石倉洋子のレビュー一覧
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今年から国際事業に関わることになったので、海外で戦えうには何が必要なのかを知りたくて読んだ。
大事だと思ったのは「意見を言う+理由をつける」のは海外とのビジネスでより重要になると考えた。
逆に意見のない「反応」は不要。
本書では国際派プロフェッショナルを以下のように定義する。
・武器として圧倒的な知識と技術を持つ
・個人で勝負ができる
・加えて「パッション」と「プライド」を持つ。
国際派プロフェッショナルになるために、20代、30代、30代以降のキャリアステップを、ケーススタディで説明する。
そして「現場力/表現力/時感力/当事者力/直観力」の五つの力を磨けという。
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タルピオット イスラエル式エリート養成プログラム
著:石倉洋子 , ナアマ・ルベンチック
タルピオットとは、イスエル国防軍で、毎年50人しか選ばれないというエリートプログラム。
イスラエルは、人口約900万人と大阪府と同じくらい、面積は2.2万平方キロメートルと四国ぐらいの小国である、しかし、国民一人あたりのベンチャーキャピタル投資額は674ドルで世界一。対GNP比でも0.38%と世界一で、アメリカを上回る。
本書ではイスラエルのイノベーションの仕組みについて以下の6章により紹介されている。
①中東のシリコンバレーイスラエル
②スタートアップネーションの誕生
③イスラエルを支えるエコシ -
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イスラエルはスタートアップネーションと呼ばれるほどハイテク起業が盛んで、世界中から技術と優秀な人材が集まっている。出る杭を打たず、失敗を許容し、言われた通りにはやらない、こういった文化がその背景にある。そしてタイトルにもあるタルピオットという軍のエリートプログラムは、幼少時代から優秀な人材を選抜しており、兵役後に大活躍しているとのこと。
日本は0→1が不得手だったり、その他もろもろ現代の経済状況には向かない特質があるが、イスラエルとの協同で変革できるかもしれない。
2010年にエルサレムの旧市街には行ったけど、新市街やテルアビブに行って見ておけばよかったな。2020年5月にはオスロ合意を無効に -
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これからの時代の生き方
①自分をオープン化する(枠を超えて様々他分野の人と交わる)
②他者との関わりの中で自分のユニークさを見つける(違う分野の人と関わり自分を客観視する)
③自分のユニークさを組み合わせ自分にしかできない仕事をする
この生き方は以下の理由からこれから必要になる。
・スマホの普及でインターネット、SNS、遠隔会議の利用が当たり前になって来ており、世界がオープン化していること
・世界がオープン化していることにより、個人が様々な人・領域に触れることができ、個人が持つ可能性が広がっていること
・インターネット普及により誰もが均質な情報を得られるため、新しいアイデアを生み出すために複 -
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久しぶりに石倉先生が書かれた著書を一読。内容は日頃のブログやらで何度も言われていることなので、特に新しいことは正直私的に少ないのだけれども、、でもそれを全て有言実行するのは大変。先生は全て有言実行されているということが普通の人と差をつけているのだと思う。
いくつか響いた言葉として、例えば、「"I belong here"を直感したら努力してみる。」まさしく私も同感。直感を信じるといったらいいのだろうか。私自身もキャリア転換する前に、アメリカでのコンベンションで、自分が将来そこにいる姿が想像できたという理屈でない感触が今の自分を信じる基の一つになっている。これからもこうした感 -
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友達に誘われてたまたま潜った授業で、石倉先生が講義をされていた。そのことがきっかけとなり、この本も読むことにした。
内容は、ICTの急速な進歩などにより変化が日常となった現代において、いかにキャリア戦略を考えるかがテーマとなっている。その際のキーワードは、「オープン化」「ORをANDにする」「ユニークさ」の3つである。国境、業界、組織の壁がなくなってきている中で、広く世界に目を向けて自分に合ったフィールドを探し(オープン化)、選択肢からどれかを選択するのではなく、組み合わせることを考え(ORをANDにする)、自分だけの特色(ユニークさ)を活かす。このような人こそ、グローバルキャリアとして活躍 -
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「ORではなく、AND」
この考え方は非常に素晴らしい。
自分自身が持っているスキル、ノウハウ、強みを個々としてではなく、相乗効果(AND)として強みを持たせ、ユニークな強みを持って自分のキャリアを形成していこうという一冊です。
ジョブズ氏のスタンフォード大学の例も挙げられておりますが、「個」が実は結び合って、総合的な力を身につける話も登場しており、
最近になって、少なからずそのような考え方がわかるようになってきました。
視野を広げ、まずは行動する、そして、自分自身の強みをもって、グローバルに活躍していくといったこと。自分がキャリア形成していくための指南書になるはずです。
実際の7人の