獸木野生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
パーム2 ナッシング・ハート─NOTHING HURT─ 伸たまき 新書館ウィングスコミックス ISBN4403610684 500円(税込) 1985年3月10日初版
【ストーリー】
収録内容は下記の通り。ジェームスの幼少時代、マイケル・ネガットとして誘拐される事件を描く「ナッシング・ハート」、アンディの幼少〜青年時代のケニアとタンザニアでの話、両親とライオンのジェイクと過ごした日々、オクヨルンとの出会いを描く「胸の太鼓」
「同時収録:読みきりパロディ劇場 金銀熊鮫」は日本を舞台にした学園物にパームのキャラが挑む短編。
【感想】
長年の付き合いで何度も読み返しているうちに最近はいっそう理解が深まって感動も強く感じます。ジェームスの過去も、アンディの過去も、美しい悲しみに満ちています。 -
Posted by ブクログ
パーム3 あるはずのない海?─THE SEA SHOULDN'T EXIST─ 伸たまき 新書館ウィングスコミックス ISBN
4403610773 500円(税込) 1985年6月1日初版
【ストーリー】
マフィアのエリーの元から逃れ確信犯的にム所入りしたジェームス。アンディは父の切望で人付き合いを学ぶべくアメリカの親戚、カーターのもとへ行くことに。人妻のビアトリスと怠惰な日々を送っていた当時のカーターと、彼と引き合わせられた刑務所のジェームスとの出会いと、アンジェラの同居までのいきさつと、ジェームスの原因不明の病気と、アンディを空港で迎えるまでを本編(?)では描く。会ったこともない夢の中だけで見た彼の目が青いと主張し、ジェームスはこの時からアンディとの不思議な絆を見せる・・・。
【感想】
「パームブック」の小説と本編の漫画を両方読むと一層ハマる世界観です。本当に緻密に構成されていて、すばらしい。すべてがドラマティックでそれでいて自然な、心に安らぎを与えてくれる作品です。 -
Posted by ブクログ
あー、しんどかった。しんどいです、この巻は。時折挟まれる過去のエピソードで知っていることばかりとはいえ、歯を食いしばって読まねばならん巻です。
ジェームスにほんの少しでも好意を持って当たろうとする人たちがことごとくむごたらしく死んでいきます。まだ子供(が言い過ぎでも、少なくとも少年)なのに。もっとも、もっと子供の頃からそうだったのだけれど。あんまりひどくてしんどいばかりで呆然としてしまう。
とてもつらかったカーターの少年時代には号泣したけれど、それはまだ凡人に想像のつく範囲の悲劇だったからだなぁと思う。
こんな少年時代を経ても、暑苦しく他人を愛せるジャームスはやっぱり大人物だ。でも敵に回すと死ぬほど怖いな。怖い怖い。 -
Posted by ブクログ
パーム15 愛でなく?─Not Love, But AFFECTION─ 伸たまき 新書館ウィングスコミックス ISBN4403612881
500円(税込)1992年9月5日初版
【ストーリー】
アンディとアンジェラが高校を卒業し、ジェームスに密かに想いを寄せる担任のシドは消沈するが彼に家を来訪するよう誘われ表情を明るくする。前作『オールスター★プロジェクト』で散々ジェームスに絡んできたCIAのサーリングの勇断によるスッパ抜きで当面の危険は去った。かつてアンディに求婚したオクヨルンが環境会議に出席するププ博士の通訳兼ボディーガードとしてロスにやってきた。オーガス家はネコのように自由気ままに出入りするフリス、オクヨルン、恋の病におかされたフロイド警部、とまたぞろメンバーを増やして賑やかになる。アンディが発熱したり、突然女性問題とジェームスの問題に捕らわれだした環境の変化が本編の展開のとっかかりである。本編のラストでカーターはフロイドの支援する環境会議に対し無報酬の協力を約束する。巻頭にチャートで進んでキャラに照らして解説する「ほんとの愛ってなんだろう?」オマケ収録。
【感想】
映画のような始まり方が相変わらず華麗で好みです。
アンディが急に複雑な子になってしまう。シドもかなり思いつめるタイプだし、軽妙なストーリー展開の割には読んでいて息苦しくなる時もある。錯綜する人々の愛と、愛以上の大きなものを描いている。オマケの結果、私は「愛は晴れ舞台」のオクヨルンになりました( ´_ゝ`)