江野スミのレビュー一覧

亜獣譚のちょいたし-総集編-

江野スミ

[ゆうこ]

巨乳痴女と変態ゴリラのエロと笑

「亜獣譚」の本編にこれが付いてたら江野スミ先生の趣旨がもっと理解しやすかったかも！
見た目による偏見や差別、人間が作った“普通”という残酷な思想など倫理哲学的思考。凄い博学とうんちく‼
本編では知らなかったソウの髪飾りの中身の秘密と使い方．．．．．遭難の極限状態でアキミヤに処女を奪われ、害獣病をうつされたのに、“かわいい人”って言えた理由と本音。遭難3日目で秘密の使い方でのめり込み、やる気マンマン、アキミヤの性的虜になったのは、実は処女ではなかったのでは??
少しボーっとした感じのソウ（偏見）の欲望と本音、強かさなどの新事実とアキミヤの変態ぶりと妄想、マッチョに関する雑学。
爆笑の「性別反転　亜獣譚　3話4話」「オカン故郷系アンドロイド」「死ぬまでにやりたいプレイ」など盛り沢山‼
巻末の作中年表で本編最後の出会いと同じ場所でお互いの想いを告げ、“かわいい人”で終わる迄の長い年月が不明で、ゾネとクワタは? エドゥルからの救援は?などの謎とその後が解り良かったです。

＃ドロドロ ＃笑える

亜獣譚 8

江野スミ

[ゆうこ]

胸を打つ究極の愛．．．．．

アキミヤとユメカミのソウ奪還計略。ツユボネのアキミヤを利用する為14年間ついてきた嘘．．．．それによる苦悩の人生．．．ツユボネの狡猾さ。ゾネとクワタとチルによる協力。手に汗握る展開‼　優しいだけのソウの極限状態での驚愕の勇気と粘り強さ‼　ラビンナックとツユボネの性的不能という共通点。出会いと同じ場所でアキミヤとソウがお互いの真実の想いを告げる、胸を打つ究極の愛．．．．．感動で心が震えます。
出会った時と同じソウの“かわいい人”で終わるのも素敵です。
正と悪の混乱と愛を問う、人間を問う戦慄のダークファンタジー。

＃切ない ＃ドキドキハラハラ ＃感動する

亜獣譚 7

江野スミ

[ゆうこ]

アキミヤの天秤とツユボネの狂気

アキミヤの理想と天秤。これまでの行動の謎の本音と苦悩．．．．．ソウの優しさと愛で包まれていきます。でも少し何か引っかかる??
ユメカミがツユボネがソウを雇った理由に気付き、ゾネもアキミヤの使命に気付き、アキミヤがシュンカの両親の謎の死の真相を知り、事態が急激に動き出します‼　アキミヤの血塗られた一族の歴史とツユボネの血生臭い残虐非道の狂気．．．．衝撃がもう止まりません‼‼

＃ドキドキハラハラ ＃ドロドロ ＃怖い

亜獣譚 6

江野スミ

[ゆうこ]

ユメカミの過去とアキミヤの仕事

士官学校の同級生のユメカミの惨憺たる過去。冷血非情な家族、士官学校の生徒による絶え間ない悍ましく陰湿な虐めと暴力．．．．．ハラセの中傷。
あまりの凄絶さに背筋が寒くなります．．．．．そんな中アキミヤへの憧れ。ソウの誰でも理解する優しさにも少し不自然さを感じます．．．．
カニバリズムのラビンナックを利用したツユボネの膨大な陰謀。アキミヤとの関係ともう1つの仕事．．．．正義の意味とは!?
色々な謎が少しずつ解き明かされていきます。もうたまりません‼‼

＃怖い ＃ドキドキハラハラ ＃ドロドロ

亜獣譚 5

江野スミ

[ゆうこ]

