灰村キヨタカのレビュー一覧

  • とある魔術の禁書目録2巻

    ネタバレ 購入済み

    序章

    インデックスの生い立ちや魔法の存在。今回の巻で色々なことが詰まっている巻。
    インデックスを助けるシーンはさすが主人公って感じで絵もすごい気合いの入ってるシーンでとてもよかった。

    #アツい #カッコいい #感動する

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    2021年04月25日
  • とある魔術の禁書目録1巻

    ネタバレ 購入済み

    とあるシリーズ

    アニメでレールガンが好きでインデックスの方も購入。
    インデックスとの出会いから始まり主人公の能力、日常生活が描かれていますがやっぱり主人公は不幸すぎる。
    刺客の1人は倒したけど2人いたので次にくるかな?

    #カッコいい #ドキドキハラハラ #アツい

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    2021年04月25日
  • とある魔術の禁書目録SS

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    いつも通り

    私はこれまでこのシリーズをたくさん読んできましたが、物語の展開がいつも通りでした。
    でも、結構おもしろかったです。

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    2020年06月21日
  • とある魔術の禁書目録

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    「魔術vs超能力」「オカルトvs科学」を題材とした学園モノ。あらゆる能力を無効化する右手を持つ主人公が、降って沸いたヒロインを救う話。

    一見無敵に見える主人公の能力は実のところ穴だらけで、都度ピンチに陥るがその場の機転でどうにかしてしまう。爽快感よりも熱さ重視の印象。

    CM等から美琴というキャラがヒロインなのかと思っていたが、全然そんなことはなかった。

    10ページほどの序章に複雑な説明がギッチリ詰まっており、独特な文章も含めて少し面食らった。ここだけでノリが合うか合わないか大体分かると思う。

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    2019年08月13日
  • とある魔術の禁書目録(3)

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    オリジナルの御坂美琴ちゃんは お姉さまと呼ばれていますが なんと 妹たちは 20000号 まで居ますので クローンで 自分そっくりの妹が 20000人というのは いくらなんでも うんざりしてしまうと推測します(笑

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    2016年12月06日
  • とある魔術の禁書目録SS(2)

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    ネタバレ

    230ページに22遍も入った短編集2段目。
    どの話も短いながら伏線らしきものが散りばめられてて、色々と想像が膨らむ内容でした。
    ただ短いせいなのか中途半端で終わってる話もいくつかあって残念。

    ちなみに上条さんは一切出てきません。

    共通するものとしては上条や姫神みたいな先天的に能力を持つ「原石」に関するものか。
    まあ確かに上条さん以外にも実例がある以上は他にいてもおかしくはないわなあと納得。

    本巻で語られた内容が今後どう関わってくるのか気になるところです。

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    2016年10月30日
  • とある魔術の禁書目録(16)

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    ネタバレ

    上条さんの右腕を刈り取るために聖人・後方のアックアがやってきて、上条さんと天草式のメンツをボコボコにする話。
    ホント五和さんが嫁的ポジションでした。

    ホント上条さんは聖人に弱いようで。
    バトルシーンは暑かったです。

    ただ、アックアの秘密が結局よく分からなかったな。

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    2016年10月27日
  • とある魔術の禁書目録(5)

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    8月31日に当麻の周囲で起こった出来事をまとめた1冊。ストーリーは連載作1篇+書き下ろし3篇から成るが、時間軸がミックスされている。

    【あらすじ】
     夏休みも最終日の8月31日。夏休み中に様々な出来事があった当麻は宿題の山に頭を抱えていた。一方通行(アクセラレーター)は、街中でミサカと名乗る少女に付き纏われる。彼女はシスターズの最終ロットとして製造された個体「打ち止め(ラストロット)」だった。美琴は、通学先中学の理事長の孫・海原の好意から逃れようとしていた。偶然通りがかった当麻を恋人役として引き充て、その場を切り抜けるが・・。

    【感想】
     一方通行と打ち止めのエピソードがメイン。並行して当麻や美琴、インデックスが関与するエピソードも展開される。殺人兵器であった一方通行が、打ち止めとの出会いによって変わる姿が描かれ、今後の活躍が期待される話になっている。2巻では悪役振りが目立ったが、本巻では一転して人間味のある姿が語られ、感情移入できる。

