渡部潤一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレこれまで有名なガリレオを読んでいませんでしたので読みましたが、
思ったことはキャサリンジョンソンさんと同じく幼少期に疑問が多い好奇心旺盛な子供でしたが振り子のなんとかかんとかの法則などあまり考えてもいないことに目が向くこともすごいなと思いました。
とても面白かったです。
そして正しい=常識?常識=普通という発想の中で思いましたが、
「正しい」というのは何が正しいのか?普通、正しい、常識というのは個人個人ではあるものの、この言葉を使ってみても、通じるのはなぜ?ということを疑問に思いました。
ニュートンのニュートン力学も合っている部分はあると思いますが、
アインシュタインが相対性理論を考案して、多 -
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Posted by ブクログ
解説とフィクションが交互に入っている科学書という手法は、新しい試みですね。
読みやすくとても良いと思いました。
解説書としても、物語としても、楽しむことが出来ました。
思わず、物語の主人公の真一くんに感情移入してしまいました。
古代、地球が宇宙の中心と考えられたが、太陽の周りを地球が回っているとわかり、太陽が宇宙の中心と考えられたがそれも違い、太陽は天の川銀河の一部、しかも天の川銀河の中心近くでもない、そして天の川銀河も宇宙で唯一の銀河では無く、その他にも無数に銀河がある…
人類を中心に考えられていたことが、それはただの驕りで、まだまだ未熟な文明の段階である。
大人の成熟した文明になるため -
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ネタバレ 購入済み
素晴らしい図鑑
絵と写真としては大きさ小ささの違いがはっきり比べて載せてありました。判りやすくておもしろくて読むのを止められないですね。文章だけではどれだけ大きいか小さいか分かりにくいので曖昧です。文章だらけの本より図鑑の本がいちばん判るし楽しいですね。
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Posted by ブクログ
読みやすいのに非常に中身が濃くて,なんで今まで読んでなかったのかとかなり後悔。天文少年だったころ,胸をときめかせた思い出なども魅力的だし,無味乾燥なデータの羅列などは一切ないし,非常に読ませる本になっている。
本書は,冥王星が惑星から外された翌年の2007年に書かれている。執筆の目的の一つは,過熱報道の残した誤解を払拭すること,ということなのだけど,太陽系の天体をどれもバランスよく扱っている。もちろん,冥王星の「降格」についても,関係者の一人として丁寧に解説。渡部先生が,IAU惑星定義委員会の委員をやってたのは初めて知りました。
もともと惑星の定義はなかったこと,冥王星がその発見以降,詳