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Posted by ブクログ
正史であるジェームスとカーターとアンディの物語に対して、どうしても副史であると思えてしまう。それは、「エピソードはその場で組んでいます」と言い切るおがきちかが、まるでのちに描くものを知っていたかのように過去の作品を創り上げているあの奇跡をみたあとだからかもなあ。点が辛くなっているのか。
グリフィンとあの、娘さんは、この話のために存在させられたもので、時間軸が後の物語におけるジェームスの中にはいない感じするんだよなあ。初体験の相手として設定された感がどうしてもしてしまう。騙されきれないのが悔しい。
しかし、ジェームスの人格を成り立たせるピースとして完璧なエピソードだった。カーターとアンディたちとの日々がジェームスにとってどれだけ重要で、失えなくて、そのためなら死んでもよいほどのものなのか、……と少女マンガ脳が起動してしまうくらい。
Posted by ブクログ
あー、しんどかった。しんどいです、この巻は。時折挟まれる過去のエピソードで知っていることばかりとはいえ、歯を食いしばって読まねばならん巻です。
ジェームスにほんの少しでも好意を持って当たろうとする人たちがことごとくむごたらしく死んでいきます。まだ子供(が言い過ぎでも、少なくとも少年)なのに。もっとも、もっと子供の頃からそうだったのだけれど。あんまりひどくてしんどいばかりで呆然としてしまう。
とてもつらかったカーターの少年時代には号泣したけれど、それはまだ凡人に想像のつく範囲の悲劇だったからだなぁと思う。
こんな少年時代を経ても、暑苦しく他人を愛せるジャームスはやっぱり大人物だ。でも敵に回すと死ぬほど怖いな。怖い怖い。
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