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    2016年09月03日
  • とある魔術の禁書目録(3)

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    御坂美琴と美琴妹に焦点を当てた巻。彼女たちの苛酷な運命と、それに抗う物語が語られる。

    ちなみに色々あって戦うのは当麻である。幻影殺しを持つとはいえ、負傷した体でレベル5相手と戦う彼の超人ぶりを見る事ができる。

    ちなみにインデックスは活躍の場無し…

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    2016年08月16日
  • 【合本版】とある魔術の禁書目録 全24冊収録

    購入済み

    内容は文句なしの星5!

    内容はとても好きです。
    ただひとつ思ったのが1〜22巻+ss1.2が1冊扱いの合本版なので目次が巻毎になってるのですが特定の巻の目次の設定はありません、あのシーンのとこ読みたいと思ってもそこの章にいくのも一苦労です。そこだけが読み返す時には不自由な点ですね。今からでも何とかなんないかなーと思ってます。新約版も待ってます。
    追記
    なら別々で買えよと思うかもしれませんが合本版を購入した理由は1冊扱いなのでクーポンが使えるためです、50%のだと7千円くらい割引きに

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    2015年08月10日
  • とある魔術の禁書目録7巻

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    ネタバレ

    風斬登場かと思ったら、姫神登場で、あぁそういえば、こいつの話し飛ばされたんだっけ。っておもったらやっぱり風斬の話しだった。
    姫神のスルーされっぷりがすごいな、編集部にだけど。

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    2014年10月05日
  • とある魔術の禁書目録(16)

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    「聖人」にして「神の右席」の一員の後方のアックアが、上条の殺害に向けて動き始めます。五和をはじめとする天草十字凄教のメンバーは、上条の護衛のために学園都市へやってきますが、アックアの圧倒的な力の前には、なすすべもなく破れてしまいます。そこへ、かつての天草十字凄教のプリエステス・神裂火織が現われます。

    2人の聖人の壮絶な戦いを目の当たりにして、五和たちは自分たちがいかに無力なのかを思い知らされます。しかし、しだいにアックアに追い詰められた神裂が、守るべき対象ではなく、ともに肩を並べる「仲間」たちの協力を求めて声をあげることで、五和たちはふたたび立ち上がります。このシーンはイラストとの相乗効果で感動を呼びます。

    上条と五和の仲を見守る建宮たちのアホさ加減も楽しめます。

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    2014年07月21日
  • とある魔術の禁書目録SS(2)

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    ネタバレ

    学園都市の無能力者たちによる武装集団『スキルアウト』のボス  駒場利徳
    『スキルアウト』メンバー  半蔵
    『スキルアウト』メンバー  浜面仕上

    イギリス清教『必要悪の教会』の魔術師  神裂火織
    北欧の戦乙女見習い  ヴァルキュリー

    イタリアの土産売少女  バルビナ

    学園都市の超能力者・第七位  削板軍覇

    常盤台中学の大能力者  白井黒子
    常盤台中学指定美容院の店主  坂島道端

    人助けどころかお節介にもほどがある  オッレルス
    オッレルスの恐るべき相方  シルビア

    本人曰く「忍者の末裔」のくノ一少女  郭

    学園都市の風紀委員  初春飾利

    謎(?)のコンサルタント  御坂旅掛

    軍用クローンの少女達  ミサカシスターズ

    常盤台中学の超能力者  御坂美琴

    元ローマ正教・アニェーゼ部隊のシスター  ルチア
    元ローマ正教・アニェーゼ部隊のシスター  アンジェレネ

    学園都市の闇組織『アイテム』の構成員  絹旗最愛

    学園都市に住む謎の少女  雲川芹亜

    【あらすじ】

     ジーンズ切り裂き魔を追う神裂、ヘンテコ魔草売り少女と出会う上条刀夜、微妙な強さの超能力者・ナンバーセブン、殺人を決意した少女の前に立ちはだかる『御坂』と名乗る男性、サボり美容師にキレる白井、『魔神』になれなかった優しい男、半蔵に恋する少女・郭ちゃん、初春に挑戦するハッカー少年、長身美女から慕われる砂皿緻密、血液型占いに夢中なミサカシスターズ、何かに目覚めたシェリー、絹旗と映画デート(!?)の浜面……もう一度見たかったあのキャラたち&新キャラが大活躍! 本編を補完するSSシリーズ第二弾!

