紙城境介のレビュー一覧
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購入済み
タイトルの秀逸さが気になって購入(笑)
期待以上の病み具合にワクワクした。もはやホラーの域(笑)
主人公が新しく築いている人との関係性が、どんな壊され方をするのだろうという、嫌な期待までしてしまう、妹のエグいパーソナリティが良い
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ネタバレ 購入済み
高校2年生の文化祭をメインとしたお話。
1年生のときとは違って、成長が色々とみられたのは佳かったかな…。
ただ気になったのは、4年後の世界には水斗が京大生になって登場しつつも、結女はいったいどうなったのか…。
それと、前々から何度か出てきていた『そのとき』とは、水斗と結女が打ち明ける時だと思って読んでいましたが、
両親夫婦が子どもを授かる方が先に来るとは…、水斗と結女の関係性は今後どうなってしまうのでしょうね -
ネタバレ 購入済み
「黄金の少年期:霊王決戦編」
粛々と紡がれる表のストーリー、本編である筈の裏のストーリーは今巻も伏線を張り続けるだけなのかと思いながら2/3辺りまで読み進めると…。
突如として癇癪を起こしたみたいに暴威を振るい始めた<ビフロンス>?
「黄金の少年期・最終章:学院鏖殺編」へと章を改め続く殺戮、この戦いの鍵を握る事になった少年少女6人。
恐らくはこの3巻と次の4巻とで前後編になると思われる<TO BE CONTINUED>
しかし、本巻発行から約3年弱、いよいよこの物語の本領発揮かと思われたところで生殺し…、続刊を! -
ネタバレ 購入済み
「黄金の少年期:神童集結編」
表のストーリーは、強い異能を得た転生主人公の学園進学、並びに敵ではない好敵手たちとの運命的な出会いと思春期以前の錯綜と…、或る意味テンプレだけど文章の切れがあるのか非常に読み易い。
一方、裏のストーリー、妹は生まれ変わったというより誰かの魂に寄生し乗っ取った感じもするが…、時間遡行すら出来そうな感じだし、前世での部屋の鍵を開けた存在等々、まだまだ開示されていない設定が多そうですね。
次巻も引き続き楽しみます。 -
ネタバレ 購入済み
本編大きく2部構成。
1部目の「決意の乳児期:兄妹転生編」
この物語の根幹に関わる転生前の実の妹との歪んだ関係。
何故に兄がジャックへの転生前に、妹はアネリへ先回りできたのか?
乳児の身体での死闘、その末に…。
そして2部目の「黄金の少年期:才能胎動編」
幼馴染となるフィリーネや、師匠となるラケルら等、新たな人間関係を構築していくジャック。
しかし、始末した筈の前世の妹は、再度転生してきているのか、人間の姿をとらない何者かに成り果てて次の機会を伺っているのか?
もう少し甘い感じを想像して読み始めるも、ホラーですね…
ところで、前世での妹、脅迫ではなく実際に関係者の殺害を行なっていた様 -
Posted by ブクログ
書店で見つけて即購入した1冊!
ライトノベルと本格ミステリの融合体と言ってもいいと思える1冊でした。
探偵王の娘と犯罪王の孫、2人が同じ学校に通うことになり、遭遇した事件に対し繰り広げるそれぞれの生い立ちならではの推理、同じアカデミーに通う探偵志望の学生達による事件の捜査・推理の構築、どの段階にも謎に対するヒントや要点が散りばめられている。
だからこそ推理を披露した時に互いに矛盾や間違い、ミスリードに気付き真実を導き出す。
正直、ライトノベルなのでキャラ推しかなと油断していましたがしっかりミステリが仕込まれており、読んでいて飽きなかったです!
この作品は、重要な所を太字にしてくれていますが