渡辺努のレビュー一覧

  • 物価とは何か

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    一般や企業に勤める方を読み手に、日頃暮らしている中で物価をどうとらまえて向き合うのか、その考える材料を与えてくれていて、良書だと思います。
    私たち自身が将来をどう期待し、今動くのか、そこも問われているように感じました。

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    2026年02月23日
  • 物価を考える デフレの謎、インフレの謎

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    ずっとモヤモヤしてた物価の謎に対して、明確に意見を投じてくれていて、まさにそれが知りたかったと思った。読んでよかった。

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    2026年02月21日
  • インフレの時代 賃金・物価・金利のゆくえ

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    非常に分かりやすい書籍でしたね。渡辺先生の「物価を考える」も目から鱗でしたが、本書はより直近のインフレ動向を踏まえながら、更に簡潔にまとまっている印象です。中でも、物価の将来動向は人の気分が底流にあるという基本的な論調は、個人的にもなるほどなぁと感じる部分があります。
    元々デフレに30年浸かった原因は、1990年代日本が諸外国対比賃金が高い一方でクビに出来ない分、賃金を抑える事で、日本独自のシステムが始動したという事実は中々衝撃ですよね。その後、インフレの時代に突入したきっかけ自体は、黒田前日銀総裁の奮闘虚しく、戦争などの外部的な要因でしたが、適度なインフレが今後も維持されるように、政府・日銀

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    2026年02月19日
  • インフレの時代 賃金・物価・金利のゆくえ

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    渡辺先生の本を読むのは、「物価とは何か」「世界インフレの謎」「物価を考える」に続く4冊目。
    オビの「インフレは日本にとって正常化への前向きな変化だ」という言葉に勇気づけられます。
    失われた30年はまさにデフレの時代でした。
    しかし、2022年春から日本でもいよいよインフレが始まったようです。
    賃上げも少しずつ定着しつつあり、物価上昇と賃上げの好循環により、緩やかなインフレのサイクルが定着していくことを期待しています。
    確かに物価上昇に賃上げが追いついていないのも事実ではありますが、物価上昇を許容するマインドが定着しつつあるのは、経済正常化にとっては好材料。
    慢性的なデフレは経済の活力を削ぐだけ

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    2026年02月11日
  • インフレの時代 賃金・物価・金利のゆくえ

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    面白かったところ
    ■正のインフレ
    労働者が賃金の低下を受け入ることにに大きな抵抗を示す賃金の下方硬直性がある場合は、正のインフレを受け入れざるを得ない。生産性の低い人の賃金を下げずに据え置く必要がある場合、生産性の高い人の賃金を上げるために販売価格を上げなければならないため。

    ■消費税減税メリットを誰が享受するか
    今月の衆院選の論点になった消費税減税。企業による便乗値上げが起きるためヨーロッパの類似の実績では消費者の利益は減税額の20%程度に留まる。その後に税額をもとに戻す際にさらなる便乗値上げが待っている。

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    2026年02月11日
  • 世界インフレの謎

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    世界と日本に起きているインフレーションについて、両者の相違点を含めて、豊富なデータを元に考察された書。
    素人にもとても分かりやすい語り口で、行動変容と同期、将来への期待と実現のスパイラル、物価と賃金に係る企業と労働者の間の鶏と卵の関係など、つくづく経済は人々の気持ちと行動に大きく影響を受けるんだなぁ〜、と感じました。
    また、中央銀行が取りうる政策手段が需要サイドに働きかけるものであるのに対し、目下の物価上昇が主に供給不足(サービス経済からモノ経済への移行、労働力不足、脱グローバリゼーション)に起因しており、過去50年間の政策を十分に活かせない状況にあることも、よく理解できました。
    刊行された2

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    2026年02月08日
  • インフレの時代 賃金・物価・金利のゆくえ

