筒井淳也のレビュー一覧

  • 人はなぜ結婚するのか 性愛・親子の変遷からパートナーシップまで

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    他者との共同関係を構築するって、やはりハードルが高いしリスクも高い。しかしなぜ人はそこに飛び込むのか、それは性愛という強く感情的なエネルギーが起因している。昔は生殖を目的とした結婚が当たり前だったが、徐々に性愛が重視されるようになってきた。そういう意味では、人が結婚という選択肢を取ることも頷ける。逆に言えば性愛がなければ他者とそこまで深い関係になりたいという動機がないというのがすごくハッとした。

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    2025年12月22日
  • 人はなぜ結婚するのか 性愛・親子の変遷からパートナーシップまで

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    結婚の条件がよく整理されていた。
    (必須条件・・・共同生活をし、互いに助け合うこと
    必須ではない条件・・・性愛関係、生殖)

    著者はおそらく同性婚や選択的夫婦別姓には賛成なのだろうが、
    これらを法制化する上で解決すべき課題について
    その責任の所在が当事者にあるかのような書き方がなされていて
    そこが引っかかった。

    例えば同性愛者の子供は差別されるかもしれないといった課題は、当事者ではなく社会に非があり、当事者に責任はないと思う。
    同じように「選択的夫婦別姓を解決しても子供の名前をどうするかという新たな課題が生じる」と書かれてていた。しかし、"子供の名前をどうするか悩むという問題&qu

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    2025年12月07日
  • 人はなぜ結婚するのか 性愛・親子の変遷からパートナーシップまで

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    結婚というものに対して、概念的に歴史史実的に法律的になど様々な角度で議論がされている点は勉強になったと感じたが、明確な筆者の主張は内容に感じた。
    私が社会学系の新書になれていないが、タイトルに対する回答が見受けられない点が気になった

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    2025年11月02日
  • 人はなぜ結婚するのか 性愛・親子の変遷からパートナーシップまで

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    シビルユニオンとか知れてよかった
    疑問の提示がわかるわかるという感じだったけど、結局答えはないのか~という読後感だった記憶

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    2025年08月17日
  • 数字のセンスを磨く~データの読み方・活かし方~

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    ネタバレ

    何かのデータの数値化することは簡単。
    数字が出た事に満足し、本当にそのデータの数値は公平なのかを考えた事がなかったことが気付き。

    数値化する要因、仮説などをまず考えた上で、その数値の中身がちゃんと公平なのかを考えると、より正確に信頼できる数値として扱う事ができる。

    今回聞き読をしたが、最後の章あたりは、かなり難しい内容で理解するのに時間がかかった。

    ・定義→比較→因果→確率→目的→個体の順で毎回チェックする癖を実践してみると良い

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    2025年08月16日
  • 数字のセンスを磨く~データの読み方・活かし方~

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    一読しただけでは今ひとつ全体像が理解できなかった。端的に言ってしまえば、統計には前提や調査内容に完璧なものがないことから、どんな統計結果にでもある意味フィクションが包含されているという内容だった。特に今まで疑問に思ったことがなかったコイントスが表裏1/2ずつの確率であるという前提すら壊れたのは衝撃的だった。

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    2025年01月03日
  • 仕事と家族 日本はなぜ働きづらく、産みにくいのか

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    少子化の要因を丁寧に分析はしてある。モデルとなる国が特定できないこと、利害があることもわかる。100点の答えがないことなどわかる。著者の提言、アイデアを出してほしい。まあ、学者だから。こんなところだろう。

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    2024年10月05日
  • 社会を知るためには

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    社会のルールや生き方を論じているのかと思ったが、それ以前の「社会」の定義や成り立ち、共通認識の話だった。あまり理解出来ていないと思う。ただ挿入されている図は分かりやすかった。

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    2024年02月13日
  • 仕事と家族 日本はなぜ働きづらく、産みにくいのか

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    仕事と家族の関係性を各国の行政サービス、統計データから考察した書籍。

    日本で子育てする事が無理ゲーと言われて久しいが、その理由である①子育て費用の補助 ②共働きと子育ての両立 について他国の状況も知りたいと思い読書。

    ①子育て費用の補助は北欧・欧州が手厚く、手厚いほど出生率が高くなる傾向という想像通りの結果

    ②共働きと子育ての両立 は意外性あり、そもそも就業している職業が国により大きく異なっているそう。
    ②を示すデータとされる産後の就業率はアメリカ、北欧が高い。アメリカは育休期間が短く仕事に早期復帰+家政婦やベビーシッターの利用によりキャリアを途切れさせず仕事を続けている。
    一方、北欧は

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    2023年08月23日
  • 仕事と家族 日本はなぜ働きづらく、産みにくいのか

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    膨大なデータをそれに基づいた論考が展開される、骨太な新書だ。
    「企業経営にしろ政治にしろ、正解が見えない場合には、何らかの合意を作り上げ、そこにコミットするしかない。国として何を重視して、何をある程度壊していくのかについて、最低限の共通理解を構築することなしに、その場しのぎで応急処置を続けていく余裕は日本にはない。」

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    2023年08月06日
  • 数字のセンスを磨く~データの読み方・活かし方~

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    データ分析を生業としている人にとっては常識的な内容。
    素人にはわかりやすい文章で書いてあると思われるので、これから仕事で関わる人はサッと読んでみるとよいかも。

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    2023年04月03日
  • 結婚と家族のこれから~共働き社会の限界~

