富田彬のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
18世紀のイギリスの片田舎を舞台に上流階級と上流中産階級のいくつかの家の間で巻き起こる、人間模様、恋愛を扱った作品。タイトルの「高慢」はミスタ・ダーシーの性格を、そしてそんなダーシーへのエリザベスの思いを「偏見」と表していると感じるが、この作品の登場人物には誰しもがもつ人の心の裏に見える高慢な心を持ち、互いに探り合っている偏見を見ることができたと感じた。当時のイギリスの気品高いそう言った作法や言葉遣いの裏に、互いに探り合ってアイロニーな含みを持たせてる点に非常に面白みを感じた。そういった、当時の上流中産階級社会規範をうつしながらも傑作と呼ばれる現代の人々にも万人ウケする恋愛小説を書き上げたオー
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Posted by ブクログ
「お前の姉さんは、失恋してるんだね。僕はめでたいことだと思っているよ。女の子は、結婚がなによりもお好きだが、たまにはちょっと失恋するのも、わるくないと見えるね。失恋すれば、なにかかにか考えさせられるし、仲間よりはなんとなく偉そうに見えるものね。お前の番はいつまわってくるのかね? いつまでもジェーンに負けていたんじゃ、お前もやりきれんだろう。さあ、お前の番だよ。メリトンには、国中の若い娘たちを失恋させるに十分なほど、士官がうようよしているよ。ウィカムさんにしといたらよかろう。快活な男で、立派にお前を捨ててくれるよ」
「どうもありがとう。でも、もっと感じのよくない男の人でも、わたしけっこうですわ。 -
Posted by ブクログ
上巻はかなり読むのが辛かったですが、下巻はお話が大きく動き出したおかげか?翻訳にも少しは慣れたおかげか?随分スイスイと読めました。
最後は言わずもがなのハッピーエンドで、すっきりです。
エリザベスとダーシーにやきもきしながら見守ってきた甲斐があったというものです(笑)
ジェーンとビングリーの方は、2人ともおっとりしすぎだろ!とややイライラしたりしながらも、なんとも憎めない素直な2人なので微笑ましいです。
あと、コリンズ氏とベネット氏のキャラが相当面白かったです。
ベネット氏がコリンズ氏に宛てた手紙には笑ってしまいました!
とにかくベネット氏の皮肉の効いた発言が面白くてしょうがなかったです -
Posted by ブクログ
「高慢と偏見とゾンビ」「高慢と偏見、そして殺人」の予習のために再読です。
とりあえず訳がものすごく読み辛い・・・・
あまりにも直訳すぎる感じです。
訳はともかく、内容は面白いです。
200年前に書かれたラブコメですね、これは。
お互いに悪印象だった相手に段々惹かれあうエリザベスとダーシー。脇役の皆さんもキャラが濃くて飽きません。
強烈な個性の母親と、皮肉屋の父親が特に面白いです。
事前にネットであらすじを読んで予習したのですが、その時はいかにも「ヤな奴」かと思ったダーシー氏、私はそんなに嫌な奴には見えませんでした。エリザベスがダーシーを毛嫌いする様子は面白かったですが(笑)
そこらじゅ