吉井理人のレビュー一覧
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pm理論は参考になった。
指導行動と育成行動。やってみせとさせてみせ。
自己認識にはバイアスがかかっている可能性。
第三者からの情報を集める"観察"を行った上でのコーチングが有効。
"代行"は、相手の立場だったらどうするか?という考え方で、自分だったらこうする。は代行ではない。
→共感力、想像力。情理的働きかけ。
個人のプレーのバリエーションの1つとして、自己犠牲のプレーができる。
上司が言ったことをそのまま部下に伝える。
これは最悪のマネジメント。
全体を見る上司と現場レベルで部下が考えていることの間にギャップが生まれる。
伝書鳩ではバリューがない。意訳する覚悟も必要。
目的、目標、課題の順序。
目標達成だけでは、成長のプロセスが描けない。
目標達成を積み重ねるために課題設定・課題解消のプロセスがある。 -
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【読書メモ】
〇選手を新聞記者役にして質問する
→振り返り
〇コーチの常識と選手の常識は絶対違う
〇少しのアドバイスが選手を狂わせる
〇【箕島高校・尾藤監督】
守備、走塁、バントは厳しく教えるが、バッティングとピッチングは何も教えなかった
→自分で考える癖がついた
〇叱るべきタイミングは手を抜いた時、本気を出さないときだけ。ミスは叱ってはダメ。
〇コーチの指導
①指導行動(技術的なスキルを教えること)
個人の選手に対してオーダーメイドである必要がある→不偏化しづらい
②育成行動(心理的、社会的な面で成長を促すこと)→不偏化できる
小さな課題を設定し積み上げていく。
自分でコントロールできる課題を設定していく
〇選手に振り返りをさせる。その際、コーチは答えを言ってはいけない。答えをいうのを我慢して「じゃあどうすればよかったか?」を考えさせる。
〇「プロ意識とは、自分のパフォーマンスをあげるための思考・行動を、すべての思考・行動に優先させる意識」
〇PMマトリクス
1段階:指導型コーチング・・初心者、基礎から教える
2段階:指導・育成型コーチング・・技術を教えながらモチベーションもあげる
3段階:育成型コーチング・・中級者・・技術はあるので練習の仕方や社会的規範を指導する
4段階:パートナーシップコーチング・・上級者、寄り添い。基本的に話を聞くだけでよいが高度な質問が飛んでくる
〇コーチング3つの基礎「観察」「質問」「代行」
○フィードバックはまず良い面を捉えることでポジティブに終わる
○
目的→目指したいもの
目標→目的を達成するためにやること
課題→目標の障壁になるもの
○コーチは選手と監督をつなぐもの。お互いの意図をうまく咀嚼して伝える
○バレンタイン
勝敗のかかったプレッシャーのかかる場面を経験しないと選手は成長しない
選手の意見を再大源尊重する
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【目的】
後輩の成長につながる適切なサポートをする
【まとめ(1P)】
教えるのではなく、自ら課題設定できるようコミュニケーションする
【ポイント(What)】
・個人の能力向上を優先→個同士の化学反応で結果的に組織力向上
・はじめは技術指導→心理ケア&人間力の育成へ比率を変える
・コーチングの基礎:観察、質問、相手の感覚で伝える
【アウトプット(How)】
・自尊心を傷つけないよう配慮する
・課題を自己設定するため、徹底的に「言語化」させる
・相手のステージを意識し、指導を調整
・プロは個人の強みの育成に集中
【その他】
・ミスは叱ってはだめ。手を抜いたときだけ怒る
・敗戦処理はベテランが行い、若手にチャレンジさせないと成長しない -
購入済み
コーチングの入門書
吉井さんの著書を初めて読んだ
激情型のピッチャーという印象だったがコーチになったことでこういう思考変化になったんだなとわかる内容
自分の仕事にも通じると感じた内容でした。 -
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コーチの仕事は「コーチング」「ティーチング」「メンタリング」「ファシリテーション」「シチューエショニング」に分かれるとよく言われる.