    【あとがき】

     SSの2です!! 今回は『本編を読んでいなくてもある程度分かるものがいいよね』的な感じで話を書いてみたのですが、いかがでしたでしょうか。魔術サイド、科学サイド、おまけに普通の人サイドまで、結構いろんな角度からこの作品世界を表現できたかなと思うのですが。
     全体的なテーマは『長い月日』、キーワードは『原石』といった所でしょうか。
     なんとびっくり、この巻だけでほぼ一年経過していますよ。
     一応、SSの2というか『原石』についてはこの一冊で完結していますが、おそらく最後まで読んで『おや?』と思った方もいるはず。本当に解決したのかな、とか、あっちのあっちの人は特に回収されていないけどどうなっているの? とか。そういう引っ掛かり方は正しくて、『原石』を軸にしたこのSSの2、実は他にも『明言のされていない軸』が存在します。あれこれ想像してみるのも面白いかもしれません。

     そうそう、今回出てきた最強ランクの二人についてですが、ヤツらは基本的に、この手のバトルものでは反則とされるキャラクターです。何故って、まぁ、バトルの順序とか一切決められませんからね。あるいは、『説明のできない力』の総量を上回る力で正面から大撃破、とかいう強引な方向でまとめることもできるかもしれませんけど。

    珍しい連中といえば忍者も二人ほど登場していますが、この世界ではそういう『切り口』や『角度』という事で。この作品の中の忍者は、侍と同じく職業ではなく精神論の話になっていて、その辺をどうしてくれようか、みたいなゴタゴタが今回の話となります。彼らの話を掘り下げてみても面白そうですが、『脇役に徹することに意義がある』とかいう微妙な鉄則を持っているキャラクター達ですので、おそらくこの辺が無難でしょうね。ある意味、魔術師よりも水面下に潜っている方々です。

     あと今回、最も強力だったのは御坂パパだったんじゃないかなぁ、と個人的には思うのですが、いかがでしたでしょうか。これもまた、インデックス本編とは違う『切り口』の人間で、『殺し合い以外の方法で世界を変えていく』ようなヤツのお話です。ただし、彼は『戦わない』のではなく『戦い方が違う』というだけで、戦いそのものを否定する種類の善人ではありません。なまじ社会の基盤や土台のようなものにまで干渉するため、単に拳を握って殴り合う子供達よりも危険なのかも?
     一応、御坂パパに対抗できる人物が上条刀夜となります。ダンディ達にも彼らなりの戦いがあるのです。まぁ、片方は部下にも振り回される出世の遅い企業戦士だったり、もう片方は奥さんにお財布を管理されていたりと、ちょっと難儀なダンディ達ですが。

     ……というか、SSの一冊目と二冊目だけを追い掛けてみると、この繋がりのなさに愕然としますな。かろうじてスキルアウト壊滅辺りが繋がっている、という感じでしょうか。何がSSシリーズだ、と自分でツッコミを入れてしまう所ですが、もうそういった区切りや定義は敢えて全部取っ払って、何でもありの舞台にしてしまったほうが面白いよね、という訳で、多分三冊目が出るとしたら、さらにSS間の繋がりはなくなるかと思います。

     おい、上条ちゃんの知らない所で色々起きてるぞ?      鎌池和馬

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    2014年02月13日
  • とある魔術の禁書目録(22)

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    ネタバレ

    「間に合いますかね、とミサカはため息交じりに応援します。がんばれー。はぁ、でもいつになったらあの人に会えるのやら」
          ロシアの学園都市協力機関に所属していた『妹達』の一人  ミサカ一〇七七七号

