吉井理人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一ロッテファンとして、読まなくてはいけないと使命感にかられ、書店で購入(久々に書店で本を買いました。)。内容は、ファンとしては非常に興味深いものばかりでした。2023年、2024年シーズンの試合を見ていて疑問に思っていた事が、解消されたような気がします。
吉井監督は非常にクレバーな方で、吉井さんの思想が浸透すれば、機嫌のいいチームができ、ロッテがリーグ優勝、強いては日本一に輝く日も近いのではないかと思いました。
プロ野球選手も、昨今のサラリーマンと変わらず、目標を立て、現状とのギャップを埋めるために何をすべきかということを考え、科学的根拠に基づいて、行動した人が一流になるんだろうなと思いました。
この本に書かれていることがどこまで一般化できるかわからないですが、ロッテファンとしては楽しめる一冊だと思いました。 -
Posted by ブクログ
千葉ロッテマリーンズの監督、吉井氏の本。著者の印象は監督というより、WBCのピッチングコーチのイメージが強かった。現役時代から冷静でクレバーだった、決して体格的に恵まれた方ではないと思う。
監督就任し、結果も残しており、本を読むと、なるほどねと思う。
プロ集団として、「自主性」(自立とは違うと言っている)つまり、自分で考え行動できること。やはり自主的な取り組みこそが結果につながる。そのためには失敗を恐れない「心理的安全性」な環境をセットで整えること。自分の考えで行動し、失敗することもあるが、それを恐れなくてよい環境もつくっているようだ。あとは、やはりコミュニケーションですね。自主的が芽生えるような質問力は素晴らしいと思いました。 -
Posted by ブクログ
・主体性:自分自身の意志や判断に基づいて行動を決定する様子
・自主性:当然になすべきことを、他人から指図されたり、他人の力を借りたりせずに自分から進んでやろうとする様子
・主体性には自分の意志や判断が含まれているが、自主性には含まれていない
・主体的になることは、ある意味でエゴイスティックになることだ。自分の考えに基づいて自分がいいと思ったことを自由にする。欧米のキリスト教文化下では、自分のエゴが周りを不幸にしているかどうかを気にする
・それぞれの階層で担うべき役割を明確にし、担当した人に任せ、それぞれの立場から生まれる疑問や意見を参考にしながら方向性を決めていくのが監督の仕事である。自分でやったほうが早いからと言って、コーチの業務領域を審判するのは、監督としては越権行為になる
・パフォーマンス向上の要素は「技術」「戦術」「メンタル」「体力」の4つが挙げられる。即時性があるのは戦術だけ。だからできるだけ早く伝え頭の中で整理してもらって戦いに臨んでもらう
・「今日はどうなるんだろう」そんな不安を抱えながら球場に行くよりも「今日はこれで行く」とわかっているほうが、選手は思い切ったプレーができる
・監督は変化するプロセスを含め、すべてをオープンにしたほうがいい
・それぞれの分野のプロフェッショナルが他の領域についても考えることで、新しいアイディアが生まれる
・選手は、あたかも自分一人の力でうまくなったと思ってくれたほうがいい。監督やコーチによって引き出されたことに気づかないうちに「俺ってすげえ」と思ってほしい
・その意見は間違っていると強く言ったことで、意見を言いにくくすることのほうが大きな損失になる。大事なのは「間違えることは、間違いではない」という思考だ
・自分の経験を語らない
・間違ったときに素直に間違いを認めることができれば、信頼関係は崩壊しない
・領域を超える意見を聞く機会を設けなければ、どうしても他の領域に口を出し、組織の内側から崩壊する。あるいは、他の領域に無関心になり、相互作用による向上が望めなくなる
・専門家だけの凝り固まった発想から自由になる必要がある
・人は、できることしかできない。できることを整理し、できることの水準を上げることに集中すればいい。できないことを克服するのは、時間をかけてじっくり取り組めばいいのだ
・返り咲くチャンスが有ることも、心理的安全性の一つの形だろう
・専門家からは因果関係から課題を解決する方法を、未経験者からは常識を疑う方法を取り入れる
