【感想・ネタバレ】スクウォッター 僕と僕らの境界線のレビュー

あらすじ

登校する生徒たちのなかに、ポツンと混じった黒い姿――その少年と出会った時から、透の高校生活は、変わってしまった。いつの間にかクラスの誰かが消えているのに、誰もその事実に気づかない。そして、透の十年来の親友・日高に襲いかかる凶鳥の黒い影。愚かしくも愛おしい〈日常〉が終わりを告げたとき、透は知る。自らが、人ならぬ何かに変貌したことを。常人には見えない「分身」を操り、戦うことを宿命づけられた少年たち。未知の感染源「不法占拠者(スクウォッター)」は、彼らをどこへ誘うのだろうか……?※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。

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Posted by ブクログ

僕、こういう世界に生まれたかったです。
まあ、生まれたとしても、スクウォッターに感染しないで、とけてしまう側だろうけど。
それでもそーゆー能力にあこがれます。

ちょっと微妙な終わり方したので、続きがあるんじゃないかなって期待してます。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

断章のグリムを思い出しました。特別な力と感染という設定(雰囲気?)が似てるような……? まあ、あちらほどグロテスクな表現はないですが。
普通に見える普通じゃない主人公と、普通に見えない普通の感覚を持つ相棒。話も面白いですが、微妙に既視感を覚える私としては、キャラ像が好き、“知覚”に関する話が好き、なので★4つ。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

女の子率の低いライト小説。いわゆる、私向き。
楽しかった。設定が、どことなく(それこそ)魔界都市やら黒の契約者的な印象を持たせてくれる。要するに、好きな方向の設定(好きだから選んだわけだけど)。
話しはおもしろく、社会的、少年的な問題を提起しつつも、それについては解決している――感じはするものの、非常に耳に痛かった。(大人に対しての子供から見た見解が実に的を射ている)
しかしながら、ストーリー的な問題は最後まで解決されず、何と無く尻切れ的な感じが見える。こう……次を予測させる海外ホラー映画のような終わり方。
謎は謎のままとっておきましょう。って感じなおわり方だと、読後感にもやもやが残ってしまう。中途が面白かっただけに、ちょっと残念な感じがしないでもない。

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2011年02月02日

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