    「む、麦野ッ……!」
          元『アイテム』の下っ端構成員  浜面仕上

    「ギリギリの活路が見えてきたかもしれねェ」
          学園都市最強の超能力者  一方通行

    「――!!」
          学園都市の無能力の学生  上条当麻
    「もっと右!! もうちょい!! もっと近くに寄って!!」
          学園都市・常盤台中学の超能力者  御坂美琴

    「俺様はこの世界を救う。そのためには、もはやお前は不要なんだよ。光栄に思え、肉塊。お前の人生の価値は、無事に刈り取れたぞ」
          ローマ正教の暗部『神の右席』最後の一人  右方のフィアンマ

    【あらすじ】

     ローマ正教の暗部『神の右席』最後の一人、右方のフィアンマ。彼の企てる『計画』が、ついに発動する。
     第三次世界大戦下のロシア上空に浮遊した巨大要塞『ベツレヘムの星』。
     十字教信者だけでなく、全世界の人間を「救う」と言われるそれは、しかし人類史上でも未曾有の大災害を引き起こすことを意味していた。フィアンマが『浄化』と呼ぶその謀略が蠢く中、三人の少年は自らの想いを胸に戦い続ける。
     浜面仕上は、滝壺理后の治療を終え、クレムリン・レポートを未然に防ごうと動いた直後、宿敵・麦野沈利と相まみえた。
     一方通行は、大天使ミーシャをかろうじて退け、ついに打ち止めを救う『とある解法』に行き当たる。しかしそれはまさに禁断の一手だった。
     そして上条当麻は、『ベツレヘムの星』計画を食い止めるため、インデックスを解き放つため、単身フィアンマへと挑む……!

    【キーワード】

     ベツレヘムの星
    ローマ正教の暗部『右方のフィアンマ』が企てる『計画』の一部として生み出された超巨大浮遊要塞。世界各地にあるローマ正教関連の宗教施設から、建築材をかき集め作られた。完成形は、高度一万メートルの上空に浮かび、半径四〇キロを超える。要塞内部には、最前部に『ベツレヘムの星』を操作するための『儀式場』があるほか、各所に倉庫代わりのコンテナや移動用モノレールなど、人間による運用・活動拠点と思われる設備も整っている。『ベツレヘムの星』の周りには特殊な術式によるフィールドが展開されており、高高度でも地上と変わらない空間が構築されている。本来は大人数の魔術師による運用が前提だが、自律稼動も可能である。ゆえに、この要塞には主であるフィアンマさえいれば成立する。

    【あとがき】

     本編は二二巻です。これでひとまず『神の右席』編は終了です。……一一巻ぐらいからヴェントについての言及が始まっていたので、かれこれ本編だけで一〇冊も続いていた訳ですね。
     今回はせっかくですので、三人の主人公について言及してみようと思います。

     上条当麻について。
     彼はどこまで行っても『相対的』なキャラクターです。周りに異能の力を持った魔術師や能力者がいなければ、『それを打ち消す』能力の存在すら認識されない。信念と信念がぶつかり合う時も、大抵の場合は自分から仕掛けるのではなく、相手の言い分に応じる形で表出される。もしも、真っ直ぐな信念を持った人間が何の特別な力もない握り拳で向かってきたら、上条は間違いなく敗北していたでしょう。……そもそも、そんな人間相手なら『戦う理由がない』のかもしれませんが。
     現状の、ある程度成長した浜面仕上が普通のケンカで上条に勝ったりすると、三人の主人公のパワーバランスが三つ巴になって面白くなるんじゃないかなぁと思うのですが、いかがでしょう?
     今回の巻で、もしかしたら上条の雰囲気に違和感を覚える読者さんもいるかもしれません。しかし、これは上条が成長したというよりは、敵が異常だったというのが大きかったと思います。『すごい力に対処できるからもっとすごい』という風に見えてしまい、相対的に上条の立ち位置も上昇させられてしまった訳ですね。
     本来の彼は、立ち位置の不明なキャラクターです。
     飼い猫が逃げたという話を聞けば全力で捜し出しますし、世界の危機が訪れれば全力で阻止します。いつも本気なはずなのに、事件の性質によって本気の方向性がガラリと変わる、奇妙な人物だと思います。
     また、この作品には『上条の対極』と称されるキャラクターが何人も登場します。これは上条当麻という人物のどこを切り取るか、という事で変化するのですが、つまりそれだけ上条には色々な側面が備わっている、という訳ですね。
     とある魔術の禁書目録の世界は、大きなストーリーラインの中に登場人物がいるのではなく、主人公に設定した登場人物の周りにストーリーが発生するものをイメージしています(SS2が一番顕著な例です)。それぞれの主人公には、その主人公が一番輝くストーリーが付随する訳ですが、この上条なら砲弾飛び交う戦争から中華鍋が踊る料理対決まで、何でもこなせそうな気がします。……様々な才能がある、という話ではなく、素人のままでも構わず突き進む、という姿勢が『お話の主人公』として、書きやすいのでしょうね。なまじ『何かの専門家』だと、それ以外の分野に挑戦するのに何らかの深い事情を用意しなくてはなりませんし。