アキミアの過去と闇解決プラン

アキミヤの悲惨な生立ちと生活も心も不浄な叔父夫婦。幼少時代にシュンカとの出会いで芽生える恋心。両親との面会で知る自分の恐ろしい宿命．．．．
叔父の狂気とアキミヤの心の深い闇．．．．あまりにも悲痛さに胸が締め付けられます。
アンドロイドのアイネの画策による、ちょっと調子が良い解決プランで溶かされていく屈折したアキミヤの心の闇。
急に誠実な償いを考える変貌 ‼　江野先生お得意のラビンナックのカニバリズム。ますます夢中になります‼

＃ドキドキハラハラ ＃泣ける ＃切ない

亜獣譚 4

江野スミ

[ゆうこ]

アキミアの正体と心の闇

ノエとウェーヌの人種を超えた無償の愛とノエの最期の悲痛な叫び(鳴き声)．．．．．
シュペイ人はどう見ても鳥類人間というより爬虫類か害獣に見え、シュペイの害獣病菌散布の隠された真の目的も納得がいきます。
弱い者の味方になり全て揉み消すアキミアの正体? 大統領との関係とは⁇
死者が蘇るアンドロイドの国エ・ドゥル・ララルトゥ・ルとシュンカとの邂逅。
アキミアの心の闇が少しずつ解明されていきます．．．．

＃ドキドキハラハラ ＃ダーク ＃切ない

亜獣譚 3

江野スミ

[ゆうこ]

害獣病の謎と歴史

脱出計画にチルが呼んだ害獣は幼い頃から育てたのと同一なのか謎です．．．．
アキミアの活躍とチルの苦悩を理解し逃がす優しさ。狡猾な狂気から意外な人間らしさが見えてきました。
いきなりの鳥類人間シュペイ人の登場でちょっとコミカルになりましたが、ゾネの捕虜時代に聞いた戦慄する話．．．．
トランスジェンダーニンダと色々な因縁。ますますのめり込みます‼‼
スラヴ地方の吸血鬼にインスパイアされ、物語のアイデアになったという江野先生の解説も興味深いです。

＃ドキドキハラハラ ＃切ない ＃ダーク

亜獣譚 2

江野スミ

[ゆうこ]

其々の想い苦悩と陰謀が絡み合う

アキミアの子供の頃からの屈折した罪悪感と贖罪の狂気、ソウへの想い。
騙され害獣病をうつされたのに、ソウのアキミアへの恋．．．．
ハラセの陰謀と絶えることないチルへの凌辱．．．．．アキミアによる救出とソウとの関係に気付いたチルの憤慨と苦悶．．．．．
エンリとの感動の和解。害獣との脱出計画。少しずつ謎が解け事態が進んで行きます‼
もう病みつきです‼‼

＃ドロドロ ＃ドキドキハラハラ ＃怖い

亜獣譚 1

江野スミ

[ゆうこ]

人と獣の魂の慟哭

「アフターゴッド」で江野先生の耽美で狂気的な世界の虜になり、期待してこれを読み出したら作画が雑で、ブサイクなおじさんと巨乳女性のエッチから始まり、典型的な安っぽい少年漫画でガッカリしましたが、害獣病にアキミアの狡猾な強かさ、美少年チルのヴィエドゴニャの苦悩、害獣への偏愛、ハラセ教官による凌辱、絶望の末出会った害獣との策略．．．．．もうどんどん物語に惹き込ます‼　チルが害獣を恋人と呼ぶ意味は⁇
さすが江野ダークファンタジーワールドどっぷりハマり続きが待てません‼‼

＃ドキドキハラハラ ＃ドロドロ ＃ダーク

亜獣譚 1

江野スミ

[∞]

φ(. . )°˖✧

ゴリラブ💛俺のオナ●ー本くらいの良さ。

亜獣譚 8

江野スミ

[なはや]

忘れられない物語

静かなるハピエン。
最後まで深みのあるお話でした。
シュンカさん達がここで出てくるとは！
彼らが主人公たちの思い出とともにこの先も悠久の刻を生きていってくれるのでしょう。

