山田ユギのレビュー一覧
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【あらすじ】「淋しいだけじゃ、俺はひとを好きにならないよ」姉の結婚式の日、理也は数年ぶりに従兄弟の高成と再会した。高校にあがるまで、ふたりはとても仲のよい従兄弟同士であり、理也にとって高成といる空間はひどく居心地のいいものだった。けれど、ふたりの間にはなにか曖昧なものが忍びこみ、いつしか距離を置くようになっていたのだ…結婚式の夜をきったけに再び一緒の時間を過ごすようになったふたりだが、曖昧だったなにかが露になってゆき。
『思い出せばつらいのに、まだ心が痛むことに安堵する。当分、過ぎた記憶にはならない。そうしたくない。
思い出にならないまま、高成のことはこの胸にもうすこし痛みとしてかかえていた -
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照れてツンツンしてるときの中村は何故あんなにも色っぽいのか?特に後半の中村は非常に殺傷能力の高い色気を放っている・・・問題である。
地味系男子が初恋にアワアワして、悶々して、頑張ってる所がこの本の見所だと(私は)思いますね。
それに鯨井さんと高崎さんのカップルも好き。この2人メインの話もぜひ見てみたい。幼少時〜大学生までのすったもんだとか、絶対面白いよ。いつから鯨井さんがあんなインモラル思考な子になったのかとか。でも終盤、何気に鯨井さんのほうが高崎よりも常識人だったのに驚きつつ、更に萌えを覚えた。
あと他のユギマンガにも共通することだけど、この作品も女の子がいい味つけになってる。
特に美樹ち -
Posted by ブクログ
「あなたと恋におちたい」で外村の元恋人だった佐竹のお話。外村に恋人が出来て初めて本当に好きだったときずく佐竹。そんな事が重なり同窓会があった次に日、目を覚ますと見ず知らずの男が隣で寝ていた。酒を飲みすぎて記憶がない佐竹は男が寝ている間にホテルを後にして、行きずりでもまさか同級生ではないことを祈っていたのだが、祈りも届かず相手は同級生の城之内というやつだった。最悪にもまた会うことになり同級生としても佐竹の記憶にない城之内が言ったのは「挿れさせろよ」だった。城之内の外見も好みではなくて攻同士では無理だと安堵していた佐竹だが思っていた以上に執拗な城之内に佐竹は…。…と攻をストーカー並に攻め落とす攻が