     一方通行について。
     本編ではダークヒーローのような描かれ方をしていた一方通行ですが、別の切り口から見ると、聖者としての側面も出てきます。いわゆる『大きな罪』を犯した者が、その罪を贖うために苦難の道を進むタイプの人物像ですね。
     苦難を乗り越えた証として、翼の色を大きく変える……という演出は、ずっと前からやりたかった事でした。
     一方通行が心の底から欲しているのは恋人ではなく家族です。しかし彼は家族というものを知らないため、打ち止めに対しては親のように接する一方(しかも父性なのか母性なのかも定まっていないまま)、芳川や黄泉川には子供のように扱ってもらうと身を預けてしまう(原作一五巻で、黄泉川に拳銃を取り上げられる場面などが顕著ですね)、どこか矛盾した場所に立っていました。
     悪党というフレーズは、彼の過去を象徴すると同時に、都合の良い逃げ道を提供するものでもありました。今回の二二巻で善と悪のコンプレックスを自ら破壊した一方通行は、今後何の言い訳をする事もなく、『家族』と向き合わなくてはならないでしょう。

     浜面仕上について。
     今回の戦争では上条当麻も一方通行もイレギュラーな側に徹していたため、少しでも『戦争』の匂いを感じさせる役割を押し付けています。
     彼の抱えていたコンプレックスは言うまでもなく学校の成績である、『無能力者』の烙印です。しかし、時間割や身体測定の結果は、学園都市上層部が与えた『大人の都合で子供の未来を導くためのガイドライン』に過ぎなかったことを自覚する事で、彼は自分を戒めていた心の鎖を自らの手で引き千切り、同じように『超能力者のエリートという鎖』に縛られていた仲間を助けることに成功します。
     魔術サイドにも科学サイドにも特化していた訳ではない浜面サイドですが、話の後半では結構核心に迫るものと遭遇しています。『超能力を利用して鍛え上げられた特殊素材』などですね。未元物質はかなり特殊な例になり検証不能になってしまっていますが、一方通行や超電磁砲なども、単純な生物資源の他に、工業などの分野の観点から見ても『おいしい』と思うのですが、いかがでしょう。SS2に出てきた第七位は相当強いはずなのに何で七番目なの? という疑問も、この考え方を当てはめれば理解していただけると思います。……一見、物理的な干渉ができないため付加価値の低そうな第五位なども、スポーツや医療では莫大な利益を生み出しそうですしね。
     ……あと、余談ですが、男女の関係やその価値観については、浜面が一番進歩していると思います。この話の中で、『だって、お前は○○を選んだじゃないか』という超シビアな台詞に、きちんとした答えを返せた主人公は彼だけでしょう。どこかのツンツン頭の少年にもぶつけてみたかったものです。

     次は『救った後』の世界です!!      鎌池和馬

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    2014年01月09日
  • とある魔術の禁書目録(21)

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    ネタバレ

    「チャっ、チャンス!! 体で支払います!!」
          イギリスの魔術結社予備軍『新たなる光』構成員  レッサー
    「何で瞳にお星様をキラッキラ輝かせて舌舐めずりなんだよっ!?」
          学園都市の無能力の学生  上条当麻

    「一方通行……ッ!?」
          元『アイテム』の下っ端構成員  浜面仕上
    「全部話せ。洗いざらいだ」
          学園都市最強の超能力者  一方通行