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    「物価」に関する分析や説明が非常に納得感がある。一つ前に読んだ唐鎌さんと河野龍太郎さんさん共著との比較で、企業の内部留保についての言及が一切なかったことが気になった。インフレや金利に関する本を幾つか読むことで、根拠や常識と呼んで差し支えない普遍的(に見える)情報と、著者独自の視点や解釈の違いが、少しずつだが見えてきたように思う。

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    2026年02月07日
  • 物価とは何か

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    かのオイルショックの際、狂乱物価と称された物価高に国民は悩まされました。
    では、その狂乱物価の原因は何か?
    実は、原油の高騰であるという説の因果関係は否定されており、真相は、日銀による貨幣の過剰供給であり、市中にお金の量が増えることによって希少性が下がったため物価が上がった、ということだそうです。
    しかしその後、物価はバブル景気の際にもさほど上昇せず、バブル崩壊後の90年代以降、日本は長い長いデフレ状態に突入し、物価は上がらない、ということが常態化してしまいました。

    インフレ、デフレを語る際、そして経済を語る際に物価は必須なのですが、物価が決まるメカニズムは非常に複雑です。
    各国の政府や中央

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    2026年02月02日
  • インフレの時代 賃金・物価・金利のゆくえ

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    黒田日銀総裁によるアベノミクスの金融政策、異次元金融緩和をもってしてもデフレ脱却ができなかった日本社会。しかし、パンデミック後の2022年から、輸入資材の高騰や人手不足による人件費増のコストを企業が価格に転嫁し始め、賃金も春闘により3年連続でベースアップが実現するなど上昇傾向が見られ、デフレからインフレへの転換が確認されたのではないかと著者は考える。ただし、長きにわたり物価も賃金も上がらないことが常態化し、デフレマインドにどっぷりと染まってきた日本社会では、再びデフレへと歯車が逆回転する恐れがあるという。それは今後の日本社会にとって何としても阻止しなければならないと著者は主張する。
    では、その

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    2026年01月31日
  • インフレの時代 賃金・物価・金利のゆくえ

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    とても分かりやすい本でした。
    筆者の渡辺先生が、2022年春以降のインフレを観察しながら、その時々に書かれたエッセイをまとめたものということです。
    私が感心したのは、渡辺先生がその当時エッセイに書かれていたことは、今の時点で振り返れば間違いであった、ということを素直に書かれていることです。
    間違いを認めない人がたくさんいますが、渡辺先生はそうではないので尊敬します。

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    2026年01月29日
  • インフレの時代 賃金・物価・金利のゆくえ

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    渡辺先生のお話は、とても分かりやすい。
    衆院選間近ということもあり、より経済に対してのアンテナが高まる。
    先を見据えられた上でインフレの時代を生きていく為のヒントに溢れた一冊。
    PIVOTの動画と併せて読むと更に理解が深まる。

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    2026年01月28日
  • 物価とは何か

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    蚊柱を見る度に本著を思い出すようになった
    ついでに蚊柱は交尾目的で作られるがオスが大半でメスは1匹いるかいないかっていう世知がない話も思い出す

    日銀は発言だけで市場を調整する役割があるってところ面白かった
    実際に制度とかに手を出して調整する事は稀なのね

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    2025年12月31日
  • 物価とは何か

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    ​昨今、なにかと「物価」が話題だ。しかし、そもそも物価とは何なのか、どう決まるのか。デフレやインフレは具体的に何が悪いのか。分からないことだらけである。
    そんな疑問を解消するため、本書を手に取った。

    ​本書は、「物価は『蚊柱』である」という例え話から始まる。
    商品一つ一つの値動きはバラバラだが、遠目に見るとひとつの塊としての動きが見えてくる。個別の動きには理由がつけられても、全体としての「物価」の動きを説明するのは非常に難しい。この「蚊柱」の比喩は、物価の掴みどころのなさを実によく表している。

    ​本書を通じて理解できたのは、インフレ以上にデフレへの警戒が必要だという点だ。
    デフレはインフレ

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    2025年11月21日
  • 物価を考える デフレの謎、インフレの謎

