つくね乱蔵のレビュー一覧

  • たらちね怪談

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    おかあさんの怪談。
    愛は恨みと表裏一体。
    良けれが、ホントに良かれなのか。
    私は母親というカテゴリーではないのだけど、子供じゃなくてもそれは気をつけなきゃと思う。

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    2024年07月18日
  • 恐怖箱 厭熟

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    ネタバレ

    冒頭の二篇「強制減量」「持っていかれる」で、予想通りうわぁ……となるが、その後はそこまで強烈な読後感を残すほどのものはないかな……と感じてしまうのは、自分が「つくも厭怪談」に慣れてしまったからか。
    著者自身の体験談と思しき「宿り木」、曰く付きの土地、家屋に関する「生贄マンション」「不幸日記」のラスト2本が印象に残る。その他、無理解な義父母と夫に悩む女性が得た意外な味方「助っ人参上」、パワハラで退職した社員たちが集団で元上司を呪うという「団体交渉」は、結果的には因果応報?なのだろうけど……決してめでたしめでたしではない”厭”が詰まってる。

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    2022年08月13日
  • 恐怖箱 厭鬼

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    少し箸休め本として。怖い体験談が単発で複数入っているので、空き時間に読めるのでいい。そうでもないな、と思う話からこれは怖いと思う話もあり楽しめた。人間的な怖さと幽霊が合わさっている話もあり、それが怖い。

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    2020年09月21日
  • 恐怖箱 厭還

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    ネタバレ

    この人の実話怪談集は激辛系のジャンクフードに似ている気がする。
    ・読む(食べる)手が止まらない
    ・時折キッツい刺激が来る
    ・一気に読む(食べる)とダメージを受ける
    ・思い出したように読み(食べ)たくなる
    何も解決せず厭な後味ばかり残る話が大半なのは例の如く。家族や親族絡みになると厭度が増す傾向があるのも特色か。
    深夜に施設の前を通過していく老人達「午前二時の老人」:見えない子供に引かれながら、ってのが厭。
    献身的に両親の介護に尽くした叔母。厭なんだけど同時にやり切れない「蛇叔母」、母親に連れられて行った旅行先で覚えていた違和感の正体「旅の思い出」迷惑この上ない「脂部屋」、「破格の家賃」はいわゆ

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    2020年02月25日