが手に取りやすい形態で広まると良いのだけれど。
    宗教色が強い「真夏の夢」と「燕と王子」はいまひとつ。

    ◆収録作品
    ・一房の葡萄
    ・おぼれかけた兄妹
    ・碁石を飲んだ八っちゃん
    ・ぼくの帽子のお話
    ・かたわ者
    ・火事とポチ
    ・真夏の夢
    ・燕と王子

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    2022年04月29日
  • 生まれ出づる悩み

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    自分の仕事を神聖なものにしようとする作家・文学者の私は神がかりの様に夢中になって筆を運ばしていることもある。私の周囲には亡霊のような魂がひしめいtて、紙の中に生まれ出でようと苦しみあせっているのをはっきりと感じたこともあった。同じく絵という芸術を追い求める君は生きるために漁夫たちと死の側近くまで行かなければならない。悲壮だ、惨めだ。異邦人の様な気持ちで孤独と闘いながら。隣人への愛がテーマの「生まれ出づる悩み」の他、純粋な魂がテーマの「フランセスの顔」、信仰への精進にあこがれる「クララの出家」、妻への復讐の炎「石にひしがれた雑草」を収めた貴重な一冊。完成度の高い文学作品で何度読んでも新しい感動が

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    2021年05月16日
  • 小さき者へ・生れ出づる悩み

    一木けいさんの「1ミリも後悔しない、はずがない」から読みに来ました。

    中高生の時にじっくり読みたかったな。
    生きる指標になる一冊。

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    2018年07月11日
  • 生まれ出づる悩み

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    ネタバレ

    自分の夢を、家族や生活のために諦めた。
    望んでいなかった未来で、別の選択肢を選んだ自分を夢想しながら、心の中では誰とも分かり合えず異邦人のように暮らしている。
    本当は分かっている、家族や生活は言い訳だと。
    自分に才能があると信じ、それに身を投じる度胸がなかったのだ。
    …決断するのは自分自身。

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    2017年11月18日
  • 小僧の神様・一房の葡萄

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    作品紹介・あらすじ

    仙吉が奉公する店に、ある日訪れた一人の客。まるで自分の心を見透かすように鮨屋に連れていってくれたこの客の正体に、仙吉は思いをめぐらせ-。少年の心情を鮮やかに切り取った「小僧の神様」をはじめ、白樺派を代表する作家三人の作品を収録。

    *****

    わけあって志賀直哉の「小僧の神様」が読みたくて書店に行った。本当は岩波書店から出版されている旧かなづかいの一冊が欲しい、なんて大それたことを思っていたのだけれど、残念ながら書店の検索機に引っ掛からず。たった一冊引っ掛かったのがこの「少年少女日本文学館」シリーズの中の一冊だった。対象年齢がいくつなのか分からないけれど、僕は多分「少年

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    2024年09月20日
  • 一房の葡萄

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    童話にカテゴライズされるようだが、子供を題材とした短編の趣を感じた。登場人物に向けられる眼差しは温かく繊細。
    (2012.1)

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    2012年03月02日
  • 一房の葡萄

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    随分マセた子どもだったようである、初めて読んだのは6歳のころで、小学校3年生のはじめての読書感想文は「一房の葡萄」だったのです…。最早何を書いたんだか記憶にありませんが。
    只、当時は「書かれている出来事」だけに注目しておりましたが、もう少し年齢を重ねると文体の美しさにも気付かされますね。
    一番印象に残っているのは掲題の「一房の葡萄」ですが、罪を犯した少年に苦味が含まれつつも温かいのは、主人公その人が有島武郎だったからですね。
    ヘルマンヘッセの「少年の日の思い出」(=「クジャクヤママユ」)を連想します。

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    2012年02月19日
  • 一房の葡萄

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    有島武郎の童話八篇を収録した本。
    どの作品もすごく面白く、心が温かくなった。中でも「火事とポチ」は犬嫌いの僕ですら読んでてちょっとうるっときた。本を読み終わった後に小学校の教員免許が欲しくなった。
    「真夏の夢」だけちょっと作風が違うなと思ったら、ストリンドベルヒという作家の作品の翻訳らしく、自分の勘が当たったことが嬉しかった。

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    2011年01月30日
  • 一房の葡萄

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    有島武郎の童話集。こどもの気持ちになって読める。こどもらしい純粋なこころ、いじわるなこころ。
    目の高さも低く設定されている。見上げる、とかこどものしぐさがいちいち新鮮で驚く。

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    2009年10月04日
  • 一房の葡萄

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    童話。全8話。

    有島武郎が遺した童話が全て収められてます。

    好きなんだよね〜童話。童話に込められた寓意って素晴らしいですよね。人間の根幹を形成するのに絶対一役買ってると思う。子供がいれば絶対読み聞かせたいもんです。

    私も子供の頃は毎晩母が読んでくれましたね〜童話。今思えばそこで、今の私の倫理、道徳観が形成されたように思います(もちろんそれだけではないですけど)。

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    2009年10月04日
  • 一房の葡萄

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    私の世代(40〜50代)では、中学受験で必ず読まされたのが「一房の葡萄」。
    ストーリーは忘れていなかったが、懐かしかった。
    子ども時代の素直な感情と、目に映る鮮やかな色彩が相まって、美しい世界観が表現されている。

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    2026年01月14日
  • 一房の葡萄

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    この作品は 有島武郎さんの創作童話にあたる

    主人公の僕は
    幼い頃から絵を描くことが大好きだった
    級友のジルが持っている上質な絵の具で
    描いてみたくなり
    衝動にかられて ジルの絵の具を盗んでしまう…



    しかしすぐに…
    大好きな先生に盗んだことがバレてしまい…

    じわじわと 盗んだことへの恥ずかしさや
    後悔が襲ってきて
    大好きな先生の前で 泣き続けてしまう…



    あのとき絵の具を盗まなかったら…
    あのとき盗んだことが露呈しなかったら…

    後悔の波が押し寄せる僕に
    先生は優しく許してくれて
    一房の葡萄を分けてくれる



    盗んだ事実を叱るのではなく
    どうして盗んだのか…

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    2025年06月06日
  • 小僧の神様・一房の葡萄

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    小僧と神様 志賀直哉 日本文学館

    武者小路実篤と共に学習院で学んだと言う
    とても繊細な人だったらしい
    小説の神様と呼ばれてもいたようだが
    夏目漱石とは別の文体で
    言葉使いが違うせいか馴染めない所も多く
    「小僧と神様」と「雪の遠足」を読んで閉じた
    どちらも寂しい話で尻切れとんぼであるところが気になったし
    現象面に引き摺られてしまう主人公の悩みがわかるような気がする

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    2023年05月21日
  • 一房の葡萄

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    死や盗み、エゴなど、童話ではなかなか取り上げないようなテーマが深く掘り下げられている。
    「火事とポチ」に幼い頃の自分を見つけ、自己嫌悪に陥った。

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    2012年06月02日
  • 一房の葡萄

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    有島武郎は芥川と並んで、童話もうまい。中勘助のような文体を想起させる童話集だ。僕が高校3年生の時、「神奈川と文学」という授業を取っていて、有島が神奈川の出身だということで、その時に出会った作品。表題作である『一房の葡萄』を読んで、「おおお・・・いやぁ、言葉遣いがキレイだなぁ・・・」と、しみじみ思った。有島はこれらの童話を通じて、子どもたちに、子どもだからこそ、教えておかなければいけない「やってはいけないこと」を教示しているように思う。それは、読めば何となくでも分かると思う。この辺りが芥川の童話と異なる点でもある。

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    2011年07月31日