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    日本の物価は30年上がらなかったという特異な状況がなぜ起こったのか?について、考察されており、大変参考になりました。

    日本でデフレがこんなにも長くなったのは、みんなが物価は上がらない!と信じたからという根拠は、とても面白かったです。まさにそうだと思いました。

    「近年、物の値段が上がり、生活が大変だー!」ということだけが強く言われますが、賃金上昇が伴えば、物価上昇等は悪いことではなく、正常な状態に戻っているんですよー!と書かれており、全くその通りだと思いました。

    インフレになると現金の価値が下がるなど色々な変化があり、各自で対策は必要だと思いますが、経済が活性化していくことは、決して悪いこ

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    2025年11月09日
  • 世界インフレの謎

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    インフレやデフレの仕組みが今までよく分かっていなかったが、内容が分かりやすく初めて経済って面白いなと思った。いつものスーパーで野菜の値段が高くなってたら別のスーパーに……とか結構どこの家庭もやってることだと思うけど、日本特有だったことにびっくりした。

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    2025年11月01日
  • 物価を考える デフレの謎、インフレの謎

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    ・経済学初心者だけれど、組立や1つ1つの説明がとても分かりやすいお陰で読みやすかった。経済学の面白さが分かった。
    ・最近どんどん物の価格上がってくな…と物価上昇に関してネガティブな印象しかなかったけれど、物価増→賃金増の健康なインフレに転換する、慢性デフレ脱却のための第一歩だと分かると受け止められる。
    ・最低賃金制度、独禁法、下請法等がインフレデフレの管理ツールだという見方さえ理解していなかったから目から鱗でなるほどと思った。

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    2025年09月21日
  • 物価を考える デフレの謎、インフレの謎

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    経済学素人の私には、難しいところもあったが、大半はわかりやすく、最後まで読み切った時には、もっと経済のことを知りたいと思える本だった。

    日本人の自粛文化が、失われた30年を作ってしまったのか〜と思うと、ザ日本人の性格を持ち合わせている私からすると、なんとも言えない気持ちである。

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    2025年09月20日
  • 物価を考える デフレの謎、インフレの謎

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    渡邊努書籍3作目。『物価とは何か』の衝撃からもう著者の一般書は追っかける習慣となっている。

    今回は今まさに直面している日本インフレ化を紐解く。
    人生まるっとデフレで過ごしてきた私としては、今まで経験したことのない局面で期待と不安が入り混じる。そんな私に本書は今後の道筋と予測を丁寧に解説してくれる。

    しかし、「97年労使密約」とか2002年「トヨタ・ショック」による賃金据え置きは今から振り返ると愚策であるが、当時は真っ当な議論だったのだろう。でも、もう少しインフレ基調に舵を切れなかったもんかねと訝しむ。
    なぜ慢性デフレがここまで長期化したか。その理由も本書には書かれている。

    一番心に刺さっ

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    2025年09月14日
  • 物価とは何か

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    「物価とは蚊柱である」。この概念を元に読み進めることで、物価という身近でありながら具体的にはよくわからないものについて初心者でもわかりやすく理解できる。特に物価が人々の予想に基づくことで、自己実現的に変動するというのは、集団における部分と全体の非結合性を表していると感じた。

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    2025年09月10日
  • 世界インフレの謎

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    コロナ禍-2022年ごろまでの経済趨勢をを分析する。
    過去のことであるが故に、肌感覚で感じていた日本の物価高と賃金据え置きという現象の理由が、解き明かされた。

    当時のインフレは供給不足にあり、この問題に直接対策する術を中央銀行は持ってないという事実に衝撃。あくまで、需要調整を目的とした政策金利の上下なんだな。

    名著と名高い『物価とはなにか』でも述べていたインフレの根本原因は、国民のインフレ予想という主張も改めて学ぶ。経済って血の通ってない機会的な操作に終始すると思ってたら、人間の感情に左右されるんだという意外性は、驚きである。

    あとは今回も文章の構成が秀逸。名探偵が「謎」を解き明かすため

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    2025年06月28日