グロくダークなテーマにもかかわらず、重い気分にならずに済んだのは、どの登場人物も内面的な強さがあり、救いがあり、ある意味勧善懲悪的な部分があったからだと思いました。

少し改名されて次作を発表されていますが、そちらもオススメです！

＃感動する ＃深い ＃ダーク

亜獣譚 3

江野スミ

[よる]

ここにきて

ここにきて、害獣病が何故広まったのかが明かされる。こんなインパクトある設定、よく3巻まで引っ張ったな！？

亜獣譚 8

江野スミ

[しらこぽんず]

良かった

素晴らしい幕引きでした。

かわいい人

タイトル回収凄く良かったです。

登場人物、感情が全て良かったですが

たびしカワラん!! 2

江野スミ

[よしい]

じっくり読みたい

作り込まれたこの世界を楽しみたい。
ラストからまた一巻へ戻ってきたい

たびしカワラん!! 3

江野スミ

[よしい]

すすめる相手を選ぶ

アングラという一言では言い尽くせず深いだとか面白いだとか急に語彙力が減ってしまう

たびしカワラん!! 4

江野スミ

[よしい]

どっぷり浸からされた

この例えようがない世界観は唯一無二であり形容しがたく。ただ何かの感情がひたすら揺さぶられた

たびしカワラん!! 1

江野スミ

[未完]

作者の才能がすごい

１巻を読んだ後
絵が圧倒的に美しいのと凄い世界観、でもよく分からない。
女装しておっさんに脱ぎたてパンツを売って生活しているクレイシハラ(売れたことはない)。瓦屋との関係性も不明。
よくあるアングラマンガ、嫌いじゃない。

２巻を読んだ後
話が急展開。１巻の意味の無いような話伏線だとわかって一気に面白くなってきた。
(作者が１巻の巻末で言ってたのはこのことか…！)

とにかく１巻で読むのをやめてしまうのは非常に勿体無い。
２巻を読んだ上で読み返してみると更に面白い。
最初っから作者の想いが詰まった作品なんだと感じる。

＃深い ＃ダーク ＃エモい

亜獣譚 3

江野スミ

[かなめ]

中毒性

読めば読むほど引き込まれていく中毒性のある本。世界観も絵もしっかりしていて、話の間にある小話もおもしろい。

亜獣譚 1

江野スミ

[かなめ]

おもしろい

キャラたちの狂気がいいですね。展開の予想がつかずハラハラします。
主人公の男…すごく個人的な意見だけど、顔が銀行員とか市役所にいそうなおじさんでちょっと残念。ずっとメガネ外しててくれればいいのに。

亜獣譚 8

江野スミ

[おでん]

おすすめです！

最初の方、ツキヒコがちょっと気持ち悪い人に思えて引いてしまいましたが、そこでやめなくて良かった！それを乗り越えた先に、心に残る物語が待っていました。
ツキヒコとソウの対比がとても良いです。全然違うけど、だからこそ、お互いを必要としたのだと思います。最初、ツキヒコは自分を殺してくれる美しい人を求め、ソウは自分の言うことをなんでも聞く悪魔を求めただけだったのに。。。最後、泣けました。
また、悪役のツユボネもとても印象的でした。目的のためなら手段を選ばず、どんな残虐なことをしても平然としているような人物ですが、ツユボネの台詞には、心に刺さるものが多かったです。なかでも、６巻収録の第五十二話「正義感と嫌悪感」でツユボネの話す「良い人とは」には凄く納得してしまいました。同じく悪役で、本能で生きるラビンナックもとても怖くて魅力的でした。この二人はネーミングも面白くて、「ツユボネ＝露骨」、「ラビンナック＝cannibal（人食い）を逆読み」、であることを知った時は驚きました。
あと、全編とおして、ツユボネの飼っている猫が本当に可愛い！

＃泣ける ＃深い ＃感動する