山内太地のレビュー一覧

  • 偏差値45からの大学の選び方

    Posted by ブクログ

    タイトルは偏差値45からのとありますが、内容はそんなことはありません。結構レベルの高い国公立の話とか、一般入試の話とかもたくさん出てきます。全ての高校生に読んでもらいたい内容。自分にも大変ためになりました。

    0
    2023年08月15日
  • 高大接続改革 ──変わる入試と教育システム

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2016/10/9 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2016/10/14〜10/17

    最近盛んに言われ始めた「高大接続」。全く無関係ではない仕事だし、子供が改革のどのタイミングで関わるのかも知らなかったので、大変勉強になった。しかし、アメリカのシステムを真似るのは良いんだけど、社会的な情勢が彼我で違うんだから、そこはアレンジしないといけないんだと思うんだけどなぁ。博士増やしたときだって、アメリカでは博士号を取っても、企業に入ったり、起業したり、と選択肢がいっぱいあるのに対して、日本では企業はなかなか取ってくれないし、アカデミックポジションも減る一方。結果、博士に行ったら不幸になる、などと

    0
    2016年10月18日
  • 就活下剋上 なぜ彼らは三流大学から一流企業に入れたのか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    三流大学(実際には二流私立大ぐらい)から一流企業へ就職した学生の行動や、就職率アップにとりくむ大学を紹介した本。
    ここに紹介されている学生たちのすさまじい行動力や発想力、なによりたくましいまでに人と繋がり人脈を築いていく能力に感動。それこそまさに社会人としての能力だと言える。

    なかには一流企業を三年以内で退社して起業した者もいて、優秀な人間は、高校から大学までのハンディキャップを跳ね返す力がある。そのいっぽうで、明確に高学歴がものを言う名門企業の採用実績にも触れており、三流大学生のアナタでも大丈夫、などと勘違いさせるつくりではない。

    個人的には、センター試験直前に父が亡くなり、医者の道を断

    0
    2014年08月28日
  • 東大秋入学の衝撃

    Posted by ブクログ

    「秋入学」というものが世間賑わせたが、
    この本は、その東大秋入学についてまとめられたもの。

    メディアが報じたものはほんの一部で、
    本書は大学研究家の方がわかりやすくまとめている。

    「秋入学は私たちに関係ない」と思っている人も多いだろう。
    しかし、実際はそんなことはない。
    秋入学が導入されれば、学生獲得競争が加速するだろうし、
    社会のシステムも大きく変わる可能性がある。

    秋入学についての集中的な報道から月日は経ち、
    薄れてしまった感もあるが、
    着実に秋入学に向けて東大は進んでいる。

    東大の秋入学への移行は、
    決して他人事ではなくなる。
    ぜひ一読を!

    0
    2013年01月03日
  • 22歳負け組の恐怖

    Posted by ブクログ

    日本中の大学を見てきた大学研究家が語る大学の今の姿が紹介されている。
    今年大学生になった人もこれから就活が待っている学生も、
    受験勉強に励んでいる高校生も、保護者も、
    大学関係者も読んでほしい一冊。

    社会人は、大学がいかに多様な存在になったかに気付けると思う。

    また、これから大学で頑張ろうと思っている人には是非読んでほしい。

    0
    2013年01月03日
  • アホ大学のバカ学生~グローバル人材と就活迷子のあいだ~

    Posted by ブクログ

    タイトルは過激に見えるかもしれないが、
    中身は日本中の大学を見てきた両著者らしい記述に富んでいる。
    日本の大学のおかれている状況や、日本の大学生の状況だけではなく、
    海外の事情についての記述も豊富。
    一読するべき!
    現在の日本の大学について知りたいならぜひ!!