この本の中で吉井はその違いについて明確に言及してはいないものの,日本球界の指導者がティーチングに寄りすぎることや,翻って自分はどのような根拠や経験をもとにどのような指導をしているのかが詳らかに書かれている超良書でした.
最後に大谷翔平について1章割かなきゃいけなかったのは,商売事情を考えてしょうがないかなぁ,という気もするけれど,それでもそれ以外の部分は野球の指導者じゃなくても非常にためになる.
誰とは言わないが,著書で繰り返し「これはビジネスマンにも通ずるところがあると思うが」と押し付けがましく書くプロ野球OBも多いが,これくらい自分の専門について詳しく語ってくれる方が,読む側としては参考になる部分が多いと個人的には思う. -
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【学びたいこと】
機嫌よくいることを大切にしたいと思っている。
本書から、実績のある吉井監督がどのようにして機嫌のいいチームをつくっているのかを学び、自分自身の「機嫌」に対する理解を深めたい。
【質問】
Q1 選手が主体的に成長する環境づくりとは?
Q2 心理的安全性をチームで確立するには?
Q3 吉井監督が重要視している戦略は?
【本書の答え】
A1
・考える材料、準備する時間、意見を言える環境を整える。
・教えるのではなく、質問で気づきを促し、主体性を引き出す。そこを起点に行動し、失敗や課題が生まれ、また主体的に考えるというループを数多く回す。
A2
・自身の考えをオープンにし、周囲に意見を求める。意見には間違いはなく、相違があるだけと考える。
・起用や配置転換の根拠を伝える。
・失敗しても、再び挑戦する機会を与える。
・他の選手のプレーに関心を持ち、選手同士で振り返り、内省につなげる。
A3
・データによる洞察力7割、経験に基づく勘3割。
・「最高の監督は、目立たない」。選手が力を発揮できる環境を整えることに集中する。
【本の概要】
本書は、選手が主体的に「勝手に」成長していくための環境を整え、すべての関係者がチームの勝利に貢献できる、心理的安全性の高い「機嫌のいいチーム」をつくることの重要性を説く一冊。
著者は、元メジャーリーガーで現プロ野球監督の吉井理人氏。
吉井監督が考える選手の成長とは、「自分の強みと弱みを正確に把握する」「強みを伸ばし、弱みを補うために何をすべきか自ら考える」「改善・成長するための行動を、自らの意思で遂行する」というプロセスである。
そして、主体的に成長した選手を最高のタイミングで起用し、勝利につなげる。そのための環境を整えることが、監督の役割である。
【印象に残った表現・引用】
・「点を取ってもらった次の回は、絶対に抑える」という常識に囚われてピンチを招くのは、自分の頭で考えていない証拠。主体的に自分ができることを把握し、そこに集中する。
・「最高のコーチは、教えない」。コーチが選手の主体性を育むサポートができれば、選手は自ら勝手に成長していく。
・選手に語らせる質問をする。質問の過程で、決して相手を否定しない。
・意見を聞くのは、思考のテーブルに乗せる「材料」を、できる限り増やすため。
・若い頃は怖い顔をするのが苦手で練習した。現在の顔は練習の成果。
【感想】
・吉井監督が、質問によって選手の主体性を引き出すことを重要視していることがわかった。それは心理的安全性があるからこそ成り立つものであり、その環境をつくることがリーダーの役割なのだと感じた。自分も、リーダーとしての心得と質問力を磨きたい。
・また、心理的安全性がある一方で、吉井監督自身は厳しさも持ち合わせている。その厳しさがあるからこそ、選手の主体性や成長を促せるのだと感じた。自分がチームをつくる立場になったときも、優しさだけではなく、ある程度の厳しさを持ち合わせたい。
・「機嫌」には、「主体性」が重要なキーワードになると感じた。自分自身の感情に気づき、目的を明確にすることで主体性が育まれるのであれば、まずは自分自身の内省から始めたい。
【実践すること】
・チームで上の立場のときは、相手の主体性を引き出す質問力を身につける。
