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Posted by ブクログ 2021年02月17日
社会学入門的な本は数多く読んできたが過去読んだ中では断トツに良い。「社会はなぜわかりにくいのか」「知るにはどうしたら良いか」というリサーチクエスチョンをベースに社会学・社会科学の視点や概念を非常に分かりやすく教えてくれます。高校生の時にこの本があれば!
読書案内としても充実しており、紹介されている...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年10月23日
筒井先生がいかに「社会」と向き合い続けてきたかがわかる内容。ちくまプリマー新書は,ヤングアダルト(おとなとこどもの間)を対象とした新書(wikipedia)らしいですが,その層だけでなく,ややアダルト(30代前半頃)にも響く。
社会がいかにわからないか,そしてなぜわかりにくくなっているか,その...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年10月07日
実用的な製品やサービスに結びつきにくく、非専門家からはその価値が見えにくい社会科学系、人文系の学問の価値について理解するのに役立つ本だと感じました。
複雑な社会の中で人々は不安になることを厭い、単純明快な理屈に(ときには陰謀論のようなものにも)惹かれがちだが、「社会は複雑で、わからないもの」という前...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年06月18日
社会学ではなく、「社会」に関する本は珍しい。そしてその出発点は「社会は理解できる」ではなく、「社会は理解できない」であることも面白い。感じていたモヤモヤ感を吹っ飛ばしてくれるような本だった。「なぜ日本は〇〇なのか」「なぜ少子化は止まらないのか」と言った疑問の裏には、明確な意図があり、それを変えてしま...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年06月13日
中高生レベルの読者をターゲットとしながら、大人でも十分に楽しめる本質をシンプルに突いた良書が楽しめるというのがちくまプリマー新書のイメージであるが、本書はそのイメージを体現するかのような良書である。
気鋭の社会学者である著者が本書で伝えようとするメッセージは、「私たちは自分たちでもよくわからない世...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月23日
私たちが生きている「社会」は、合理性がなく、曖昧さを含有した「わからない」ものであるということをわかりやすく論じている。
10代の頃、世の中のことがわからないのは自分に知識や教養がないからなんだと思っていた。そして大人になれば、世の中がわかるようになるのだろうとも思っていた。けれど現実は大人になっ...続きを読む
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