・個性が選手の数だけあり、個性が化学反応を起こして新たな何かが生まれれば、それは極めて魅力的なチームになる
・強みをさらに伸ばし、弱みを強みで補う
・常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションのことを言う
・何かを学ぶのに、自分自身で経験する以上にいい方法はない
・間違いを犯したことのない人とは、何も新しいことをしていない人だ -
Posted by ブクログ
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★コーチング、教えることでなく考えさせること
教えるのでなく、自分の頭で考えさせる
まず徹底的に相手を見る、対話から全てが始める
性格をしっかり把握できていないと、個性を潰す
お前はどうしたい?ほな、やりなはれ
★叱るタイミングは、手を抜いたときだけ
★→ミスは絶対に叱ったらあかん
個々人が才能を最大化できれば、チーム力も最大化
それぞれが個の色を出し纏まり、チームの色となる
(青学駅伝部)
★コーチングの種類
①指導行動
→オーダーメイドで技術的なスキルを上げる
②育成行動
→心理的・社会的に成長させる
→小さな課題を設定し小さな成功の継続的積み上げ→課題設定→振り返り→新たな課題設定
★上手くいかない3パターン:
①量が足りない②やり方が違う③課題がずれてる
★適正な課題設定
→コントロール可能、やり直し可能、モチベ維持
難易度の高い課題の前に、クリアすべき課題を提示
振り返りを続けることで、気づきのレベルを高める
★点数の質問で深掘りし、相手にとことん語らせる
★相手に自分の言葉を語らせ、答えは絶対言わない
★コーチング4ステージ
→指導型→育成指導型→育成型→パートナーシップ
★コーチング3つの基礎:①観察②質問③代行
★自分ならこうするでなく、あなたはどうする?
★振り返りの型
①自己採点②良し悪しの要素分解③次どう生かすか
★仕事と人間性のダブルゴールを目指す
★教えたことができないのは育成者の責任
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Posted by ブクログ
ダルビッシュの裏話など、具体例がおもしろい。
教えると成長が止まる
コーチは絶対に答えを言ってはいけない
選手に自分の言葉で語らせることに徹底的に意識的にならなければならない。
やれとは言わない
ほな、やりなはれ
いっとこか
できるけどやらないタイプ、やられた時のダメージを考えるとやらない方がいいと考えるタイプが、
僕の考えるネガティヴな選手と言える
→即トレード
質問は余計なことを話さないように注意する
今日のピッチングは自己採点で何点だった?
今日のピッチングで良かったところは?
逆に悪かったところは?
失敗したところはどこ?
失敗したところに戻れるとしたら、どういうことをしたい?
それをするために、何か準備をしておいた方が良かったと思うことはある?
それらを踏まえて、次の登板に向けて何をしようと思う?
質問の狙いは自己客観視させることと信頼関係の構築
こういうやり方もあるけど、選ぶのはお前だ
目的、目標、課題を設定できないと、プロフェッショナルとして成功できないと断言してもいい
これらの3つの指針を的確に設定できないと、何も考えることなくなんとなく働き、特筆するほどでもない成果をなんとなくあげ、いつの間にか現役が終わっていく。
上司と部下の通訳をするのもコーチの仕事 -
Posted by ブクログ
ネタバレ■学んだこと:コーチングには観ること、代行が大切。
■アクション内容:メンバーを観るための工夫をする。(他の人から聞く、観る場を作る)。面談の前に代行の時間を作る。
コーチングについて、新たな視点で学ぶことができた。
特に、心に残ったのは、コーチングは観ることと代行が大切ということ。
観るための工夫は様々ある。その人の行動、言動を観ることも大切だが、周囲の人から様子を聞く、またその人の行動が見れるような場を設定する。根本にあるのは関心だろう。
また、代行の重要性について語られていた。これも勉強になった。その人の立場になって考えようとすることで、100%は難しくても、50%、60%と近づいていける。
全般的にコーチングはその人に向かう関心、つまるところ愛が重要なんだと学べた。