・自分自身の主体性を育むために、自分の感情や行動を言語化ノートで内省する。
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タイトルがいわゆる日本流のコーチングである「コーチングとは教えないこと」であり、ありきたりな本を想像していたが、しっかり体系化された本で好みであった。
濃ゆい内容が文字びっしりと書かれているが、論点が明確なのでサクサク読める。
・コーチングは理論として学ばなければならない
・まずは相手を観察して、話し合うことから始める
・余計な一言が集中力を奪う。コーチは自分の言葉の重みを自覚しなければならない
・言い方はなんでもいいが、選手たちに届き、主体的に動こうと思ってもらえる言葉を選ばなければならない
・自分の経験に基づいた言葉だけでアドバイスするな
・「選手のミスは叱ってはいけない。全力でやらなかったとき、手を抜いたときに叱る」野村監督
・指導の本質は、一人ひとりに完全オーダーメイドで合わせていくこと
・自分にあった適切な課題を、自分で見つけられるように誘導する。それができれば小さな課題設定→努力→課題達成という成長スパイラルができる
→振り返りを続け、自分で課題を見つけ出すように根気強く、そして徹底的に行う
・質問で深堀りして、自分で課題や回答を見つけさせる。コーチは自分の言葉で答えを言ってはいけない
・課題を発見してもらうためには、言語化能力を伸ばさないといけない。言語化能力は、振り返りで伸ばす&自分でコントロールできる箇所から集中させる
・自分に対して期待する「自己効力感」を選手にもたせるように仕向ける
・観察は相手の情報を徹底的にリサーチしたうえで行う。個々の情報はバイアスがかかっていることが多いので徹底が大切
・相手に選択権を与え、主体性を尊重する
・上下関係を超えた信頼関係を構築する。永遠の難しいテーマだが、信頼関係を構築する努力を怠ってはいけない。
・相手の立場に憑依する。相手の視点にたった感覚を持ち、自分の言葉がどう受け止められているか考える。憑依を行うには、普段からの観察と質問、自己客観視、信頼関係の構築が必要。
・相手を理解する、相手に理解してもらうには、言葉の引き出しや仕事を覚えることも必要。相手に合わせた学習は基本
・1:1面談は、褒めポイントを探して肯定感を高める
・相手の強みをみつけ、強みを伸ばす
・「仕事ができて、人間としても尊敬される」人を育てる。自分<組織<会社<市場<世の中のように視野が広がり、結果的に大きな仕事を考えられたり、思考の抽象具体の行き来が大きくなる。 -
Posted by ブクログ
『最高のコーチは教えない』を読んで、「教えること」と「育てること」の本質的な違いに気づかされました。
これまで私は「親として、教えることが役目」と思っていましたが、この本を通して、それは時に子どもの成長のチャンスを奪ってしまうこともあると感じました。
印象的だったのは、「最高のコーチは、正解を与えない。問いかけによって、本人の中から答えを引き出す」という考え方です。
自分で考え、試し、失敗し、そこから学ぶプロセスこそが、真の成長につながる。子どもにもこの「主体的に学ぶ力」を育ててほしいと思っていたはずなのに、気づけば、先回りしてアドバイスしたり、失敗しないように手を出したりしていた自分にハッとしました。
「教えないコーチング」は、決して放任ではなく、「信じて見守ること」。これは、子育てにもまさに当てはまる姿勢だと感じます。
子どもが悩んでいるとき、失敗したとき、「どうしたの?」「どうしたいと思ってる?」と問いかけるだけで、子ども自身が自分の内面と向き合い、答えを出す力を育てられるのかもしれない。
これは時間も勇気も必要だけど、長い目で見れば、親としての愛情や信頼を伝えることにもつながると思いました。
この本は、コーチングに興味のある人だけでなく、子育て中の親にもぜひ読んでほしい一冊です。
「口で教える」よりも、「信じて引き出す」姿勢を心がけていきたい。そんな前向きな決意をくれた一冊でした。