渡部潤一のレビュー一覧
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国立天文台天文情報センター長(当時)による、太陽系を概観した著書。
現在宇宙について書かれた本は多いが、その大半は、宇宙の生い立ちや構造などの宇宙の全体に関わるものや、ハッブル望遠鏡によって明らかにされた宇宙の果ての姿に関わるものなどで、宇宙のスケールから言えばほんの芥子粒のような太陽系を扱ったものはあまり見かけない。
そうした中、著者は、2006年に、国際天文学連合「惑星定義委員会」のメンバーとして、冥王星を惑星から除外する決定に関わり、それにより本書の執筆を思い立ったという。
ガリレオ、コペルニクスの時代は、太陽に近い4つの惑星(水星、金星、地球、火星)と、その外側の2つの巨大ガス惑星(木 -
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[ 内容 ]
太陽系の果てに位置する九つ目の惑星、冥王星が、二〇〇六年の夏、惑星から外された。
だが、一体なぜ降格されたのか…。
今では準惑星として数えられる冥王星は、実は周辺に位置する多くの太陽系外縁天体の一つにすぎなかったのである。
電子撮像技術による観測の飛躍的な進歩、あるいは種々の惑星探査機の活躍により、次々と明らかになっていく太陽系の天体たち。
カラー写真23点と共に、壮大なる惑星たちの神秘的な相貌を最先端の天文学で解き明かす―。
[ 目次 ]
大家族の中心にある“ストーブ”―太陽
ストーブの周りを駆け回る走者―水星
美しき女神の名を持つ“妹”金星
青色はぐれ星―地球
身近にありな -
Posted by ブクログ
ネタバレ月は大気がない。赤道では昼は110度、夜はマイナス170度。地球は大気のおかげで気候がおだやか。
地球の内部は金属が溶けている。これが動くことで磁気が発生して磁石になっている。この磁場が、太陽風や宇宙線をはじいて、地球を守る。
地磁気は変化したり逆転したりする。過去8300万年で183回。最後の逆転は78万年前。チバニアンは逆転する前の地層。
地球と太陽の距離は10万年周期で変わる。氷期と間氷期が生まれる原因。今は間氷期から氷期に向かう途中。
現在の大陸は2億5千万年前は、バンケアという一つの大陸。2億5千万年後は、また一つの大陸になるといわれている。
どんな生き物も絶滅に向かっている。人類も -
Posted by ブクログ
子供の頃父にプラネタリウムに連れて行ってもらうのが楽しみでした。宇宙の話はロマンがあって良いですね。この著者さんは普段YouTubeで宇宙のお話を発信されているとのこと。確かに本で読むよりYouTubeで見る方がわかりやすいかもしれません。
壮大な宇宙の中で地球は本当に小さな惑星なんですね。そして色々な条件が重なり人類をはじめ約870万種もの多様な生物が存在している天体であるとのこと。少なくとも今の所は他の惑星の生命体は確認されていないようですね。
宇宙の話は数億年単位で変化していくので実感が持てないのですが、宇宙の始まりから地球の誕生、そして現在に至るまで、あまり知らなかった事を知ること