    「お姉様もプライベートでは? とミサカは確認を取ります」
          ロシアの学園都市協力機関に預けられていた『妹達』の一体  ミサカ一〇七七七号
    「……そりゃ仕事じゃないけどさ」
          学園都市・常盤台中学の超能力者  御坂美琴

    「nipserg次nsig」
    「sbrg次snmtph」
    「nithg次gbsvrfl」
          ロシア上空に現れた『大天使』  神の力

    「――――――」
          イギリス清教の最大宗教  ローラ=スチュアート
    「あの子の……遠隔制御霊装!!」
          イギリス清教『必要悪の教会』の魔術師  ステイル=マグヌス
    「準備終了。攻撃を実行します」
          禁書目録を司るイギリス清教のシスター  インデックス

    「ミサカ、自分勝手な展開に色んな所が勃っちゃいそう☆」
          『妹達』第三次製造計画で作られた美琴のクローン  番外個体

    【あらすじ】

     一〇月三〇日。第三次世界大戦が開戦して、一一日が経った。三人の少年たちは、それぞれの想いを秘め、炎上するロシアを駆けていた。
     元『アイテム』小間使い・浜面仕上は、滝壺理后の治療に奔走するも、糸口は見つからない。キーとなるのは、元『神の右席』の聖人アックアとの出会い。
     最強の超能力者・一方通行は、最弱の好敵手との交戦を経て、エリザリーナ独立国同盟に移送された。未だ打ち止めを救う手だては見えない。キーとなるのは、魔術が記述された謎の羊皮紙。
     そして上条当麻は、ついにフィアンマと邂逅するも、手加減された上に逃亡を許してしまう。インデックスを元に戻すことは、未だ叶わない。キーとなるのは、”天使”と呼ばれる別次元の住人。
     三者三様の想いを秘め、科学と魔術が交差するとき、物語は始まる――!

    【あとがき】

     まっぷたつ!! ……いきなり何をとお思いでしょうが、今回は真っ二つなのです。実を言うと、ここは当初予定していた『とある魔術の禁書目録二一巻』の折り返し地点だった訳で、本当はこの後に同じ程度のページが控えていたはずだったのですが……担当編集者様の『駄目だぜ。こいつはちょっと分厚すぎるぜ』という賢明なアドバイスをいただきまして、急遽真っ二つという事になりました。このあとがきも大慌てで付け加えている感じです。
     真ん中で区切ってしまったおかげか、今回の二一巻は、四巻に出てきた『あの子』が思いっきりフィーチャーされる形になったような気がします。複数のキャラクターが立て続けにぶつかったとはいえ、この作品世界の人間はここまで来たか、とちょっと感慨深かったりします。
     問題の解決に向かって走る者、まだ糸口の見えていない者、さらにカオスな地獄に叩き込まれる者。いろんな状況に陥っている主人公達ですが、次の巻も楽しんでいただければと思います。

     でもこの作品世界の『大天使』はミーシャだけじゃないんだぜ

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    2013年12月30日
  • とある魔術の禁書目録(20)

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    ネタバレ

    「今日はラッキーデイだな。もう少し骨が折れるかと思ったんだが、まさかこんな簡単に目的のものが手に入るとは」
          ローマ正教の暗部『神の右席』最後の一人  右方のフィアンマ

    「ここで耳寄りなお知らせがあります。スカートの下から『尻尾』を伸ばしているわたくしレッサーですが、実はスカートの下はスパッツではなく直パンツです」
          イギリスでクーデターを起こした魔術結社予備軍『新たなる光』の構成員  レッサー
    「その何の役にも立たねえ情報を渡されて俺にどうしろってんだ!?」
          学園都市の無能力の学生  上条当麻

    「……ゴミクズが、俺の癇に障ってンじゃねェよ」
          学園都市最強の超能力者  一方通行

    「問題、ない。大丈夫、だから、はまづら、早く動こう」
          元『アイテム』の構成員  滝壺理后
    「どうすんだ……? どこに逃げりゃ良いんだよ!?」
          元『アイテム』の下っ端構成員  浜面仕上

