つくね乱蔵のレビュー一覧

  • 恐怖箱 厭還

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    パワハラ、セクハラ、虐待、いじめ…とにかく負の感情をこれでもかと集めた「厭な話」の本。
    読後感が最悪になる一冊、もちろんいい意味で、自分では体験できない「厭な気持ち」を追体験させてくれる。

    特に「蛇叔母」や「有給休暇の理由」などの人間が怖い話や「煮凝り」のような色々と想像させてくれるものもあり心に何か残るような感じがする。

    人生が上手く行っている人ほど読んだほうが良いと思ってしまうほど人間らしい悪意が溢れている。

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    2026年04月27日
  • 公務員の怖い話

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    『公務員の』とタイトルでは職業を大雑把にまとめられているが、その職業は教師や警察官から水道局職員に至るまで多岐にわたる。

    特殊な職業に就いていると、普段市民が入ることのできない場所に入ったり、触れられないものに触れたり、関わりを持たないような人と関わることになったりと、一般の人間が経験できないことをすることになる。

    『関係者以外立ち入り禁止』の場所から湧き出してくる普通では聞けない話がたくさん詰まっていて面白かった。

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    2026年04月30日
  • ド腐れ怪談

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    乱蔵先生の著書やっと読めた
    物忘れ神社にお局送り込みたい笑
    猫マットの話が本当に厭だった。あと大体何も解決しない終わり方が多くてよかった
    今年も楽しめました

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    2026年01月09日
  • 伝承異聞 呪林

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    ネタバレ

    ハーニーヌは怖かった。今もどこかで気を抜かれている人たちがいるのかと思うと、そして、抜かれた人たちのその後はどうなってしまうのかと考えると、その大元となっているのはなんなのか、もっと規模が大きくなったらどうなってしまうのか、うすら寒くなってくる。
    呑気な私は、そんな力が存在するならみんなが幸せになる方に使えば良いのにと考えてしまうのだが、根本的にプラスの力ではないものを使おうという人たちがそんなこと思うわけないかと、しょんぼりしてしまう…。
    自ら身を滅ぼすように、ハーニーヌの話をした情報提供者も、この先どんなことが待ち受けているのかと思うと暗澹とした気持ちになる。
    破滅の道と分かりながら進んで

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    2025年12月11日
  • 荒魂怪談

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    神様に関わる怪談は、それ相応の罰的な展開になるのがやっぱり怖い。
    神様に頼るときや何かいけないことをするときは、それ相応の覚悟を持って。
    死ぬ気で向き合えること以外は、安易に関わってはいけない。それは、良くも悪くも。
    そう思わされた。神社散歩とか、本当にいいのか?とか、薄っすら思った。
    もっと下調べしてから色んなところに行くべきだと思った。
    あとは神様や近しい存在に対して失礼な態度を取る奴が、人間には良いことをしているなんてあり得ないので。
    宗教観とかそういう観点ではなくても、その人たちが心から大切にしているものを粗末に扱うようなことは、何だろうとダメってことで。
    私も気をつけます。

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    2025年11月20日
  • 恐怖箱 怪画

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    専ら絵には縁も興味もないので、全く身近に感じることはないんだけど。
    画廊にも近寄りたくないし。
    絵描きさんとも知り合いになりたくないし。
    絵画を買ったりも、買おうと思ったことはないけど。ちょっと無理。
    絵を貰ってきただけで、両親が突然死するなんて割に合わない。

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    2025年11月20日
  • 呪物怪談

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    怪談集らしい変な話、荒唐無稽な話も多いが、この本を読んで一つ発見したことがある。

    呪いなるものは理不尽で不条理であることがむしろ面白い。
    呪われる経緯があって酷い目に遭う話もあるが、こと呪いに関しては、そこに呪物があったから呪われたなんて交通事故めいた理不尽さがむしろ「呪いらしさ」を出すような気もする。
    祟り信仰的な心持ちだろうか。

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    2025年08月13日
  • たらちね怪談

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    ネタバレ

    母に纏わる怪談
    娘の祝い事に現れる素っ裸で踊り狂うジャンキーの母親の霊という衝撃な話から始まる

    母の愛っていう話は少なく、まさに怪談が集まってる

    「アンタ、何で生きてるの?」って娘に問いかけ精神を削る母親の霊も怖いけど、母親のことを頑なに話そうとしない父親もなんか薄気味悪い

    「創母」はイマジナリーフレンドならぬイマジナリーマザー、創った母と見た目も声もそっくりな再婚相手は偶然なのかな..?未来予知的な...?

