物価を考える デフレの謎、インフレの謎

物価を考える デフレの謎、インフレの謎

1,980円 (税込)

9pt

なぜ日本だけデフレは慢性化したのか? なぜ慢性デフレは突然終わり、インフレが始まったのか? 異次元緩和はなぜ失敗したのか? そもそもインフレやデフレはなぜ「悪」なのか?

・日本の慢性デフレは現代経済学の大きな謎
・デフレとインフレの統一理論とは?
・カギを握る人びとのインフレ予想
・従来の経済学の常識が成り立たなくなった
・腕力から便乗へ。植田・日銀で大きく変化した政策手法
・日銀の政策金利は、2027年末には2%を超えるところに到達すると予測される
・日銀は人びとが望むだけマネーを供給すべき

多くの謎に包まれた日本のデフレとインフレ。従来の経済学の常識を超え、大胆な仮説で日本経済の謎を読み解く。

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物価を考える デフレの謎、インフレの謎 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    日本の物価は30年上がらなかったという特異な状況がなぜ起こったのか?について、考察されており、大変参考になりました。

    日本でデフレがこんなにも長くなったのは、みんなが物価は上がらない!と信じたからという根拠は、とても面白かったです。まさにそうだと思いました。

    「近年、物の値段が上がり、生活が大変

    0
    2025年11月09日

    Posted by ブクログ

    ・経済学初心者だけれど、組立や1つ1つの説明がとても分かりやすいお陰で読みやすかった。経済学の面白さが分かった。
    ・最近どんどん物の価格上がってくな…と物価上昇に関してネガティブな印象しかなかったけれど、物価増→賃金増の健康なインフレに転換する、慢性デフレ脱却のための第一歩だと分かると受け止められる

    0
    2025年09月21日

    Posted by ブクログ

    経済学素人の私には、難しいところもあったが、大半はわかりやすく、最後まで読み切った時には、もっと経済のことを知りたいと思える本だった。

    日本人の自粛文化が、失われた30年を作ってしまったのか〜と思うと、ザ日本人の性格を持ち合わせている私からすると、なんとも言えない気持ちである。

    0
    2025年09月20日

    Posted by ブクログ

    渡邊努書籍3作目。『物価とは何か』の衝撃からもう著者の一般書は追っかける習慣となっている。

    今回は今まさに直面している日本インフレ化を紐解く。
    人生まるっとデフレで過ごしてきた私としては、今まで経験したことのない局面で期待と不安が入り混じる。そんな私に本書は今後の道筋と予測を丁寧に解説してくれる。

    0
    2025年09月14日

    Posted by ブクログ

    前著で「ノルム」という用語が登場しましたが、それは渡辺先生が海外の研究者への説明に苦労してひねり出した用語であることが本書で明かされました。
    「ノルム」は、特定の界隈でバズワードのようになっており、私も経済現象を「ノルム」でうまく説明できると思っていたのですが、はしごを外された思いです(苦笑)。

    0
    2025年06月01日

    Posted by ブクログ

    噛んで含めるように物価の考え方を説明してくれる。読んでいる間はなんとかついていきたいと思って読んでいるけど後になるとわからなくなることが多いなあ。
    2025年4月現在世界を混乱に落とし込んでいるアメリカの関税はどんなメカニズムで物価に長期的な影響をあたえるんだろう。
    丁寧に読み直したい。

    0
    2025年04月13日

    Posted by ブクログ

    デフレと日銀の緩和政策の振り返りがメイン。長年続いたデフレの原因の一つとして、コロナ下での自粛と自粛の解消に時間がかかってしまったことを例に挙げ賃上げ自粛、値上げ自粛などの日本の強いノルムを挙げている。

    ところでノルムってなんだろ。
    あと賃上げ、値上げが当たり前になって強いノルムとなってしまうと、

    0
    2025年02月24日

    Posted by ブクログ

    人生の大半を「失われた30年」と言われるデフレ社会(ノルム)の中で生きてきて、価格は据え置かれることが当たり前という肌感覚が染み付いていた。

    コロナ禍やウクライナ侵攻等の劇薬の副作用なのか。消費者・労働者・企業・政府・日銀等、各プレーヤーのマインドが変化し、「正常」な「賃金・物価スパイラル」がとう

    0
    2025年01月01日

    Posted by ブクログ

    2016年以降の国債の実質価格の急上昇がデフレ脱却できなかった大きな理由の一つ。
    なぜ国債価格の急上昇が起こったのか。
    ①物価の上昇が止まってしまったため。
    ②国債の名目価格が上昇したため。
    なぜこの二つが起きたのか
    2016年はマイナス金利政策を始めた。
    国債金利がマイナスになるということは、政府

    0
    2024年12月28日

    Posted by ブクログ


    日本の物価に関する、間違いなく良書。
    なぜデフレが長らく続いたのか、デフレが何故悪いのか等、素朴な疑問を分かりやすく説明してくれている。一方で、筆者の本気モードの理論的な話にジェットコースターの様に急に突入する場面もあり、分かったような分からなかった様な、若干振り回された様な読後感もあり、星マイナ

    0
    2025年11月15日

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