後藤リウのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
劇場版ガンダムSEED FREEDOMのノベライズ。
前作2作から20年…! 前作も小説版を読んでいた記憶があります。
劇場に行くのはな〜と思いつつ、内容が気になっていたので手に取りました。
戦いがなければ、モビルスーツの活躍の場面はない=ガンダムシリーズの物語は成立しないわけで…戦争は起こります。
ファウンデーションはいかにも…な存在なので、やはりね…という展開です。
しかし、あんなに強く結びついていたキラとラクスが2年(作品の世界では)の間にこんなにすれ違うようになっていたとは驚きでした。
ちょっとしか出てきませんでしたが、アスランとメイリンは淡々とした同僚という感じで安心しました。
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Posted by ブクログ
"一也は七名子の手をぐっと握ってから、先頭車両の方を窺う。
「あいつ、追っかけてくるかな?ちぇっ、あんな奴にこんなとこで殺されでもしたら、母ちゃんに殺されちまう」
彼は矛盾したことを言ったことに気づき、自分でちょっと笑った。
「うち、父ちゃんが二年前に死んじゃってるからさ。俺が死んだら母ちゃんと妹だけになっちまう」
七名子はこわばった顔で、じっと少年を見つめていた。
「それは……駄目だよ、死んだら」
「うん、駄目だ」"[p.86]
3巻目。謎を残しつつ話は区切られ、続きも出てないため事実上の最終巻?
西宮夕のその後が語られていないように感じる。
最後の意味深な女性は誰?あ -
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Posted by ブクログ
"「な、何よ」
宇城は、すっと目をそらした。
「……あれは、おまえ自身のことか?」
「え、何のこと……?」
七名子は目を瞬かせる。その問いには答えず、宇城はひょいと肩をすくめて、歩きだした。
「ちっ……つまんねえ結末だな」"[p.113]
彼女の両親とか、ダブりの話とか。前巻で出てたか否か覚えてないけど、以後明らかになるにつれて宇城との関係にも何か意味が出てきそうで。
前髪云々は最初、時間の流れが速くなっちゃってるのかと思った。
"「ですよねー!」
七名子は不覚にも感涙しそうになる。
まさかこんなところに、これまで誰にも理解されなかった趣味を、分かちあえる心の -
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- カート
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試し読み
Posted by ブクログ
女の子率の低いライト小説。いわゆる、私向き。
楽しかった。設定が、どことなく(それこそ)魔界都市やら黒の契約者的な印象を持たせてくれる。要するに、好きな方向の設定(好きだから選んだわけだけど)。
話しはおもしろく、社会的、少年的な問題を提起しつつも、それについては解決している――感じはするものの、非常に耳に痛かった。(大人に対しての子供から見た見解が実に的を射ている)
しかしながら、ストーリー的な問題は最後まで解決されず、何と無く尻切れ的な感じが見える。こう……次を予測させる海外ホラー映画のような終わり方。
謎は謎のままとっておきましょう。って感じなおわり方だと、読後感にもやもやが残ってしまう -
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