賢治と「星」を見る

賢治と「星」を見る

1,815円 (税込)

9pt

4.5

天文学者と旅する宮沢賢治の星空

少年、宮沢賢治は夜空を見上げ、何を思ったのだろう?
見つめる星々の先には、何が見えたのだろう?
天文学者も舌を巻くその正確な天文知識は作品にどう映しだされたのか?
天文学の楽しさを一般の人びとにわかりやすく伝え続けてきた天文学者が、賢治が作品に描き出した天体に私たちを招待する。
この本は宮沢賢治の生涯を天体で物語るプラネタリウムだ。さあ、一緒に旅に出よう!

【内容】
旅のはじめに
第一章 賢治の生きた時代へ
第二章 教師、宮沢賢治の星空
第三章 賢治、大地に根ざす
第四章 ふたたび石に向きあう
第五章 そして、宇宙へ
旅の終わりに―あとがきにかえて―

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賢治と「星」を見る のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年02月17日

    “宮沢賢治“の作品は何度か読んだ事あるし、なんとなくどんな人なのかは知っていましたが、、、この本を見て、宮沢賢治がどんな人なのか、どんな人生を辿ったのか、どんな物語を作ったのかが分かりやすく、とても読みやすく、読んで良かった!と、本当に思いました。
    賢治が物語に登場させた星を、夜空で探したいと思った...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年12月08日

    「なにがしあはせかわからないです。ほんたうにどんなつらいことでもそれがたゞしいみちを進む中でのできごとなら峠の上りも下りもみんなほんたうの幸福に近づく一あしづつですから。」(銀河鉄道の夜より)
     
    タイタニックの犠牲者をストーリーに登場させている。


    映画化された『銀河鉄道の父』が紹介され、
    「銀...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年11月13日

    むかしから星や宇宙の話は好きで、小学生のころ町にできたプラネタリウムによく通っていた。今でも、プラネタリウムの解説員になれるならなりたいと思っているほど。同じころ、鉄道も大好きで、ふたつの要素が並んだ「銀河鉄道の夜」を初めて読んだのは確か小学6年生だった。宮沢賢治がどんな風に夜空を眺めていたのか知れ...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2024年01月13日

    宮沢賢治がどんな状況でどんな空を見上げながら作品を書いたのかに想像力と天文学的知識を使ってアプローチしていくのがとても面白かった
    読みやすく親しみやすい文体で、詳しくはこちら、と先行研究をしっかりと挙げているところもよかった。

    0

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