最高のコーチは、教えない。

最高のコーチは、教えない。

1,430円 (税込)

7pt

★千葉ロッテマリーンズ監督に就任!(2022/10/8~)
話題のベストセラー、待望の携書化!
大谷翔平・ダルビッシュ有・佐々木朗希のコーチが伝える超一流コーチング
才能を120%引出し、圧倒的成果を出す方法

どうすれば相手のモチベーションを高め、能力を引き出し、高い成果を挙げることができるのか。
メンバーを成長させることができるのか。

この本では、個人の能力を最大限に引き出し、高い成果を挙げる方法を紹介する。
その方法は、「教える」のではなく、自分の頭で考えさせるように質問し、コミュニケーションをとる「コーチング」という技術だ。
本書では大谷翔平・ダルビッシュ有・佐々木朗希のコーチによる、ビジネスパーソンこそ知っておきたい"プロ"を育てる超一流コーチングを紹介します。


★朝日新聞朝刊にて紹介!(2023年6月6日版 「子どもとスポーツ」コーナー)

【目次】
はじめに
第1章 なぜ、コーチが「教えて」はいけないのか
第2章 コーチングの基本理論
第3章 コーチングを実践する
第4章 最高の結果を出すコーチの9つのルール
おわりに


携書化に寄せて

「おまえ以上におまえのことを知っているのは、このチームにはいない。
だから、おまえのピッチングについて、俺に教えてくれ。
そのうえで、どうしていくのがベストの選択かは、話し合いながら決めていこう」
驚いた。コーチからそんなことを言われたことがなかったからだ。
日本では、コーチが自分の尺度で選手を見て、自分の尺度に合わなければ自分がやってきたように修正するのが一般的だ。
アポダカコーチは、僕がどんなピッチングをする投手で、どんなピッチングをやりたいかをはじめに聞いてくれ、その方向性に沿ったアドバイスをしようと考えてくれた。

コーチの仕事は、選手が自分で考え、課題を設定し、自分自身で能力を高められるように導くことだ。
本書のタイトル『最高のコーチは、教えない』には、「指導者=教える人」という常識を覆さないと、
メンバーの能力を最大限に発揮させることはできない、という思いが込められている。
本書では、「教える」のではなく、「考えさせる」僕のコーチング理論と、実践方法を紹介する。
僕が取り組んできたのはプロ野球選手のコーチングだが、これはどのような世界でも通用する手法だと考えている。
部下の指導方法に悩む上司の方や、チームの育成を任されたリーダーのお役に立てば幸いだ。
ぜひお読みいただき、ご自分の世界に変換し、試してみてほしい。
(「はじめに」より抜粋)

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最高のコーチは、教えない。 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「教える」のではなく「考えさせる」

    相手をよく観察し、相手が自分で考えられるように、コミュニケーションをはかる。
    ついつい、相手のためにと色々教えてしまいがちだけど、やっぱり主体になる人が自分で考えて変わろうとすることが成長なんだなと思った!
    きっと教えるより教えないほうが難しいけど大事!

    0
    2025年05月06日

    Posted by ブクログ

    ## わかったこと
    - コーチの仕事は「教える」ではなく「考えさせる」こと。
    - 一方的に教えることで、選手は目的を見失い、さらにモチベーションも下がる。コミュニケーションがあることではじめて選手はコーチの言葉に耳を傾ける。
    - 小さな課題を乗り越えていくことが、一番のモチベーション継続の方法。この

    0
    2025年05月03日

    Posted by ブクログ

    最高のコーチは、教えない
    著 千葉ロッテマリーンズ ピッチングコーディネータ 
    吉井理人
    ディスカヴァー携書 233

    人を指導にはどうやったらいいのか、コーチングとはなんなのか、その答えがこの本にある

    コーチングとは、教えるのではなく、振り返り、気づきを得る手法である

    気になったのは、以下です

    0
    2024年12月17日

    Posted by ブクログ

    引っ張っていくコーチや監督が多そうな野球界の中に、時代に合わせた柔軟な考え方を持っているのがこの吉井監督であるということがよくわかる本だった。
    選手も人間であること、コーチングに終わりはなく日々成長する気持ちが大事であること。
    心に刻んでおきたい内容だった。

    0
    2024年04月28日

    Posted by ブクログ

    コーチの仕事は「教える」のではなく「考えさせる」こと。 
    ティーチングでは師匠を超えられない。
    (基礎習得まではティーチング必須。例:名刺の渡し方)

    コーチは選手のタイプに沿った指導が必須。
    答えを教えてはいけない、自ら考えさせる。
    そのためのやり方は千差万別で答えはない、今後も変化し続ける。それ

    0
    2023年12月09日

    Posted by ブクログ

    元・プロ野球投手であり指導者である吉井理人が自身のコーチング理論をまとめた一冊。
    スポーツコーチングに関わらず、
    ビジネスコーチング、教育業界のコーチングにも
    通ずる部分があり、入門書としても最適。

    0
    2023年10月12日

    Posted by ブクログ

    一方的に教えることの限界を感じた吉井氏がコーチングを学び、実践していることについて。
    本書では教える/指導するという言葉は度々用いられる。
    ティーチングには限界があるのは事実だが、それそのものは誤った関わり方ではないからだと思う。
    吉井氏が教えるのは技術や経験ではない。
    選手が自力では知り得ない情報

    0
    2023年06月01日

    Posted by ブクログ

    教育に携わる私には参観になることが山ほどあった。
    一貫して大切だと言っていることは、「課題を自らたてて、自己決定していく能力」
    まさに学校教育が一番大切にしないといけないにも関わらず、疎かにしていること。
    それを積み重ねた人間は成功する確率が高いらしい。
    子供たちにも小さいことから自分で決めさせ、達

    0
    2025年11月22日

    Posted by ブクログ

    タイトルがいわゆる日本流のコーチングである「コーチングとは教えないこと」であり、ありきたりな本を想像していたが、しっかり体系化された本で好みであった。
    濃ゆい内容が文字びっしりと書かれているが、論点が明確なのでサクサク読める。

    ・コーチングは理論として学ばなければならない
    ・まずは相手を観察して、

    0
    2025年07月28日

    Posted by ブクログ

    『最高のコーチは教えない』を読んで、「教えること」と「育てること」の本質的な違いに気づかされました。
    これまで私は「親として、教えることが役目」と思っていましたが、この本を通して、それは時に子どもの成長のチャンスを奪ってしまうこともあると感じました。

    印象的だったのは、「最高のコーチは、正解を与え

    0
    2025年07月03日

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