あらすじ
大学非常勤講師の瓦屋千蔭(26)は、
この日、突如、頭上から落ちてきた看板の下敷きになり
潰れなければならない。
そんな血まみれの彼女を
己の唾液のみで治癒したのは、
地上と地獄を行き来する呪術師・クレイシハラ。
彼との出会いを機に、
千蔭は地獄の世界へと誘われる―…。
“呪い”という縁に導かれた、歪な愛の物語。
感情タグBEST3
圧倒される
哲学的な小難しい話かと思えばギャグマンガのような展開もあり、全体的に意味がわからない。しかし絵の圧倒的なクオリティーの高さとのギャップで妙に惹きつけられる。カリスマ性のあるマンガだ。
紙の本も所持してますがいつでも読み返せるよう電子版を購入しました
世界観が独特なサブカル的で哲学的で微エログロで若干の狂喜をはらんだ作品
絵の描き込み具合も狂気
ストーリーの形が見えてくるのは2巻からで1巻は初回読みでは意味が分からなくても意味のある描写なので読み返しが楽しいです
作者の才能がすごい
1巻を読んだ後
絵が圧倒的に美しいのと凄い世界観、でもよく分からない。
女装しておっさんに脱ぎたてパンツを売って生活しているクレイシハラ(売れたことはない)。瓦屋との関係性も不明。
よくあるアングラマンガ、嫌いじゃない。
2巻を読んだ後
話が急展開。1巻の意味の無いような話伏線だとわかって一気に面白くなってきた。
(作者が1巻の巻末で言ってたのはこのことか…!)
とにかく1巻で読むのをやめてしまうのは非常に勿体無い。
2巻を読んだ上で読み返してみると更に面白い。
最初っから作者の想いが詰まった作品なんだと感じる。
Posted by ブクログ
呪術師クレイシハラは、地上の下に在る地獄で、常に地獄の獣に食べられている呪術師。地獄なので、どんなに食べられようと肉体は再生する。瓦屋千蔭(26歳・独身)は大学で非常勤講師をしているオカルト研究員。この二人になんの接点も無い様な気がするが、なんと言えばいいのか、作者独特のカオスな世界が幕を開ける。
Posted by ブクログ
表紙に惹かれて購入
不条理系って言うのかなぁ…ちょっと私にはハードルが高かった(+o+)
しかし なんとなく質のいい作品な薫りがする…
私が未熟なせいで理解は出来なかったけど
「良い作品」だと思う。って感じです。
「お食べ~!」のプルン!が生理的にダメで…
理解できなくてちょっと口惜しい(笑)
哲学的狂気とエログロパレード
「アフターゴッド」で江野先生の大ファンになり「亜獣譚」もどんどん惹き込まれたのですが、これは初期の作品で、絵画的な耽美妖艶な描写は素敵ですが、ちょっと哲学的理論的で難しく、クレイシハラのハチャメチャなエログロがどうも理解できず、レビューにもある様に“1巻では理解出来ないので最後迄読み続ける”とあるのですが、やはりクレイシハラが魅力的でないので、ここで断念します....