富田彬のレビュー一覧

  • 高慢と偏見 下

    Posted by ブクログ

    終わった!終わっちゃった。面白くて、一気読みしてしまった。品位。もしくは思いやり。自分のことばかり考えてること。自分のことしか見てないのは(もしくは見えていないのは)なかなか恥ずかしいことね。みにつまされる。時代が・・・とか文化が・・・とか話は如何様にも持って行ける。映画を思い起こしつつ実はこんなことを考えていたのね、とかこの場面変えたのね、とか想像しにくい部分をイメージしやすくしたりして互いを補い合い、おもしろい。ドラマも気になるな…。

    0
    2010年01月07日
  • 高慢と偏見 上

    Posted by ブクログ

    途中から気になる。気になる。ビデオを見て終わりを知っているとはいえ、やはり映像からわからなかった部分を知れて、満足だっ!訳が一瞬分からなくなるなるけれど、それもまた味あり。品位とか考えちゃうな。よしっ。次。

    0
    2010年01月07日
  • 高慢と偏見 上

    Posted by ブクログ

    卒論のために買って読みました。

    はじめは背景がつかみにくいけど
    どんどん物語に引き込まれるのは、やっぱりずっと愛され続ける名作たるゆえんだと思います。

    0
    2009年10月07日
  • 白鯨 (下)

    Posted by ブクログ

    言わずと知れた名作、同時に難解との評がつきまとう。よって気難しい文体を知らず知らず想像していたのだが、読み始めて早々、むしろ饒舌な文体に面食らった。
    しかし確かに捉え所がない。現代の読者からすると、ド頭から「食人種」のあまりに不適切な描き方にやや閉口し、同時にその現実味のなさから写実的に受け止めることをやめてしまう。そのため中盤以降に怒涛のように展開される捕鯨や海洋についての蘊蓄は「本当か〜?」との思いで漫然と頁を繰るだけになってしまう。そうこうしているうちに対峙する白鯨との闘いそのものは、存外あっけない。
    なんとなく、狐につままれたような気持ちで本を閉じた。この作品は、何を伝えたかったのか?

    0
    2025年10月19日
  • 高慢と偏見 上

    Posted by ブクログ

    英語学習用の簡易版で読んだことはある。本文はだいぶ長い。人間関係がどんどん変わっていくが、基本は娘をどのように嫁がせるかで、それが貴族社会や新興市民や軍人との関係をかかわらせる。

    0
    2025年09月04日
  • 高慢と偏見 上

    Posted by ブクログ

    久しぶりの読書。

    10年前くらいに映画を見て良かったなと思っていた記憶があって読んだけど、恋愛映画とか観たり今の結婚事情とかで時代が変わってしまったのか、あまり新鮮味のない話に感じてしまった。
    けどこれが先駆けなんだろうな。

    これからどうなるか気になるので下巻も読んでみる。

    0
    2023年09月02日
  • 高慢と偏見 下

    Posted by ブクログ

    18世紀のイギリスの片田舎を舞台に上流階級と上流中産階級のいくつかの家の間で巻き起こる、人間模様、恋愛を扱った作品。タイトルの「高慢」はミスタ・ダーシーの性格を、そしてそんなダーシーへのエリザベスの思いを「偏見」と表していると感じるが、この作品の登場人物には誰しもがもつ人の心の裏に見える高慢な心を持ち、互いに探り合っている偏見を見ることができたと感じた。当時のイギリスの気品高いそう言った作法や言葉遣いの裏に、互いに探り合ってアイロニーな含みを持たせてる点に非常に面白みを感じた。そういった、当時の上流中産階級社会規範をうつしながらも傑作と呼ばれる現代の人々にも万人ウケする恋愛小説を書き上げたオー

    0
    2023年07月19日
  • 高慢と偏見 上

    Posted by ブクログ

    エリザベスがなかなか賢くてよいけれど、イギリスのこの時代の女性たちが結婚のことしか考えてないからあまり感情移入できない。結婚もいいけど失恋もいいぞ、っていう父が良いと思う。

    0
    2023年01月10日
  • 白鯨 (下)

    Posted by ブクログ

    冗長さが全体のクオリティを下げているような気がするが,書記を疑わせるような記述は現代にも繋がっていると思う。

    0
    2022年10月05日
  • 白鯨 (上)

    Posted by ブクログ

    冗長さが全体のクオリティを下げているような気がするが,書記を疑わせるような記述は現代にも繋がっていると思う。

    0
    2022年10月05日
  • 白鯨 (下)

    Posted by ブクログ

    大好きな歴史漫画『風雲児たち』にて、漂流していたジョン万次郎一行を救出した捕鯨船のことをふと思い出した。作者のみなもと太郎氏曰く、欧米のクジラ漁は燃料に使われる鯨油(げいゆ)確保のためだけで、日本のような肉目的ではなかったという。
    今ではその史実を棚上げ、わが国の捕鯨を批判する傍らで本書を米文学の名著だともてはやす。こればかりはアメリカという国がよく分からん…笑
    まぁ何だかんだ言って夏っぽい作品だし、同名のジェットコースターがあるくらいスペクタクルっぽいし…ということで、世間の夏休みに便乗して自分も航海に出た。

