江野スミのレビュー一覧
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購入済み
深い闇…だけじゃない
深い。深すぎる。
闇のねじれまで描き込む。
ちょいちょい笑わせられるセンスもすごい。
続きを早く。
ちなみにアキミアの肉ゴリラっぷりは最強w -
無料版購入済み
ここまで徹底してクズな主人公は珍しく、逆に振り切っていて清々しい
ハラセも主人公に負けず劣らず、あるいはそれ以上のクズっぷりで強烈だった
レイプ描写を含むダークファンタジーなので、好みは分かれそうだが。 今後の展開が楽しみ
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Posted by ブクログ
ネタバレこの作品を読み始めた時は「何なんだこの変態エロマンガは…(苦笑)」と思ってました。
でも、読んでいて「先天的、又は後天的に、人が恐れる病の菌を持ってしまった保有者の気持ち」が細かに描かれていて面白くなってきました。
それだけではなく、「性的異常者に弱みを握られ、暴行を受けた人とその家族や友人」など、現実の世界でも起こりうる人の暗い部分であったり…
又は「遺伝子レベルまで語られる危険生物『害獣』の進化の話」など、架空の話なのに本当にありそうと思えるくらいリアルに感じられるシーンなど、興味深いところが満載です。
この先が楽しみです!
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Posted by ブクログ
チルの友人であり駆除隊二等兵のエンリ。ニンダがエンリに言う
「嫌いな人と嫌い合うのは両想いの次に上等なんだよ 嫌いな人に好かれるのは嫌だし 好きな人に嫌われるのは一番嫌でしょ?」
言葉がこの作品の真理を突いている。
ヴィエゴドニャは生きている間は人なんだから、保護されてしかるべきと言うニンダの考え方。チルが親友だから、そう言う考えに至ったエンリ。
害獣は元は人間で、それでも人間の世界から見ると害虫と同じく駆除対象で、誰しもが害獣になってしまう可能性もあり、そう言う「元は人間なのに殺せない」ではない視点から描かれていて面白い!!キャリアは死ななきゃ発症しないので命に担保が付いているんだが、そ -
Posted by ブクログ
害獣病により、人間が人間の亜種「奇獣」になってしまう世界。駆除隊がおり、害獣として「元人間」も否応なく抹殺されていく。先天的に害獣病に免疫を持つ「ヴィエゴドニャ」と言う、害獣病キャリアを抱えながらも死ななければ発症しない。1巻ではこの体質の相対する二人に焦点が当てられている。性感染するので、そこの「搾取」が生まれていく。
害獣駆除兵:アキミツ(ヴィエゴドニャ)
衛生兵:ホシ・ソウ(アキミツから感染)
元駆除兵二等兵:ホシ・チル(子供の時に保護した害獣より感染)
ホシ姉弟が搾取されている状態なのだが(そしてアキミツはかなり精神的にこじらせているものを抱えており、立派な変態となっている)更にねじく