富田彬のレビュー一覧

  • 高慢と偏見 上

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    ずっと気になってた高慢と偏見。ようやく読み始めた!
    長ったらしい台詞が多くて読みやすいとは言えないものの、ハマるとエリザベスを好きになれる。
    でも彼女の何がそんなに魅力的でダーシーを惹きつけるのかと問われると、そこはうまく説明できないな…。
    コリンズ氏のプライドばっかり高いくせに退屈極まりない性格はよーく伝わるが。
    さすがにこの小説は新訳の方がわかりやすいのかも?

    それにしても当時のお嬢様達の暮らしの退屈そうなことよ。高等教育を受けるでもなく働くでもなく毎日毎日何してるんだろうと不思議になる。こんなに時間を持て余してたらそりゃ軍の男の子を追いかけ回したくもなるかも。
    親戚の家へ6週間も滞在す

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    2022年11月11日
  • 白鯨 (下)

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    命知らずの船長(エイハブ)と共にする水夫たちの物語です。著者のメルビィルはこの本を通して勇ましい魂の生き様と物語に見える崇高な理念を持って生きる人間の生き様とは?と言うことを旧約聖書に見える言葉を通して訴えているように感じます。この白鯨は大変文学作品としては名作品で名高いものであり人として失敗や過ち、危険を恐れずして突き進む魂の勇壮な生き様とはこの様なものですよ、偉大な魂は不滅だ、と言うことを物語を通して教えているように感じます。

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    2021年11月06日
  • 高慢と偏見 上

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    ネタバレ

    オースティンの名作ですが、現在にも通じるメッセージが沢山。


    思慮深いメアリの、鋭い発言に痺れた。
    「高慢は誰にでもある弱点だと思うわ。万人共通的のものだと思うのよ。人間の性質は、とにかく高慢に傾きやすいんだわ」

    「そして何かしら自分の特質に自己満足を感じない人は、ほとんどいないと思うわ。虚栄と高慢は、よく同じ意味に使われる言葉だけど、まるで別なんだわ。虚栄がなくとも、高慢な人もあるんだから」

    「高慢は自分自身をよく思うことだし、虚栄は人によく思われたいってことなんだわ」

    その通りだなあと思う。

    あと、エリザベスが賢くウィットに富んでいて素敵なので途中からエリザベスを追ってました。笑

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    2021年02月10日
  • 高慢と偏見 下

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    ネタバレ

    かわいいエリザベスのために様々なことをしてあげるダーシー。
    しかもそれは誰にも秘密、って……ダーシーに萌えながら読むのが楽しかった(笑)
    脳内はコリン・ファース一色です。

    その一方でビングリー嬢のようにベネット夫人らと家族になるのは…っていう意見も非難できないのよね。
    女は結婚しないと世間から爪弾きにされてしまう時代。
    ただ5人の娘を嫁がせたい一心の夫人を責められはしないが。

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    2020年10月27日
  • 高慢と偏見 上

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    ネタバレ

    ロマンス読みとして一度は読んでおきたかった超有名作品。
    映画とドラマは視聴済みでストーリーはわかっているのでひたすらダーシーに萌えながら読む、という邪道?な読み方を。
    高慢だと批判していたダーシーの手紙を読んで偏見を持っていたことを自覚するエリザベスのシーンが印象的。
    高慢だったのは一体どっちだったのだろうか。

    「高慢は、誰にもある弱点だと思うわ。」

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    2020年10月25日
  • 高慢と偏見 下

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    少し読みにくい翻訳だが、それを勘案しても読みやすい古典恋愛小説だなと感じた。それだけ原文が読みやすいストーリーになっているのだろう。

    ベネット夫人がもはや狂気に見えるけど、何故ヨーロッパの古典文学作品には頻繁にヒステリーおばさんが出てくるのだろう。

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    2020年08月02日
  • 高慢と偏見 上

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    翻訳だから仕方ないのかもしれないが、意味が分かりにくい部分や時代が違うため想像しにくい部分が多々ある。

    登場人物一人一人が自分の考えを持った実際の人物のように感じる。
    特に主人公のエリザベスの飾りなど一切ない心のありようを書いてあるのも衝撃的。

    この本を読んで、これまで読んできた本の登場人物は物語を進める役を与えられた単なるキャラに感じてしまった。

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    2019年05月10日
  • 高慢と偏見 下

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    最後はハッピーエンド。エリザベスはいつ、ダーシーの愛を受け入れられたのだろうか?という事は微妙にわからない。リディアの結婚を機なのか?バーグ夫人とのやりとりで、自分の心の変化に気づいたのだろうか?
    この心の描写はいいも悪いも普段我々の中に潜む些細なことではあるがそれを文体に誤解なく描ける表現力は恋愛小説としての域を遥かに超えている。