    主人公イシュメールが、宿屋が満室だったため先客で銛手(もりうち)のクィークェグと

    0
    2022年07月31日
  • 白鯨 (上)

    Posted by ブクログ

    昔から有名な文学作品の1冊ですがどちらかと言うと翻訳が分かりづらく意味不明な部分も結構あるが船乗りの勇猛果敢な物語と言う感じです。またキリスト教的な考え方と物語のストーリーが交差していて、味わい深く一度は文学作品として読んでみると良いでしょう。

    0
    2021年02月09日
  • 高慢と偏見 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    古い言い回しや持って回ったセリフが多いせいか、やや読みにくい。しかし、18~19世紀のイギリスの今が伺える面白さがある。
    女性が相続できない現実があり、結婚の成否が人生の大きな比重を占める。そのような環境を別にすれば、エリザベスの頭の中は、現代と変わらない。
    ダーシーの本当の姿をエリザベスが知って、この後どう展開するのか。

    0
    2018年03月15日
  • 白鯨 (下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    非常に読みづらかった。ほとんどが本筋と直接関係がない鯨や捕鯨についての薀蓄となっており肝心の白鯨との対決は最後のわずか三章のみ。
    どこかでこの作品が世界文学の名作の1つに挙げられている理由が、文字通り世界規模のスケールで物語が展開しているからだという評を見たことがあるが、たしかに多数の人種と国、地域にまたがる話であった。だが、せっかく主人公と冒頭で仲良くなったクィークェグも、中盤以降は出番がほとんどない。伏線というわけではないのか?ただエイハブ船長が終始信頼を寄せていた(と思われる)のは、銛手や拝火教徒たちといった「異教徒」たちであった。少なくとも彼らは書かれた内容において白人と同等に扱われて

    0
    2017年08月15日
  • 白鯨 (下)

    Posted by ブクログ

    銛手のカッコ良さが際立つ。
    危険を背に生きる姿は現代で言うところの
    戦闘機乗りのようだ。
    また、異戦士としての魅力もある。
    侍、忍者、インディアン。
    独自の世界観、倫理感。良いです。
    本として内容の伝わりづらさがあるので
    挿絵が少しでもあると良いのだが。
    マッコウ鯨、セミクジラの姿かたちを
    文章で読んでもまったく伝わらない。
    wikiの併読を推奨。絵で見た方が分かりやすい。

    0
    2016年06月26日
  • 高慢と偏見 下

    Posted by ブクログ

    「もし、どこまでもわたしにお礼をおっしゃりたいというなら、」彼は答えた、「あなただけのものとしておいていただきたいですね。もっとも、あなたを幸福にしてあげたいと思う心が、自分をひきずったいろいろの動機に力を添えたかもしれんということは、別に否定しようとは思いませんけど。しかし、あなたの御家族の方々は、なんらわたしに負うところはないのです。わたしはご家族の方々を大いに尊敬してますが、ただあなたのことだけしか考えなかったと信じています」
    2014/05/26-06/06
    2023/04/06-04/12

    0
    2023年04月12日
  • 高慢と偏見 上

    Posted by ブクログ

    「お前の姉さんは、失恋してるんだね。僕はめでたいことだと思っているよ。女の子は、結婚がなによりもお好きだが、たまにはちょっと失恋するのも、わるくないと見えるね。失恋すれば、なにかかにか考えさせられるし、仲間よりはなんとなく偉そうに見えるものね。お前の番はいつまわってくるのかね? いつまでもジェーンに負けていたんじゃ、お前もやりきれんだろう。さあ、お前の番だよ。メリトンには、国中の若い娘たちを失恋させるに十分なほど、士官がうようよしているよ。ウィカムさんにしといたらよかろう。快活な男で、立派にお前を捨ててくれるよ」
    「どうもありがとう。でも、もっと感じのよくない男の人でも、わたしけっこうですわ。

    0
    2023年04月05日
  • 高慢と偏見 下

    Posted by ブクログ

    訳者あとがきを読んで、ふむ時代的な書き方ってのも訳に多分にあったのだろうなと思ったが、多多何を言いたいのかわかりにくいところがあった。他の訳で読んでみたい。時代的に結婚は難しいと思われる両家がうまく行っちゃうのは、ダーシーの両親がいなかったからもあるんだろうけど、うまく行きすぎ感も。継母であるまいし、姉妹であそこまでも育ちが違うのは不思議だった。ともかく、面白かったには違いない。

    0
    2014年01月24日
  • 高慢と偏見 上

    Posted by ブクログ

    馬車で旅する時代の、働かなくっていい身分だけど上流階級ではない家の婚活。しっかし、翻訳意味わかんない。丁寧な言葉、遠回しな言い方ももう少し日本語的に出来なかったのかなぁ。エリザベスとダーシーが気になるので次も読む。

    0
    2014年01月24日
  • 高慢と偏見 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今から200年ほど前のイギリスの田舎の裕福な人たちの暮らしぶりがよくわかる。昔からずっと女性はガールズ・トークをしていて、男性は女性の品定めをしていたんだなとよくわかる。
    オースティンの小説群が今でも様々な小説や映画に利用されているので一体どんなものだろうと思って読んだ。面倒な男女のやりとりは確かに今も同じ。

    0
    2013年09月15日