    「冷たい人間だと思ってもらって構わないわ。でも、事態はそれぐらいデリケートな事になっているの。不用意な選択一つで、多くの無関係な人達が殺されるかもしれないほどにね」
          エリザリーナ独立国同盟の名前の由来ともなった中心人物  エリザリーナ

    【あらすじ】

     10月18日。
     ロシアより、第三次世界大戦の宣戦が布告された。
     学園都市とロシアの激突は全世界を巻き込む大規模なものとなる。この背景には『神の右席』最後の一人、フィアンマの政治的暗躍があった。
     そんな世界大戦戦火の渦中で、奔走する者達がいた。
     学園都市の高校生・上条当麻は、フィアンマによる霊装奪取の影響で昏睡状態になったインデックスを解き放つため。
     最強の超能力者・一方通行は、謎の存在『エイワス』出現による高負荷が掛かった打ち止めを救うため。
     元・暗部組織『アイテム』小間使い・浜面仕上は、能力促進剤『体晶』の乱用によって衰弱した滝壺理后を治療するため。
     彼らは三者三様の想いを抱き、緊迫のロシアへと向かう! そこで待ち受けていたものとは……。
     科学と魔術が交差するとき、物語は始まる――!

    【あとがき】

     ついに科学と魔術の戦争です! 前回は『一つの国家の中の戦い』でしたが、今回はさらにもう一つスケールの大きな戦いになっています。
     上条当麻、一方通行、浜面仕上は、それぞれ別々の視点から一つの戦争を眺めています。それとは別に、この世界の中では精一杯生きてきて、それでも日の目を見ることのなかった人々も、今回ばかりは命懸けで全てをなげうって戦っております。『一人の主人公を中心とした』これまでの話とは構成を若干変えているのは、『これは世界規模の戦いの話であって、どこを切り取っても危険な戦いの物語になってしまう事』を提示したいという狙いがあったからです。
     話の終盤で、いがみ合っていた人々の心が、少しずつではありますが、一つの方向へと集まり始めています。この流れを決して絶やさない事。大きな戦いを『言い訳』にしないで、自らの進む道を曲げない事、おそらく、これが数多くの主人公達が『戦争というあまりにも大きな流れ』に勝つために、一番大切な事なのでしょう。
     それが成功するのかどうか、彼らの活躍を見守っていただけると感無量です。

     一体主人公は何人になるのやら

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    2013年12月19日
  • とある魔術の禁書目録2巻

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    『100回失敗したら、100回起き上がる。100回失敗したら、1000回這い上がる』。上条かっこいいじゃないですか。実は上条がいちばん強いのではないのかと思わせるセリフでした。

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    2013年11月15日
  • とある魔術の禁書目録(20)

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    ネタバレ

    三大主人公が活躍する上に、サブキャラたちも動いていて、場面が変わるのが目まぐるしかったですが、話が世界規模になってるので仕方ないと言えば仕方ないですね。一方通行がまた当麻と交戦したのは突然でしたが、個人的には一方通行の活躍が見れたらよいのでです。

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    2013年08月22日
  • とある魔術の禁書目録(22)

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    やっと区切り。なかなか敵役も殺さない作者だから、主人公が死んでる筈ないし(笑)ともあれ地球崩壊規模の事態続出で、まさに何でもあり。これからの展開に影響ある伏線も続々・・もしかして、まだ連載してるのかな?次は新約かぁ・・結局はアレイスターが敗れるまで続くんだろうなぁ、最後まで付き合えるだろうか^^;

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    2013年05月21日
  • とある魔術の禁書目録(21)

    Posted by ブクログ

    前号の続きで、次号へ続く(笑)当麻は「ベツレヘムの星」で、一方通行は天使と、浜面はロシアの暴虐と闘い、他のメンバーがそれに絡む。題名になってる禁書目録は敵に操られてステイルを追い込み中。しかしまぁ、ヒロインの筈が、単なる厄介なお荷物キャラのインデックスって、よくある登場女性キャラランキングをやったら下位じゃないかなぁ~、それにしてもチンピラだった浜面の格好良さはやり過ぎなような・・主役が張れる(爆)

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    2013年05月20日