「そうだインデックス。お昼食べてからなんだけどさ……って早速イタリア式迷子!?」
学園都市の高校生 上条当麻
「きゃあああッ!? な、なんかブオーンって、変な形のステッキから暑苦しい風が襲い掛かってきたんだよ……ッ!!」
禁書目録を司るイギリス清教のシスター インデックス
「―――、」
ローマ正教「アニェーゼ部隊」所属のシスター アンジェレネ
「……助けに来た。そんな言葉を私達が信じると思うのですか」
ローマ正教「アニェーゼ部隊」所属のシスター ルチア
「まぁ、結果だけ見りゃ不幸中の幸いってヤツなのよな」
天草式十字凄教・教皇代理 建宮斎字
「っつか、ここはどこなんだ……?」
学園都市の高校生 上条当麻
「今がどんな状況か、全部分かってんでしょう?」
ローマ正教のシスター アニェーゼ=サンクティス
「……その血は一体どういう事でございましょうか」
元・ローマ正教(現・イギリス清教)のシスター オルソラ=アクィナス
「面倒臭いだろう? わたしは面倒臭いのは大嫌いなんだ」
ローマ正教の司教 ビアージオ=ブゾーニ
【あらすじ】
「えー、”来場者ナンバーズ”の結果、あなたの指定数字は一等賞、見事ドンピシャです! 商品は『北イタリア五泊七日のペア旅行』、おめでとうございます!!」
大覇星祭最終日。"不幸"であることしか自慢できない男・上条当麻が、なんと海外旅行のペアチケットを引き当てた。
思いがけずやってきた幸運に、上条とインデックスのテンションは最高潮。そして舞台はアドリア海に浮かぶ『水の都』、ヴェネツィア本島へ! 憧れのイタリアンバカンスには、ドキドキ★ラブイベントもあったりして!?
上条当麻と幸運の女神が交差するとき、物語は始まる――!
【あとがき】
のんびりのんびりと言っている間に一一冊目です。今回は、まぁ、あれですね。……まだ衣替えじゃないです。罰ゲームも引っ張ってます。海外旅行編です。神裂火織ではなくその他の天草式、艦隊戦と言っても砲撃ではなく火船の応酬などなど、ここぞとばかりに脇道に逸れまくった変化球でございます。
話のほうは、ある組織のその後のストーリーといった所でしょうか。かつて一回名前が出たっきりの背の低い子とか背の高い子なども所要メンバーに仲間入りです。完璧な意味での新キャラは極めて少ないのですが、これのおかげで割とにぎやかになったかな、と思います。
オカルト方面の方も、今回はとある二つの組織がメインとなります。あとは十字架にまつわる伝承や、こっそりと十二使徒などにも触れています。
火船の方は造語ではなく、実際にそういう戦術が存在します。本格的な魚雷が登場する前の話でして、イギリス海軍は本気で大型船に火薬を満載して無人で敵艦に突っ込ませたらしいです。絶対に勝たなければならない大勝負だったとはいえ、なんともスケールの大きな話ですね。
次こそ衣替えと罰ゲームです!