灰村キヨタカのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
敵役だった一方通行が裏主人公に変わるための大きなターニングポイントを描いた1冊。
上条に実験を力尽くで止められ立ち止まっていた彼が、自分の意思で別の道を進む事を選ぶ転換期です。
彼にその道を選ばせた今回のヒロインは、妹達の小さな統括個体。
彼女の天真爛漫な無邪気さ愛くるしさやくるくる変わる表情は見ていて飽きません。ただ無邪気なだけじゃなく、大人びた包容力すら感じる眼差しも彼女の魅力の一つ。
本誌掲載時からの大幅な加筆修正は圧巻。
ファミレスのシーンや研究所のシーンなどの加筆に加え、細かな変更は書ききれないほど。
本誌で読んでいたから単行本は必要ないと思う方にも、今回ばかりは是非お勧めしたい -
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Posted by ブクログ
ロシアの話にシフト。ここまで戦闘はガチだけど浜面には特に厳しくないすか?シリアス展開だから会話の掛け合いもレッサーのキャラくらいで、堅いとこばっかしかな。ラノベって間空くし、そのレッサーのキャラも前の巻覚えてなかったんだけど・・・
んー、学園都市も魔術も今更だけど、兵器も能力も「何でもあり」すぎるかも。
それでもようやく展開は巻の後ろの方でまとまりつつある。ただ、章の名前から「ここからが反撃の時」とか書かれると興醒めかなぁ。状況だけで、「おっ」と感じさせるだけの勢いは持ってるんだから。
主人公がたくさん、っていうのがやっぱり最後に書いてあって、その通りと思った。 -
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Posted by ブクログ
原作小説に興味があったのですが、あまりに巻数がかさんでいるので、とりあえずどんなもんかマンガから読んでみるか、と思って購入。タイトルに“魔術”なんて出てくるから、どんなファンタジーかと思っていたら、意外にもSFでビックリしました。オビに“魔術×科学”とアオリがあったけど、1巻を読んだ限りでは、“魔術×超能力”という方が正しいような気もする。ミサカみたいに科学によって身に付けさせられた超能力と違って、主人公の右手は天然モノだもんね。まあなんにせよ、面白い設定であることに違いはなし。これからどうなるのか、今後の展開が非常に楽しみな作品ですね★
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Posted by ブクログ
前半は騎士団長とウィリアムのバトル。
騎士団長は「切断威力」、「武具重量」、「移動速度」「耐久硬度」、「射程距離」、「専門用途」、「的確精度」を極限まで高めた攻撃が出来る上に、認識したあらゆる武器の攻撃力をゼロにするソーロルムの術式を使用。
しかし結局ウィリアムの勝利。
認識できなきゃ無効化できないって正当な決闘ならともかく、不意打ちにめっちゃ弱いんじゃ・・・?
ドーバーで不意打ちを受けたからこの術式を用意してるってなんか矛盾してない・・・?
当麻の電話を受けて期待しつつも、「電子ロックの開け方を教えてくれ」とかいうわけわからない質問でガッカリ。でも結局当麻の力になってあげる美琴に