    0
    2013年01月03日
  • アホ大学のバカ学生~グローバル人材と就活迷子のあいだ~

    Posted by ブクログ

    題名の過激さとは裏腹に、事実に基づく記述が淡々と続く興味深い本です。 
    過日、東工大のM教授が山口に帰郷された際に言われてました、「いまどきの大学選びのキーポイントの一つは、国公立私立を問わず『面倒見の良さ』である」と。 本書にもまさにその話が詳しく出ています。 
    最終章には、グローバル人材を求める企業と、それに応えようと奮戦する大学の話が出てきますが、一流企業が競って採用しようとおしかける秋田県立の国際教養大はなかなか徹底した育成方針のようですね。一度訪問してみたいです。

    0
    2012年05月29日
  • 偏差値45からの大学の選び方

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ある県では、三者面談で生徒がなぜその進路に行きたいのか保護者と教師にプレゼンする。
    普通科高校は多くに学力以外に個性がなく、わざわざ偏差値が低い学校を選ばないが、大学には「その大学にしかない学び」があるので、偏差値にこだわる必要がない。
    「言われないと勉強しない」一方で、「言われたら頑張れる」自称進学校においては、必然的にやらされる勉強が多くなり、校則がきびしくなっていく。そのため、「さぼりたい」「楽したい」ではなく、「こういう研究がしたいから推薦を使いたい」と教員の納得を得ることが必要。
    面接対策において、「なぜ〇〇大学でなければだめなのか」という志望動機と、「なぜ私でなければだめなのか(私

    0
    2023年12月29日
  • 偏差値45からの大学の選び方

    Posted by ブクログ

    タイトルが気になり、購入しました。大学紹介の書籍は数多くありますが、本書が優れているところをいくつかあげてみます。一つ目は、必ずしも偏差値があまり高くない大学の紹介が多いことです。誰しもが、難関大学に合格できるわけではありません。また、偏差値や知名度が高くなくても、行く価値のある大学があることがわかりました。二つ目は、推薦入試について、基本的な考え方が分かりやすく説明されているところです。なぜその大学でなければいけないのか、なぜ自分でなければいけないのか、志望動機や自己PRを考えること、それが決まれば、入念に調査することの大切さがわかりました。恥ずかしながら、3ポリという言葉を初めて知りました

    0
    2023年04月29日
  • アホ大学のバカ学生~グローバル人材と就活迷子のあいだ~

    Posted by ブクログ

    バカな学生の方がマジメ学生よりも上手くいく、というのが面白い。一般の「馬鹿」とは定義が違う部分もあるが。
    結局のところ要領の良いヤツが上手くいき、馬鹿真面目なやつが損をする。
    これ大学受験する前に読んどきたかった。もし現大学生がいたら、それでも読んどくべきとお薦めしたい。

    0
    2021年11月02日
  • 大学のウソ 偏差値60以上の大学はいらない

    Posted by ブクログ

    大学改革=語学学習を中心としたグローバル化という論調が過ぎるように感じる面もあるが、実際に取材した内容をふんだんに取り入れているので、参考になる面も多かった。

    0
    2020年02月25日
  • アホ大学のバカ学生~グローバル人材と就活迷子のあいだ~

    Posted by ブクログ

    実例がたくさん盛り込まれているので、いかに○○かという問いかけが本書の中で散りばめられていました。
    読みながら、円安で利益を上げる企業が多い中、英語教育は果たしてこれで大丈夫なんだろうか、海外勢に既に負けているとも言える現状の打開策は見えてくるんだろうか、などなど、考えざるを得ませんでした...

