灰村キヨタカのレビュー一覧
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ネタバレ学園都市の暗部編。
暗部の抗争を抜け日常(?)に戻ろうとする『アイテム』のメンバーと、「ドラゴン」について調査を続ける『グループ』の話。
能力も知識もないのにアレイスターにすら警戒され、蘇ってきた麦野をまた撃退する浜面がものすごい主人公です。
麦野はなんか可愛そうだなあ。
そして滝壺はTHEヒロインという感じで分かりやすい。
グループの方は海原の組織の話に進展があったのと、ドラゴンの正体がエイワスだってことが判明したくらい。
海原の話は新章の方でやったりするのかな?
浜面と一方通行の面通しは済んだことだし、主人公は揃ってロシアへ。
それにしても、大魔王絹旗はなんて恐ろしいんだ! -
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記憶がなくなった事を周囲に悟られないよう
どうにか過ごそうとしたら、一人の少女によって
それどころではなくなってしまった。
記憶がなくなり、それをどう誤魔化すか、と
思考錯誤するほどの状態でもなくなっています。
これが退院してすぐって…かなり濃い1日。
最後に出てくる医者の言葉ではないですが
とんぼ返りも珍しい。
願いを叶えるために、必死に頑張った。
いつかそれが報われる、と信じて頑張るのですが
それが無意味だったら、どうしますか?
そのうち使えるやもしれない事ならよいですが
もう使えない事がほぼ、な場合は?
今回ヒロイン、ほぼ動いてません。
最初の方で、猫を飼う! とだだこねた後は
ち -
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無印シリーズ最終巻。
その右腕で世界を救おうとするフィアンマと、世界の善意を信頼する上条との、最後の戦いです。フィアンマは上条の右腕を奪い、勝負は決したかに思えましたが、その瞬間、上条のうちから未知の力があふれ出ます。しかし上条は、その力をみずからの意志で抑え、自分自身の右腕の形に結晶化して、再度フィアンマに立ち向かっていきます。
一方アクセラレータは、学園都市が生み出した天使から、ラストオーダーを救うための切り札を与えられます。そして浜面は、みたび彼の前に立ちはだかる麦野沈利から滝壺を守りながら、もう一度『アイテム』としていっしょに行動できる日が戻ってくることを願います。
上条はフィア -
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第三次世界大戦が始まり、ロシアとエリザリーナ独立国同盟を舞台に、上条、アクセラレータ、浜面の3者がそれぞれの戦いに挑みます。
ラストオーダーを抱えたアクセラレータ、滝壺理后を庇う浜面が再会し、エリザリーナのもとに身を寄せます。アクセラレータはミサカワーストと共闘関係を結び、ラストオーダーを救うための方法を探し求めます。一方、ロシアが核発射施設の周りに細菌兵器をばら撒く「クレムリン・レポート」と呼ばれる作戦を発動することを知った浜面は、これを阻止しようと動き出します。
その間にも、右方のフィアンマの計画は着々と進行し、巨大な空中要塞「ベツレヘムの星」が動き出し、さらにサーシャ=クロイツェフを -
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ロシアが学園都市に宣戦布告し、第3次世界大戦が始まります。同時に、学園都市とつながりを持つイギリスと、ローマ教会の意向を受けたフランスとの間でも開戦の火ぶたが切って落とされます。
上条は、イギリスでクーデターを起こした魔術結社「新たなる光」』のメンバーのレッサーとともに、エリザリーナ独立国同盟に入り、サーシャ=クロイツェフを狙う右方のフィアンマと対峙します。また、かつて学園都市を襲撃した前方のヴェントも、フィアンマのやり方に反対して上条たちに加勢します。しかし、インデックスに真実を告げないまま、ここまでの事態に突き進んでしまった上条は、自分のやってきたことが本当にインデックスの望むことだった -
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いよいよ右方のフィアンマとの戦いかと思いきや、今回は「グループ」以下5つの組織の抗争を描いた第15巻の続編です。ということで、アクセラレータと浜面が主役を張っています。
序盤は、元「アイテム」メンバーの絹旗最愛がパンチラ攻撃で浜面を翻弄したり、おしっこガマンでふとももをモジモジさせたりする萌えパート。中盤は物語のメイン・パートで、アクセラレータ、土御門、結標、海原の「グループ」メンバーたちが「ドラゴン」の謎に迫り、学園都市の統括理事の一人・潮岸に戦いを挑みます。終盤は、復活した元「アイテム」のメンバー麦野沈利が浜面の前に現われて前回同様に浜面をいたぶるパート、というのがこの巻の自分的理解です -
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英国でのクーデターの解決編です。
第2王女キャーリサの命を受けた「騎士派」のトップ、ナイトリーダーは、神裂火織を倒し第3王女ヴィリアンを追いかけます。その前に、かつて上条と戦った「後方のアックア」ことウィリアム=オルウェルが立ちはだかります。一方上条は、インデックスを助け出すため、キャーリサたちのいるフォークストーンへと向かいます。
アックアに助けられてキャーリサのもとからインデックスを連れ出すことに成功した上条は、天草式やイギリス清教女子寮のメンバーたちと合流し、キャーリサとの戦いに挑みます。
イギリスという国家の行く末を危惧する思いから起こされたキャーリサのクーデターに対して、「人徳 -
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22のショート・ストーリーから構成されています。その中のいくつかは、「原石」と呼ばれる、学園都市の外にいる能力を秘めた子どもたちをめぐるストーリーを構成する群像劇に仕上げられています。
第1章は、「スキルアウト」と警備員(アンチスキル)黄泉川愛穂のバトル。第2章は、神裂火織と「ジーンズちょきちょき切り裂き魔」ことヴァルキリーの戦い。第3章は、イタリアで息子のためのお土産を探す上条刀夜と、インチキ土産を取り締まるリドヴィアの出会いを描きます。第4章は、学園都市第7位の削板軍覇(そぎいた・ぐんは)が登場。第5章は、美琴の父で「世界に足りないもの」を示すことを仕事にしている御坂旅掛(みさか・たびが -
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ラノベチャレンジ月間。
思いのほかしっかりした文でした(ホッ)。
地の文がきちんと書かれていると読みやすい。内容もちゃんとSF&FTジュブナイル。おかげで40代でも一気に読む楽しい時間を過ごせました。おほほ。
この手のラノベでネックになるのが、むやみに芝居がかった台詞や、効果なく頻発する体言止め、ワンパターンの地の文。そういったものが比較的少なめなのが痒がらずに読めたとこだと思いマス。
著者は男性?
男子主人公の気持ちが比較的しっかり書き込まれてるのに対して、女子についてはほぼ皆無。台詞回しにいたっては、アニメ系、萌え系全開なのが…惜しい。(いや、そういうのを歓迎するのが昨今のラノベなんだか -
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ネタバレ序章
昔々、ある所に一つの町があったという。
町は城壁で囲まれ、その中には王と民が暮らしていたそうだ。
ある時、町の近くに悪竜がやってきた。
王と民は協力して悪竜を倒そうとしたが、失敗してしまった。
怒った悪竜は強力なブレスを放ち、町を苦しめたという。
王と民は悪竜を鎮めるため、毎日二頭の羊を捧げることにしたそうだ。
しかし羊の数は限られている。
羊が足りなくなってくると、毎日一頭の羊と一人の子供を捧げることになったという。
町からは子供が消えていった。
とうとう王の娘―――
姫君が羊と共に捧げられる事になった。
王は姫君だけは許してくれと懇願したが、民は許さなかったそうだ。
自分達の -
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