富田彬のレビュー一覧

  • 高慢と偏見 下
    下巻に入るとぐっと萌えどころが増える!
    とりわけペムバリーでダーシーとエリザベスがばったり出会してお互い赤面するシーンはきゅんきゅんしちゃった。楽しい〜。ラブロマンス楽しい〜。
    ダーシーがあまりにも身を粉にしてベネット家つまりエリザベスのために親切なものだから、そんなに尽くして大丈夫!?とかえってハ...続きを読む
  • 高慢と偏見 下
    登場人物全てが個人の考えや思いを持っていることを感じさせる点が濃い物語を生んでると思う。
    エリザベスとキャサリン令夫人の舌戦は凄すぎる。突然の展開から一気にボルテージマックス。今もこんな親戚のおばさんはいるだろうなと思いながら読んだ。

    最後に家族のその後が描かれている部分は蛇足のような気もしたが、...続きを読む
  • 高慢と偏見 上
    高慢と偏見、資産家の男性と結婚できるかどうかが女性の人生の全てを左右する時代。学歴や知識を身に着けた女性でも、自立して仕事をする道はなく、自分を養ってくれる男性と結婚できなければ惨めな人生が待っている。高慢と偏見でお互い誤解しあっている男女が最終的には結ばれる、その過程が本当に楽しいです。現代でも女...続きを読む
  • 高慢と偏見 下
    高慢と偏見、登場人物が多くて、それぞれの性格や人間関係も多種多彩なので、上巻の内容をしっかりと記憶しているうちに下巻も読んだほうが、楽しさはきっと倍増します。高慢と偏見でお互い誤解しあっている男女が最終的には結ばれる、その過程が本当に楽しいです。高慢と偏見、もちろん時代背景は現代とは違うけれど、現代...続きを読む
  • 高慢と偏見 上
    ダーシーに起こった変化は、「注文を寿司屋の大将に拒否されて驚いた資本主義信奉者の客が、書いての高慢を捨て、売り手との共創について考える」という類のもので、非常に普遍的なパラダイムチェンジといってよいものである。一方エリザベスに起こった変化は、アドホックに一人の人間に対する一つの偏見を解消するもので、...続きを読む
  • 高慢と偏見 下
    ベネット家の5人姉妹をめぐる婚活の物語。女性同士のマウンティング(幸せの自慢大会)が、いやというほどいやらしく描かれている。階級差別のなかで、エリザベスとダーシーが「高慢と偏見」をこえて、結ばれていく。父ベネットや従兄弟のコリンズなど、個性的な登場人物のコメディリリーフも見もの。リディアの軽率は、強...続きを読む
  • 高慢と偏見 下
    古典恋愛文学!
    お互いが気にしているうちに好きになっていく様子がとてもかわいい。
    再度ダーシー氏が現れてからの、互いに様子を伺っている状態も、ふたりがうまくいってどんどん仲良くなっていく様子も、どきどきしながら見守った。台詞の遠回しすぎるくらいの言葉の選び方は、恐らくもっと意訳してもよかった部分であ...続きを読む
  • 高慢と偏見 上
    数年に一度のペースで読み返している小説。

    18世紀イギリスの中産階級家庭を舞台にした古典文学、といっても全く堅苦しいものではありません。好奇心旺盛で知的、活発な主人公エリザベスと、聡明で思いやり深い姉ジェーンが結婚に至るまでの過程をユーモラスに、ある意味下世話な目線で描いています。主題は「結婚」で...続きを読む
  • 高慢と偏見 下
    解説にもある通り、本書では登場人物の諸性格が実に明確に書き分けられていて、そのことが大きな展開のない本作を駆動する仕組みになっている。
    それ故、ある種の小説にあるような、登場人物が著者の手を離れて語り出すような感覚はなく、あくまでも著者の想定した通りに登場人物が語らされている、という感じを受けなくも...続きを読む
  • 高慢と偏見 上
    主人公の女性、いつの時代でもステキです。
    男性に好かれるか、と聞かれると?だけど、そうではない女性らしさがある。
  • 高慢と偏見 上
    エリザベスとダーシー氏の駆け引き、言葉での戦い、そして愛情の細やかさがとても面白かったです。舞台は中流階級?の家で、嫁・婿探しのために舞踏会をしたり食事に招待したり、手紙を書いたり、結婚の申し込みをしたりと特に起伏がある話ではないです。それなのに、テンポがよくて早く続きが読みたくなりました。
    一言で...続きを読む
  • 高慢と偏見 下
    ジェーン・オースティンがめっちゃ好きになった本。
    ぜひ20代の女性には一度は読んでほしい。
    ロマンスがぎっしりつまってます☆
  • 高慢と偏見 下
    上からの続き。
    友達と話している最中に判明しました。
    私、"恋に思想がないのが嫌なのよ。"らしいです。
    これ明言じゃない?
    オースティンの小説は確かに、わくわくどきどきする、というものではありませんが、
    ひとりひとりの人物が文章から浮き上がってくるような印象があります。
    登場人物を生かすということに...続きを読む
  • 高慢と偏見 上
    大学の教授がオースティンは素晴らしい作家で、でも
    「誰がお見合いしたとか結婚したとかそんなのどーでもいーじゃない!!」
    と絶叫なさっていたので読んでみた。
    うん、確かにどうでもいいよね。
    でも読める読める。
    面白い。
    あれ、私恋愛小説アレルギーじゃなかったっけか?
    あ、ベネット氏ひどいひと。

  • 高慢と偏見 上
    問答無用で好きな本。
    映画から入ったけど、自分で見て、自分で考えて、行動するヒロインが、
    とても憧れです。芯がある。
    時代を感じさせない本です。
  • 高慢と偏見 上
    ちょっと言葉が古いけど、とってもきゅんとくる恋愛小説でした。
    ダーシーがすごく偏屈で、エリザベスの頑固さと裏っ返しの素直さが、もう……っ!!
    もっと早く読んでおけばと思うけど、もっと前に読んでもあんまり面白くなかったかもなぁとも思う。
    イギリス人のユーモアについてちょっと知ってから読むと、言葉のひと...続きを読む
  • 高慢と偏見 下
    ところでキーラ・ナイトレイ主演のプライド&プレジュディスについて、ぼくはベネット家で一番美人のはずのジェーンよりもエリザベスのほうが明らかに美人だと信じてやみません。
  • 高慢と偏見 下
     1813年に出版されたが、執筆されたのは1796年、作者が21歳の頃だったようだ。
     この作品はずっと昔どこかで読んだ記憶があるのだが、昨年『マンスフィールド・パーク』を読んでとても面白かったので、再読したのである。
     ジェーン・オースティンは彼女自身が育った環境、イギリスの田舎に住む「中の上」く...続きを読む
  • 高慢と偏見 下
    あれだけ嫌っていたダーシーにエリザベスが惹かれていく心の機微がよく描かれていた。エリザベスは賢くて勇気があって良い。ハッピーエンドだった。人物描写が分かりやすくてハッピーエンドで、婦女幼童の読み物って感じ。
  • 高慢と偏見 上
    ずっと気になってた高慢と偏見。ようやく読み始めた!
    長ったらしい台詞が多くて読みやすいとは言えないものの、ハマるとエリザベスを好きになれる。
    でも彼女の何がそんなに魅力的でダーシーを惹きつけるのかと問われると、そこはうまく説明できないな…。
    コリンズ氏のプライドばっかり高いくせに退屈極まりない性格は...続きを読む