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    2018年12月30日
  • 高慢と偏見 上

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    こういう感情の芽生えはよくあることだと思う。対人関係に置いての印象、その後の情報を自分なりの解釈でスキーマが作り出されていく。本当に他人を理解するまでもなく善し悪しを判断するその傲慢さに主人公エリザベスの苦悩と恥辱に悩まされる後半は共感できる。

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    2018年12月22日
  • 高慢と偏見 下

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    ネタバレ

    最初の出会いは最悪。いがみ合っているようで、実はお互いが気になっている。徐々に誤解が解け、最後は、一気に熱愛に変わる。
    恋愛漫画の王道のような話だが、古典的名作がまさにその通りの展開。200年経っても変わらないものだ。

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    2018年03月21日
  • 高慢と偏見 下

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    あぁ、面白かった。翻訳が古くわかりにくい部分があるけれど、事前に比較サイトで見て、訳者の色や個性が少ないから選んだので、仕方ないです。
    でも、わかにくさを超えて続きをぐいぐい読ませ、じりじりと最後まで楽しませてもらいました。

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    2016年05月25日
  • 高慢と偏見 上

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    面白かった!そりゃ、訳は古臭くて、褒めてるか貶してるかの読み取りも難しいことも多いけど、いろんな人のだめっぽいところは十分に伝わるし、なにより構成として、上巻の終わりにダーシーさんの手紙が来て、ぐぐぐーーって話が面白くなって終わるから、いい印象です。後半も楽しみ。

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    2016年05月22日
  • 高慢と偏見 上

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    上下共に

    なんとなくモンゴメリーのスー姉さんを思い出しながら読んだ。
    それぞれ個性的で、生き生きとしている。
    きっと、この時代の人たちも夢中になって読んだんだろうなと思うと、今も昔も
    人の心は大して変わらないのだろうなと思う。
    ちょっと訳が固くて、読みにくくはあったが読みだすと話に引っ張られて
    どんどん読み進んだ。

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    2013年04月17日
  • 高慢と偏見 上

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    作中で大した事件が起きないのにページをめくってしまう。恋愛という人間の根本的なことを描いているからか?でもそのような作品は今も沢山ある。では、現代の恋愛小説とオースティンの恋愛小説は何が違うのか。次巻も早く読みたい。

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    2012年06月01日
  • 高慢と偏見 上

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    まだ半分を読み終えたところだが、この作品は世に言われている通りの傑作だと断言できる。
    折り返し地点で主人公が今まで知らずに抱いていた偏見が明らかになり、それとともに各登場人物の真意も明かされるのだが、ここで読者はこれまでの描写の如何にも無駄がないことを知ることになる。
    と同時に、偏見を抱いていたのは主人公だけでなく、読者も同様であったということに気付かされるのだが、この手際は見事である。
    下巻を読むのが楽しみだ。

    ※最初、あまりの翻訳の酷さに(英語を頭から訳しているので、日本語の文法としてはかなりまずい)なかなかペースがつかめなかったが、そういうものだと半ば諦めてテキストの意味だけを読み取る

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    2012年05月19日
  • 高慢と偏見 下

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    オースティンが21歳のときに書いた処女作らしいが、そうとは信じられないほど完成していて面白い。

    田舎(?)の娘の婚姻問題というありがちなテーマだが、登場人物が良かった。個人的にはダーシーとビングリー嬢が好き。

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    2011年06月12日
  • 高慢と偏見 上

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    オースティンの小説を読むのは初めてであったが、18世紀ごろの作品とは思えないほど読みやすくて面白かった。

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    2011年06月09日
  • 高慢と偏見 下

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    ベネット家の5人姉妹、次女エリザベスが主役の恋愛文学小説。
    物語のテンポがよく軽快で、気持ちよく読み終えることができた。
    恋するダーシー氏はちょっと可愛いと思ったけど、やっぱりベネット氏が良い味出してます。

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    2011年04月01日
  • 高慢と偏見 上

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    ベネット家の5人姉妹、次女エリザベスが主役の恋愛文学小説。わたしはビングリー氏・ダーシー氏よりベネット氏が好みですね。

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    2011年04月01日
  • 高慢と偏見 下

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    上巻の最後で逆転したと思ったら、まだまだダーシーさんの評価はマイナスな様でもどかしい。でもそのあとは誤解も解けて、幸せな幕引きでほんとに良かった。ジェーンもエリザベスもハッピーで、ついでにパパは最後までおちゃめでした。

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    2010年04月14日