    0
    2018年05月16日
  • 高大接続改革 ──変わる入試と教育システム

    Posted by ブクログ

    <目次>
    第1章  2020年の大学入試
    第2章  偏差値で人生が決まる~身も蓋もない学歴論
    第3章  本間先生に聞きたい。アクティブ・ラーニングQ&A
    第4章  高校生までにできること
    第5章  大学のアクティブ・ラーニング

    <内容>
    タイトルよりも中身の本。入試の変化の部分と高校、大学の授業に取り入れられる(取り入れられている)「アクティブ・ラーニング」の紹介。
    第3章、4章は、進路指導で使えるネタが満載なので、高校生や進路指導部の教員にぜひ読んでもらいたい。  

    0
    2016年10月24日
  • 就活下剋上 なぜ彼らは三流大学から一流企業に入れたのか

    Posted by ブクログ

    著者の大学改革への重いの様なものが端々に感じられる。
    ちょっと冗長なところがあるのも否めないが、ある意味有効な手が打てないその他大勢大学への挑戦状と言えなくもない。
    就活生のマニュアルと思って購入した学生にはちょっと期待はずれかも。

    0
    2014年11月14日
  • 22歳負け組の恐怖

    Posted by ブクログ

    普段から著者の山内太地氏が言っていることをまとめた集大成のようなもの.
    それだけに目新しい発見はあまり無いが,普段の彼を知らない大学関係者には大きな刺激となるだろう.
    中途半端な大学は生き残れないし,無理して生き残ろうとすることは社会に対する背信であるということを更に再認識した.
    やはり大学の数をある程度の強制力を持って減らさないといけないのだろうな.自然淘汰を待っていられない.
    もしそうなったらどこで給料を貰えばよいのかという個人的には切実な問題もあるのだが,現状の問題は多くの大学関係者がそこを優先するから解決しないのだろうな.
    非常に難しい問題だが・・・

    0
    2014年11月09日
  • アホ大学のバカ学生~グローバル人材と就活迷子のあいだ~

    Posted by ブクログ

    手放しで面白い,最高.
    (ホントは当事者である立場上笑ってばかりもいられないのだが)
    大学関係者必読の書として薦めたい.
    ただ,第3章 講演「受験生をゼロにするためのパンフレット作り」と第6章 日本バカ学生史は,私的にはちょっと退屈したので,星はマイナス1.
    言いたいことは分かる気がするのだけれど,他の章のインパクトに負けてしまっているかな.

    0
    2014年11月09日
  • 大学のウソ 偏差値60以上の大学はいらない

    Posted by ブクログ

    日本の大学やそれを取り巻く環境が変わらなければこの先不安だという著者の危機感や、それらが変わらない(変われない)ことに対する閉塞感は、私が日本社会に感じる閉塞感に近く共感した。海外の複数の大学・学生を取材しているため、主張にはある程度の説得力があり、新しく知ることも多かった。このような本を出版することで著者の肩書きである『教育ジャーナリスト』としての仕事は十分に果たせていると思う。今後も精力的に活躍されることを期待する。

    0
    2014年10月23日
  • 大学のウソ 偏差値60以上の大学はいらない

    Posted by ブクログ

    日本の名門大学に行くなら海外の名門大学に行ったほうがいいと、それを学部教育の違いから説明してる。また、名門大学に行ける学力がないとしても、日本の良質な中小大学やらフィリピン留学を勧めてる。正直日本の大学には潜ったことしかないから比較しようがないんだが、でも米国のそれなりにいい大学で学部教育を受けた身としては本書で書かれてることには納得することが多い。それにフィリピン留学の利点とか、マレーシアで起きてる学園都市の建設だとか、これ読むまで知らんかったな。

    0
    2014年06月17日
  • 就活下剋上 なぜ彼らは三流大学から一流企業に入れたのか

    Posted by ブクログ

    山内氏の著書。鋭く的確に指摘する為、非常に勉強になる。

    数字、事例紹介が説得力を上げている。
    若者の傾向を具体的事例を交えながら記載しているので、今後の対策を考えさせられる。

    読書した中で思いついた企画やtodoは実行していこう。

    大学関係者や学生におススメ。

    0
    2014年02月21日
  • 大学のウソ 偏差値60以上の大学はいらない

    Posted by ブクログ

    すべての人は等しく教育を受ける権利があるという正論を置き去りにしている世の中、こういう視点から問題提起もありではと思います。

    0
    2014年02月18日