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    まえにはページめくってみただけだったのが事情で再読。「「親密性」という言葉は一般の人にはあまり馴染みがないと思いますが、家族、友人関係、恋愛関係、同棲などを含む概念だと思っていてください」ということだけど、「親密関係」にしてほしい。(リベラルな社会で望ましい)「自由な親密性」っていうのがキーワードなんだけど、どんなリベラルな社会だって「自由に」くっつくのはともかく離れたり複数平行してくっついたりするのはそんな望ましいことだと言えるのかどうか……

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    2022年12月21日
  • 社会を知るためには

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    社会とは緩いつながりである。

    社会学とは、もしくは社会とはを考えながら社会学について語ろうとする本。明確な因果関係があるわけではなく、また動いている状態を止めないまま観察するために、その技法や理論は科学的にすっきり割り切れるものではない。社会学が何に陥ってはならないのかを考えさせられるとも思った。誰かやどこかの集団に原因を求めず、複雑に絡み合う現象を記述し説明していく。それはある意味まどろっこしいが、軽んじてはならない学問の方法である。

    様々な参考文献や読書リストが提供されているのもよい。

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    2022年12月03日
  • 社会を知るためには

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    オビの文言
    世界は思ってるより「わからない」し「緩い」。

    この感覚は、うっかり忘れがちなものだ。
    結果を前にして、原因はこれだろうと、つい見えた気になってしまっている。
    けれど、副作用みたいな、想定もしていなかった事態がそこに絡んでいる。

    じゃあ考えても意味はないのではなく、決めつけないとか、別の方向からアプローチしてみるとか、そういう姿勢が必要なんだろう。難しいけど。

    ただ、地球温暖化陰謀論については、結局、ずっと力関係の渦中にいるみたいな感じがしている。
    自分で辿ろうにも、情報がありすぎて難しい。
    そういう時はどうすればいいんだろう。

    「社会学は、心理学や経済学といった近隣分野の学

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    2022年01月16日
  • 社会学はどこから来てどこへ行くのか

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    社会学者4人がリレー形式で行った対談の記録。

    理論、量、質という異なる領域の専門家が対談することで、ひとことで社会学といっても、研究の対象や手法などがかなり広く、どれか1つが正しいというものでもない、ということがよくわかる。
    でも、こうした交流を通じ、より多角的な分析、理解に繋がるとよいと思う。

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    2021年06月26日
  • 社会を知るためには

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    社会は常に動かす余地のあるもの
    社会の理解は多様である

    常に他のやり方もありうることを模索してみる

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    2021年06月19日
  • 結婚と家族のこれから~共働き社会の限界~

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    家族のかたちについて考える本
    どんどんと変わっていく家族のかたちをうまく整理している

    前時代では「父母子」ではなく「母子とそれを取り巻く社会のサポート」と言う仕組みで支えていた。
    国民の管理のために家長制度などが出来上がった。
    自由な親密性のための課題①安定した職②無償労働③高齢化
    無償労働についてアメリカでは移民などの外部労働力の仕様、北欧は公的サービスに頼った。
    アジアはパラサイトシングル率が高い。共働き+同類婚により格差が拡大する。世帯への課税。

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    2020年12月04日
  • 仕事と家族 日本はなぜ働きづらく、産みにくいのか

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    日本で専業主婦が多かったのは1970年代。それ以前は、農業など家業のため働く主婦が多かった。
    スウェーデンでは、4人に一人が公務員。女性は二人に一人以上。その7割以上は介護、2割が保育。9割がケアワーカー。
    アメリカのような小さな政府と北欧の大きな政府の国が、女性労働参加が多い。ドイツ、日本はどちらも入っていない。その結果少子化が進んでいる。
    アメリカ、カナダは、育児休業制度が発達していないので、女性が高い地位につきやすい。
    アメリカ、北欧の出生率が高い。両極端の国。日本、ドイツ、イタリアなど性別分譲が強い国は出生率は低い。

    世界で変化し始めたのは、70年代のスタグフレーションのころから。北

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    2020年09月28日
  • 結婚と家族のこれから~共働き社会の限界~

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    結婚して家族を養うことがどうしてこんなに大変なのだろう..。複雑で厳しい現状を知る一歩

    ●感想
     「なぜ、結婚して子供を育てていくことがこんなにも大変なのだろう?」誰もが疑問に思うこのことを、本書は定性的・定量的なデータを駆使しながら説明してくれる。根本的な問題は「お金がないと家族運営・子育てできない」「共働きをしても経済格差が解消されるわけではない」ということ。収入の低い男性も女性も結婚によって問題を解決できるわけではない。結婚相手は同程度の収入・学歴を有する場合が多いからだ。世帯収入の少なさが子育ての厳しさに直結するから、「共働きしてもお金がない夫婦」にはどうしようもないという現状がある

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    2020年06月28日
  • 結婚と家族のこれから~共働き社会の限界~

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    ◯著者が社会学者だけあってか、さまざまな視点から家族のあり方についてを分析されている。所得税も検討しているのはやや意外。
    ◯文体が(なぜか)口語的に記載されており、家族の話だけあって幅広い読者層を踏まえているのか。ただ内容との兼ね合いから、すっと頭に入ってこない。
    ◯内容としては、保守的な家族のあり方が念頭にあると、中々受け入れにくい検討がされているが、結論としてどのようなあり方が現代日本に望ましいのか、その際の政府の対応としてはどうあるべきかが、具体的かつ分かりやすいものではない。そういった意味では、あくまでフラットに分析しているということなのか。

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    2020年01月17日