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    2025年06月24日
  • 血反吐怪談

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    私は踊る影がめっちゃ想像したら恐怖でした。
    しかも揶揄したように真似ているって、超絶怖い。

    あと、闇金黒田くん。
    ヒトコワもありそうで、興味あり。
    でも3作で綺麗にまとまっているから、あれで終わりなのかな。

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    2025年01月16日
  • 呪術怪談

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    ちょっとNot for meかなと思いつつもジャケがカッコよかったので手に取ってみた、呪術にフォーカスした実話怪談コンピ。
    呪術というと呪う方と呪われる方、つまり因果と応報があって、その間にある呪いという“わからなさ”よりも、人の怨みや悪意が怖いのかもしれない、そんな話でもつくね乱蔵さんの各編は体験も語りも厭さも流石だな、などと思いながら読み進めていたけれど、後半に収録されている久田樹生さんの長尺の一編「巧妙」が「本当に呪われているのか。呪われているのなら目的は何か。全てが分からない」まま長期間に渡って進行していく話で凄かった。更には最後に紐解かれそうになりつつ隠されたまま終わる因果にも人の禍

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    2024年12月22日
  • たらちね怪談

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    ネタバレ

    おかあさんの怪談。
    愛は恨みと表裏一体。
    良けれが、ホントに良かれなのか。
    私は母親というカテゴリーではないのだけど、子供じゃなくてもそれは気をつけなきゃと思う。

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    2024年07月18日
  • 恐怖箱 厭熟

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    ネタバレ

    冒頭の二篇「強制減量」「持っていかれる」で、予想通りうわぁ……となるが、その後はそこまで強烈な読後感を残すほどのものはないかな……と感じてしまうのは、自分が「つくも厭怪談」に慣れてしまったからか。
    著者自身の体験談と思しき「宿り木」、曰く付きの土地、家屋に関する「生贄マンション」「不幸日記」のラスト2本が印象に残る。その他、無理解な義父母と夫に悩む女性が得た意外な味方「助っ人参上」、パワハラで退職した社員たちが集団で元上司を呪うという「団体交渉」は、結果的には因果応報?なのだろうけど……決してめでたしめでたしではない”厭”が詰まってる。

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    2022年08月13日
  • 恐怖箱 厭鬼

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    少し箸休め本として。怖い体験談が単発で複数入っているので、空き時間に読めるのでいい。そうでもないな、と思う話からこれは怖いと思う話もあり楽しめた。人間的な怖さと幽霊が合わさっている話もあり、それが怖い。

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    2020年09月21日
  • 恐怖箱 厭還

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    ネタバレ

    この人の実話怪談集は激辛系のジャンクフードに似ている気がする。
    ・読む(食べる)手が止まらない
    ・時折キッツい刺激が来る
    ・一気に読む(食べる)とダメージを受ける
    ・思い出したように読み(食べ)たくなる
    何も解決せず厭な後味ばかり残る話が大半なのは例の如く。家族や親族絡みになると厭度が増す傾向があるのも特色か。
    深夜に施設の前を通過していく老人達「午前二時の老人」:見えない子供に引かれながら、ってのが厭。
    献身的に両親の介護に尽くした叔母。厭なんだけど同時にやり切れない「蛇叔母」、母親に連れられて行った旅行先で覚えていた違和感の正体「旅の思い出」迷惑この上ない「脂部屋」、「破格の家賃」はいわゆ

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    2020年02月25日