“多くの日本人は仕事をするには組織に所属するのが当たり前だと思ってきた。しかし、組織に依存する時代は終わり、個人ベースで仕事をする人も増えつつある。また組織に属していたとしても、数年前までは当たり前と思われていた一社でキャリアを終わるという生き方は減り、個人のユニークさや特色が必要となってきている。実際、最近の就職活動や転職の状況、プロ志向の高まりなどを見ると、このような兆しに気づいている若者が多くなりつつあることがわかる。
これからの日本を担う若い世代は特に、組織に属するという従来からのキャリアパターンではなく、個人で何か専門的な知識や技術を身に付け、組織に関係なく生計を立て、キャリアを積んでいくプロフェッショナルとしての生き方を強く意識すべきだろう。(はしがきより)”
Posted by ブクログ 2013年03月15日
最近組織に属すことになり、過去の所属に際しての反省を行ったばかりで、自分の漠然とした考えを言語化してくれていてとてもよかった。全ては意識の持ちよう。
以下メモ
○プロ意識
○目的意識を持って留学に挑む
○コミュニケーションに際して自身のプリンシプル、考えを主張。人脈作り。疑問点は聞き、感想は伝える...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月27日
私の大学に講演に来た著者からいただいた本。
世界を見据えた「プロフェッショナル」になるために必要な心構えや、姿勢、必要なことを提示してくれている。
10代のときは著者の言うことなどピンとこなかったし、興味もなかったが、後々のことを考えるとこのような本と出合えたことは良かったと思える日が来るか...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月02日
【気付き】
世界で戦えるプロとは「腕一本で渡っていける技術的に優れた人」であり、そのためには、人よりも圧倒的な専門的知識と、常に努力し新技術や情報を取得し続けることが必要となる。
グっときたのが「この世に自分は1人しかいない。何か勝負できるもの、意味があるはず」という、個人の存在そのものを肯定す...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年06月16日
日本に対する洞察など、読んでいて「そう、そう」と思う部分が多々あった。こうゆう本にありがちな押し付けがましさ、単なる自身のキャリアの自慢ととれるようなところがなく、読み易かった。読んでいて、筆者の豊富な経験・知識・人間性が伺える。
日本においては世界的キャリアをつくれるような土壌がないことは明らか。...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月25日
大先輩からリファレンス。折角ダボス会議に呼ばれても、間違った英語や内容のない話したらイヤなので黙ってる日本人‥、じゃあ、もったいないんじゃない!?間違ったっていいじゃない、素直に☆ユックリ話せばいいじゃない。
議論ができる日本になろうという趣旨に紹介されていた、感想戦(スキルを磨くために棋士が試合後...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月22日
著者の石倉洋子さんからの情報です!2006年に出たこの本がこのたび11刷発行となりました!勝間和代さんのことを教えてくださったのも洋子さん!NATO(No Action Talk Only)ではダメ!と叱咤激励してくださる黒川清先生は今となっては「お父さん!」これからも、この本をバイブルに人生をデザ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年12月01日
僕たちは「たぶん~だから」「~が~だから」など、何かにつけてもっともらしい理由をつけて、行動せずにいる選択をしがちだ。本書においては、それが如何に自らの可能性を失くし、閉塞的で、内向き思考につながり危険かがお二人の経験から明らかになっている。世界が急速に繋がり、物理的な距離が意味を為さなくなり、世界...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年11月23日
探してた本がなくて、代わりに買ってみたんだけど、
面白くてさくさく読めた。
とりあえず思ったのは、
内に籠ってちゃダメで、広い視野を持って、
枠とか型の中だけで物事を考えない ってこと。
当たり前のようで、切羽詰まるとすぐ忘れちゃうから、
このタイミングで思い出せて良かった。
それから、どれだ...続きを読む