山内太地のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
≪目次≫
第1章 就活の現状
第2章 三流大学から一流企業に就職した学生たち
第3章 偏差値は低くても、就職に強い大学はある!
第4章 就活の行方
あとがき 働くとは何かを知る大学教育を
≪内容≫
まえがきでも言っているように、この本のミソは第2章である。第3章のような話は、他の本にも載っている(同業他者はあまり切り込んでいないような気がするが)が、第2章のような紹介は新書形式の本では見たことがない。だが、読んでみて解るのは、こうした学生は少し特別だな、と。積極性(時には厚かましさ)がないとここに載っているような行動はできないだろう。そういう意味で、第4章はやや深さに欠ける。まあ、 -
Posted by ブクログ
日本の大学教育は改革が遅れていると、ささやかれてからかなりの年月が立つ。各大学も、グローバル、global、って必死に改革をアピールするものの、肝心の先生一人あたりの生徒数が一向に改善されない。お金のかかる入試システムも相変わらずで、大学職員の高給に廻っているという批判も。アジアへの留学は、ここ数年学校現場でも話題に上るようになってきた。学費、滞在費が安く、コスパが高いからだ。内向きの日本人の意識を外に向けさせるには、確かに留学が最適なのだが、その基盤を教育する大学教育には、さらなる改善を期待したい。これは翻って、高校教育にも言えることだが。
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Posted by ブクログ
この反感を買いやすいタイトルが、本当にこの本を読んでもらいたい人を遠ざけないか心配です。
学生の低学力を認めない大学こそアホ大学。必要なのが分数なら分数を、掛け算九九なら九九を教え、少しでも社会人として使える人になるようにするのが現代のよい大学。
今や大学はキャリア教育場所になったと、それがよく分かる1冊。
「分数計算が出来ない学生を大学に入れるな」というのは無理な話。文科省が大学設置基準をユルユルにした結果、大学の数はもう増えてしまった。
18歳人口が減り続けている今、(一部の難関校を除き)大概のつぶれたくない大学は、低学力学生を入れないわけにいきません。
学部は質のいい労働者を送り出して -
Posted by ブクログ
ネタバレ大学に行かないと、食べていく強味が育たない。=食べていく何かを見つけるために大学に行く。
親に反対されたら、自分の希望をプレゼンする。
推薦で半分が大学にいく。自称進学校ほど推薦で行かせたがらない=先生は、推薦で行かせると勉強をさぼると思っているから。
本当の進学校は、ほっておいても勉強するから、自由度が高い。自称進学校は、ほっておくとさぼると思っている。
一般入試を受けるつもりで、推薦をもらう。
3ポリ=アドミッションポリシーとカリキュラムポリシーとディプロマポリシー。
大学は自分の教室がないので居場所がない。=オープンキャンパスでチェックする必要がある。ラーニングコモンズのような、しゃ